いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2007年10月

ボッタクリ投信に気をつけよう

最近自身の勉強もかねていろいろな投資信託を調べています。
今のところは、さわかみファンド
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの2つの
ノーロード(購入手数料なし)ファンドをせっせと買ってます。

あと個人型の確定拠出年金を中央三井アセット信託に申し込み
ましたので、近々三井住友・日本株式インデックス年金ファンド
ステート : ステートDC外国株式インデックスオープン
の2つが、私のポートフォリオに加わります。
これらにも購入時には手数料はかかりません。

中国やインド、東欧ロシアなんかの新興国に投資する
投資信託も面白そうだし、勉強もかねて購入したいと
思ってるですが、コストが高い。これがネック。
購入手数料も高いし、信託報酬も高い。

購入手数料のかからない、ノーロードでも信託報酬は高いし、
これはよさそうと思える投信は、購入手数料もこれまた高い。

たとえば購入手数料が(税込)3.15%なんて投信が沢山。
しかし考えてみれば、建物・土地なんかの仲介手数料は
一般的に取引価額×3%+6万円が相場ですが、
それらと比べてもずいぶんと高いなぁと思います。
しかも信託報酬からも販売者には手数料が払われる。
ボッタクリじゃないの。

思うに株式売買の手数料はネット取引が一般的になって、
証券会社は株式売買手数料では儲けがでなくなった。
で、でてきたのが手数料が消費者にはわかりにくい
投資信託の販売。

新しい投資手法だの、ベンチャーに投資だの、普通の人に
目利きができななければ、できないほどよいのです。
手数料をふんだくる理由ができるから。

ここのところ新聞を見てると、毎日のように
新しい投資信託の販売、投資セミナーの広告が出ています。

な〜にを狙っているのか。


ストレスだストレス・・俺が

最近気づいたのだが、どうも私は何もしなくとも
人にストレスを与えるキャラクターのようだ。

今日もそうなのだが、こちらの顔色を
うかがいながら、人が話してるような気がするのだ。
よくよく考えれば、今までだってそうだった。

人にあわせることをしないからか?
ハッキリものをいい過ぎなのか?

よーわからん。
どうなんだろ。

謎だ・・

帳簿上は大金持ち

お金がないのに、なぜかお金がある。
つまり実際のお金はカラッ欠にもかかわらず、
なぜか「帳簿上」はお金がだぶついてる。

記帳代行を会計事務所側でやってると、実際のお金を
確認しながら作業してるわけではないので、こういった
ことはよ〜くある。

なぜ、なぜ、なぜ、と聞くのですが原因がわからない。
しかしそのままでは決算組めないので、だぶついたお金は
誰かがかぶることになる(あと使途不明で税金ドカッと
支払う方法もなくはないです)。

それは社長、代表者。

所得税払いながら役員報酬とって、せっせと返済してもらう。
ついでに住民税も社会保険料もみな上がる。
お金はもらえないにも係わらず、負担だけが増えるのです。

ご苦労様。
頑張って返済してください。
わたしゃどうしてあげることもできません。

皆様もお気をつけてください。
お金には現実のものと、帳簿上の2つあるのですよ〜

事実と実感をどううめるんじゃい!

会計事務所の永遠の課題といえるのが、社長が感じる
「お金の実感」と試算表のうえでの「お金の現実」の
乖離をうめることといったことがあります。

納税に対して激しい抵抗を社長がみせる場合、大抵この
事実が根っこにあるのです。

会計事務所
「今期一応利益出てますね。××納税になります」

社長
「お金全然ない。儲かってない!」

会計事務所は、投資に回ったとか、借金の返済に
充てられたとか、一生懸命説明しようとしますが、
社長の感覚、実感はそれを拒絶するのです。

長年これらの体験を通じて私はこう実践してます。

1.いきなり試算表で説明しても普通は受けつけない。

2.お金が苦しいといった、精神的事実を理解してあげること。

3.社長の普段のお金のやりくりにおとして説明すること。

4.社長はとっても大変といった「同情」を必ず
話の端々に盛り込むこと(こちらも涙ぐめばよりよい)。

こんな感じで入り口を整えるようにしています。
まあ、会計ほとんど知らない人ばかりですから、
どうやって納得を得るかが重要なのです。
多少インチキっぽいですが、気にしない気にしない。

不思議なもんで、長年この仕事やってると、
試算表の数字見てるだけで、社長が思ってることの
大体が想像がつくようになるのです。

会計のロジックに人の感情のもつ潤いを与える。
まあようするにお涙頂戴なのです。

減価償却のドタバタ本番はこれから

減価償却のデータを入力しながら思ったのは、
改正の影響はずいぶんと大きいのですね。今更ながらですが。

耐用年数2年だと償却率100%、中途取得だと月割り
ですが、事業年度の初め取得だと即時償却みたいなもの。
また耐用年数が短い資産の償却率は、随分と大きく
なりました。

大きな投資をする会社の場合、今までと同じように
収益予測してしまうと、えらく誤差が出てしまう可能性が
あるので、注意が必要だと思います。

それとこういった改正があると、昔のソフトのまま作業して
しまうことにも気をつけましょう。上記のとおり、
4月1日以降取得資産の償却率は随分と違うので、
間違えると税額への影響額が大きいのです。

聞いた話では、上場企業で巨額の固定資産を所有する
会社では大変な騒ぎになってるとか。簿価1円まで
償却すると、ものすごい赤字が出てしまう会社も
あるようです。

5%の残存価額の税務ルールの手続きに会計上も
縛られていた会社、それらに縛られず可能な限り償却した
会社との違いがこういった大きなルールの変更時に
差になって表れる。それと償却システムの手直しも
なかなかに大変な模様です。

2、3日前に日本税理士連合会から
「税理士損害賠償責任保険事故予防のため」といった
チェックリストが送られてきました。

NO.8 減価償却 
●H19.4.1以後に取得した減価償却資産の償却方法に
ついて改正後の償却方法によっているか。

●償却可能限度額の廃止に伴い、H19.3.31以前取得の
減価償却資産について既に償却可能限度額に達しているものに
ついて・・・

日本シリーズ・・らしい

いよいよ明日は今年の日本シリーズ初戦。
先発は川上とダルビッシュ。

が、


タイガースが出ないから興味なし・・


面倒、イヤッ!これポイントね

今日の昼過ぎでしょうか、若い社会保険労務士さんが私の
ところに売り込みに来ました。やはり開業したての若い人なら
それくらいの行動力がないといけないのです。

社会保険労務士の方が最初考える、就業規則の見直し、
賃金規定作成、人事コンサルティングといった業務に対する
ニーズは、中小零細事業なんかではほとんどないことなんかの
話をしました。

いきなりそんな話を持っていっても、中小零細の社長が
興味をしめすわけもなく、とにかく人がやりたがらないこと、
手間がかかって嫌がることが一番入って行きやすいことを
アドバイスしました。

私たち税理士の業務で一番仕事がとりやすいのが、
領収書の整理や記帳代行であることと同じです。
レシートや領収書の束をドカッともらって、しわ伸ばして、
並びかえて、パソコンにせっせと入力するその作業(涙)。

さしずめ社会保険労務士ならば、小汚いタイムカードから
勤務時間、時間外労働時間をひろいながら、泣き泣き
給与計算をする作業がそれでしょうか。

知識がすぐ売り物になることはありません。
たまに勘違いされてる方が士業を初めとする頭脳労働者には
多いです。でもそんなものは最初から売れることは絶対ない。

それらが売れるのは汗、それも大汗をかいて、かきまくって
初めて買ってくれる。大汗をかいて、その汗が知識が
売れるお膳立てをしてくれる。

どこの馬の骨かわからんやつに、最初から人事コンサルも
節税指導もないのです。

でも・・ホントは面倒なことヤダ・・
最初から楽して儲からんか。

そろそろ晩秋?

つい1月前には盛夏とほとんど変らない暑さだったのに、
ここのところ気温がぐんと下がって秋っぽくなりました。
いきなりの寒暖の変化に体がついていかず喉が痛い。
昨日はお酒もほどほどに風邪薬を飲んでそそくさと寝る。

年々体調を崩すと元に戻るのに時間がかかるように
なってきて、人生も秋なんだよねって思います。
そして遥かに遠い遠い先だと思ってた、老いやその先に
待ち構えてる死の事を考えるようになる。

秋は物思いの季節でもあり、一定年齢以上の人間には
老い、死を体力の衰えとともに連想させる季節なのです。

自分が30代になったときは、時間が過ぎれば
当然なることはわかっていても、実際になったときの
本当になっちゃった!っていった驚きがあった。

それがさらに時が過ぎ、40代になって、もはや想像も
しなかった年代に入ったのに、あの10代だった青臭い
自分と何も変っていないことの不思議。

毎日バタバタしながら、いまだにあのアホさ加減から
まったく成長していない自分にも確実に老い、死は
やってくるのです。

何か確実なものくれー!
確実なものを。

ただ年月過ぎただけじゃないって確実なもの。
そんなことうつらうつら考えながら、秋の日は暮れていく。

まっ、とりあえず酒飲んで寝よ。
そういえば、俺んとこの墓って、どこにあんだ?




商工会議所ってわるくない

お客さんと話してたら、従業員の福利厚生の話題が出ました。
健康診断や退職金なんかの話。帳簿の中身を見てると、
商工会議所の会費の支払がないので、会員になると
福利厚生以外でもメリットあることを説明しておきました。

商工会議所のえらい人と話をすると、皆さん会員が
減少してることを嘆かれる。しかし思うに、商工会議所の
新規会員に対するアプローチに問題があるのだと思います。
会員に対するサービスとしては、悪くないものも多いのに
それがうまくアピールできていないのです。

たとえば生命保険ならば団体扱いで割安になります。
事務組合の制度利用で、事業主でも労災加入ができる。
健康診断でも助成金がでたり、マル経融資なんかも
悪くない制度なんですが、こういったことをアピールして
加入を勧めてるなんて話は聞いたことがない。

帳簿だって、会員になれば安く指導してくれる。
ちなみに私自身、事業の規模によっては会議所を
勧めます。だって年額2万5千円ですよ。
小さい規模の事業で、税理士に頼むのバカらしい。

毎年支払ってる(支払う)会費数万円、上手に使えば
十分元をとれる。しかし有利な制度しらないから
何のために会費払ってるのってなっちゃう。

ホントもったいないと思います。アピールがへた。
やっぱ親方日の丸みたいなものだからなんでしょうか。

それにしても・・・なんで俺が商工会議所の
宣伝しなくてはいけないのだ。

ほったらかしって素晴らしい

中央三井アセット信託から個人型DC(確定拠出年金)の
加入申込書、説明書が届きました。

予想していた通り、企業型(企業が掛金負担する)タイプと
違って、運用商品のバリエーションは少ないようです。

この確定拠出年金の制度は多分あまり儲からない。
その中でも個人で加入するタイプの場合、おそらく企業型より
さらに手間がかかる。その点どうしても運用管理機関は力の
入れ具合がイマイチといったことなのでしょう。

しかしまあ、先々はもっとラインアップが充実してくるかも
しれないし、とりあえずは所得控除のメリットを最大限
生かすため、加入していくつもりです。

候補は次の3つ。

三井住友・日本株式インデックス年金ファンド

ポイント:信託報酬0.2625%・・安い!

※DC専用のインデック投資信託だと
大体が皆安いのね・・

ステート・ストリートDC外国株式インデックス・オープン

ポイント:委託会社のステート・ストリート投信投資顧問は
外国株式のインデックス投資では実績あり。

中央三井DC外国債券インデックスファンド

ポイント:委託会社、中央三井アセットマネジメントは
外国債券のインデックス運用に実績あり。

こんな感じで考えてます。全部インデックス投資。

アクティブ型は信託報酬高いし、まっ、確定拠出年金以外で
やってみるつもりなので、インデックス投資で十分。
損さえしなければ、税金で取り戻せるし、でもさすがに
定期預金みたいなしみったれた利息で満足できない。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

rennyの備忘録

NightWalker's Investment Blog

「だまされない投資信託の選び方」といった本で知った、
上記3人のブログを最近よく読ませていただいてます。
すっごく勉強になる。

これらを読んでると、インデックス投資ってのがスマートだし
あれこれ心配しなくていいところがよいのです。
私には合ってる。

入り口のところをじっくり考えて、後ほったらかしって
ところが実に素晴らしい。



90cm賛成!

衣替えの季節です。

この時期、恐怖とまではいきませんが、なんというか
一種の恐れを抱きながら秋冬ものを引っ張り出す。
そして儀式を行うのです。

薄茶のコーデュロイのズボン・・セーフ!

カーキの厚手チノパン・・セーフ!

パープルのコーデュロイ・・むむむむ、入るのは入るが、
金具が伸び・・セーフだ、セーフ、セーフ。

ここ2、3年購入したもの:大体セーフ。
5年以前に購入したもの:苦しい。
10年以上前の購入:アウト→ウエストお直し。

大体こんな感じ。
こういった状況になるとは想像もしなかった。

なんか最近メタボ基準が、国際比に比べ厳しすぎるとか
いった話題がでてる。85cmではなく90cmではないかとか。

90cm賛成!
俺はメタボにはならんぞー!

公的な役割はどこへやら

最近銀行に行って頭にくるのが、自分のところで
取り扱ってる投資信託とか変額年金、遺言信託の
パンフレットとかは目立つところに置いてあるくせに、
公的な制度の説明書や申込書はほとんどおいてないこと。

小規模企業共済、国民年金基金、県民共済、
こういった銀行が儲からない制度の関するものは窓口に
全然ないのです。全然。以前はそうじゃなかったのに。

今日も小規模企業共済の説明書がどこにもないので、
窓口で頼むと、奥にごそごそ探しに行って戻ってこない。
やっと戻ってきたら「古いパンフレットしかありません」
はあ。

以前も利用者のこと考えてるのかって、頭にくること
ありましたが、最近はそれプラスお金儲けに血眼。
自分ところの軒先には、自分たちのお金になるものしか
置かない。まあできるだけ行きたくないところではあります。

昔は銀行もそれなりに公的な役割を担っていた気概が
あったような気がします。でも最近は金融商品の
販売姿勢なんか見ても、たんなる営利目的の集団です。
そのうち(すでに?)これにゆうちょ銀行も加わる。

昨日の日経新聞に団塊世代の退職金で、預金残高が
史上最高になったとか。
ああ、危ない危ない。


個人の与信審査、結構ヤラシイ

お客さんから去年の年末調整をやり直せないかといった
電話がありました。

理由をたずねると、住宅ローンを申込にあたって、社会保険料の
納付の事実が源泉徴収票上確認できないと、おそらく融資の
審査が通らないから。それを今からやり直せないかのこと。

去年本人からの申し出がなかったので、そのままなしで
やりました。いまさらやり直しはできないので、確定申告を
提出し、それでもってアタックすることにした。

この従業員の方は外国人。概ね外国人の場合は私たちの地方では
ト○タとかア○シンとかに勤めてれば別ですが、そうでなけれな
永住権があっても、社会保険料(国民健保、国民年金)の
納付がなければ住宅ローンの審査はまず通らない。

しかも住宅ローンの審査自体、信金レベルの金融機関では、
ほとんど受け付けてもらえません。ある一定のノウハウを
もった都銀クラスの金融機関のみ可能性があるのです。

また日本の住宅ローンの制度は本人の与信(収入・所得)を
もってして単純に融資してるのではありません。

まず勤務先の与信が著しく影響する。

上場してるような大企業、公務員なら文句なし。
それ以外ではやや与信が落ちる。
中小零細ならすぐにも路頭に迷う可能性があるし、
起業して日が浅い自営業者なんかはほぼフリーター扱い。

税金等の公的な負担をちゃんと行ってるか。

上記の社会保険の納付については、これと一部は
勤務先自体の与信の判定も含まれているようです。
しかしこれらの「ちゃんとした」行動パターンは銀行等が
すごく好むところ。また税金の滞納があれば、どこで
差し押さえ等が行われるか予想もつかない。

また外国人の場合、在留資格と帰国の意思なんかも
入念に確認されます。支払途中でトンズラされても困ると
いったことなのでしょう。

たとえば収入がいくらあればいくらの返済可能か。
年収の何倍までの融資なら可能か。配偶者の収入はどこまで
加算可能か・・これらは意外とわかりやすい。

しかしハッキリとはいわないけれど、それ以外にもいろいろ
見られてる。

アンタの勤め先は潰れる可能性大。
アンタの商売いつまで続くかわかりません。
アンタのところへいつ執行官が差し押さえにやってくるか
わからない。

まっ、そんなところなのですよ。

FPの魂

今週の週間ダイヤモンド、さまざまな金融商品の損得を
判定するといった内容になってます。
自分自身最近とっても気になっているので、当然買って
中身をくまなくチェック。

国内株式、海外株式、国内債券、海外債権を大きな
区分とし、それぞれのなかでさらに個別株式や投資信託、
ETFといった具合に細分化して評価してる。
私のような初心者には、それなりに興味深く読むこと
できました。

しかし一番興味をもって読んだのが、山崎元さんの
マネー経済の歩き方。
「FPの魂の値段はいくらなのだろうか」

最近ある有名なFPが銀行の広告に登場した(らしい、
スイマセン私はこういったことには疎くて・・)。
その内容は財産つくりをお手伝いするFPとしては、
あきらかに不適切なもの。つまりFPとしての魂を
そのメガバンクに売り渡したのです。

FPは儲かりません。

まじめにやればやるほど食えない。かりに食えても
大もうけすることは、ほとんど不可能です。
だからどうしても、当初の志はどこへやら、
変節するFPは沢山いるのです。

まっ、その辺を見極めながらFPとは付き合うことです。
もちろんいいFPも沢山いますが。

いいやつもいれば悪いやつもいる。
FPに限らず税理士でも弁護士でも。

私はいい税理士・・多分・・のような気が・・
税理士の魂・・1億なら売るか・・

電子政府あるいはイータ君

本日は「電子政府オンライン申請体験フェア」に
行ってきました。場所は名古屋の愛知県産業貿易館。

いろいろなブースで、電子申請の各手続きが体験できるように
なっていて、昼からはそれぞれの府省の担当者から
20分ほどのプレゼンテーションが行われました。

私の目的は頓挫した国税の電子申告と地方税
eLTAX(エルタックス)、それと商業登記の電子認証と
オンライン申請。それらを各ブースで体験し、また制度の
方向性を見極めるためです。

しかし体験ブースの数スペースがいかにも狭く少ない。
次から次にブースはうまってする機会はありませんでした。
そして各府省のオンライン申請のプレゼンは、
ひたすら眠たかった。

参加してみて思ったのは、結局やってみること、
自分で体験した方が早そうってこと。
説明をいくら聞いてみても、右から左へ抜けていった。

まあイータ君が見れたのが収穫でしょうか・・


「はて、どなた」とは聞けません

午前中近場のお客さんを訪問した帰り、交差点で信号待ち
してると軽トラに乗った60代後半くらいの男の人が
ニコニコしながらこちらに向かって何かいってる。

あまりよく聞こえないのですが
「いしださ〜ん、こんにちは」といってるようでした。

しかしその顔におぼえがない。

一瞬誰だっけと、一生懸命思い出そうとしてもまるで
思い出せない。しかし名前知ってるのだから、どこかで
行き会ったはず。しかも車で通り過ぎるだけにもかかわらず
わざわざ挨拶するのだから、きっとそれなりの
ことしたに違いない。

ここで思案。

こんにちは〜と、元気いっぱい思いっきり笑顔を返す。
または気がつかなかったふりして無視する。

で、結局なんというか、無視してませんよ〜て、視線を
送りながら、ぎこちなく、笑顔といえばいえなくもない
表情を浮かべるのが精一杯。
無視はできん、けど思い出せないのに笑顔っても気が引ける。

う〜ん、皆さんどう対応してんだろ。
相手がおぼえてて、こちらがおぼえてない人に挨拶されたら。

永遠の課題だ・・でもないか・・



今年は終わり・・店じまい

私にとって今年のプロ野球は今日終わりました。
せっかくならば3戦まで行った方が興行的には
いいだろうに。

おもろない・・

短波ラジオ使えず

今日はJAで資産税の相談担当日。

いつもはだ〜れもこないことが多いのに、
今日に限って相談者が沢山やってきました。

昔からの借地権者がいる土地の賃料アップ、相続税試算、
相続税申告の必要の有無等々。

短波ラジオで私の馬のレースを聞こうと
思ってたのに・・


個人型確定拠出年金をやろうかなぁ

今朝の新聞を読んでると、401K導入企業の社員3分の1は
制度自体を理解してない記事が出てました。

この問題はFPの間でも話はよく出ていています。
制度の内容自体を理解していないこと、またせっかく
拠出しても、運用商品は定期預金の元本保証の商品ばかり。
自分の年金を自己で運用して、自分で増やすといった
制度の趣旨がまったく理解されていないのです。

ここ数年の日本株式については、運用利回りを稼ぐことは
難しくなかったはずです。したがって株式中心の投資信託で
拠出金を運用してれば、それなりの利回りを稼げたはず。
もったいないといえば、実にもったいない。

最近個人的に個人型確定拠出年金に興味をもってます。
投資信託を中心とした運用に資金を積み立ててますので、
その流れで自然に興味をもつ。調べてみれば、これは
結構いい制度ではないかと思うのです。

何がいいか。
まず掛金全額所得控除。
これである意味税金分が確定利回りとなり、税金で
浮いた分をさらに他の投資資金の充当できる。早い段階で
積み立て開始すればかなり大きい金額になるでしょう。

たとえば拠出限度額6万8千円×12月=81万6千円
これに所得税・住民税あわせて3割と想定すれば
81万6千円×30%=24万4800円
これだけ税金が減ってそれをさらに別の運用にまわせる。

拠出した掛金は運用されて、複利の効果で元本は膨らんでいく。
しかし運用益については課税をされない。受取り時に
公的年金としての課税、ないしは退職所得として扱われ
税務上も有利なのです。

もちろん不利なこともある。
原則60歳までは払い出しができないので、
資金が固定されてしまうこと。
しかしこれは老後資金を作ることを目的としての
強制力をもつため、メリットといえないこともない。

先日FPの勉強会でこのこと話したら、ある方は、
この制度と小規模企業掛金と2つに加入してると
いってました。

さすが。

相続と情念

相続の申告のため資料を集めるため、亡くなられた方の
ご自宅を訪問する。土地、建物等のもろもろを直接確認し、
ご遺族の方たちのお話を聞くために。

家に入って、別にまじまじと観察しているわけで
はなくとも、いろいろな情報が目に飛び込んできます。
情報、いや情念、思いといったほうが正しいかも。

二世代前のワープロ、ここ最近破った後のない半年前の
日付のカレンダー、食べこぼしたシミのあるソファー。
ブラウン管のテレビ、古い家の不自然な増築。

相続の申告をするための情報を冷静に集めながらも、
亡くなった方の生活や人生が、私の自我にじわじわと
染込んでくるよう。

時々「それ」に耐えられなくなって、息がつまりそうになる。
頭は冷静でも、私の自我がそれを拒絶する。
古い家であればあるほど、使い古されて、その人の魂が
乗り移った家具、調度品が多ければ多いほど。

仕事としてとらえる相続は数字の塊りに過ぎない。
財産目録、法定相続人、課税遺産総額・・
でもまったくそうじゃない。

超リアリストの私も、たまには魂の存在を考える。


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