いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2009年09月

ビミョーに高いぞ、ゼンリンの住宅地図

ゼンリンの安城市住宅地図、21,000円。
う〜ん、21,000円。

今つかってるのが2002年度版。
さすがに古い。住所なんかも、すでに
表記が変わっているところも多々。

安城はブルーマップは出てないんだ。

このデジタウンというのはどうなんだろう。
使い勝手いいのかしら。
しかし26,250円か。

高い。

う〜ん、21,000円。

う〜ん、26,250円。

う〜ん、う〜ん。
 ↑
はよ仕事やれ。



※1.ゼンリンの住宅地図
不動産等の位置を確認するために必須。
土地評価のための必需品。

※2.ブルーマップ
住宅地図に地図(公図)、都市計画情報を
重ね合わせたもの。土地の利用状況
(住居表示)と地図(公図)は必ずしも
一致していないため、こちらの方が
利便性は高い。


ソフト開発の皆様、頑張ってくださいませ

忘れていた、相続税の税務申告ソフトの
バージョンアップ手続きをしました。

いつも時期がくると、案内メールが来るのですが、
今年はどうも見逃していたようです。

何気なく時期が来れば行ってるソフトの
バージョンアップですが、ホントありがたい。
なにしろ最新の法令に準拠した、さまざまな
申告にすぐさま対応してもらえる。

昔は今ほど税法が複雑ではないにしろ、
これを手書きですべて行っていたのだから、
すごいことだと思います。

今でもたまにみえられますが・・


来年以降、ソフトメーカーは大変でしょう。
なにしろ民主党がずっこけない限り、
めちゃくちゃ税法が変わっていくでしょうから。

今までの改正は、確かに大きなものもありますが、
とりあえず前の制度をなぞる部分も大きかった。
だから一部手直しみたいな改正が多かったです。

しかし来年以降、今現在マニフェストに書かれて
いる通り実現されていくとしたら、申告書の
様式なんかもいったいどうなるんだろうと
思います。


ソフトメーカーさん頑張ってください。

じゃないと税理士はお手上げ。

住宅瑕疵担保履行法が、もうすぐ始まる・・

平成21年10月1日より
住宅瑕疵担保履行法が施行されます。

これはようするに住宅を建築した事業者に、
その建てた住宅に問題があった場合は、
その問題(瑕疵)について、法律により
10年間はちゃんと責任をもたせるというものです。

その責任を履行させるために、供託金を
つむか保険制度に加入することになっています。
このどちらかの要件を満たさないと、事実上
住宅の建築はできないこととなりました。

そして1棟の住宅でも2000万円の
供託金がいりますので、ほぼすべての
住宅建築の事業者が保険制度に
加入することになるでしょう。


ところでこの住宅瑕疵保証のための保険、
春先の話では宅建業の免許をもっている、
または建設業の許可(建築工事、大工工事)を
もっている事業者しか加入できないと、
大騒ぎになりました。

つまり建設業の許可をもっていない
(つまり建設業法上は違反の)建築業者は、
完全に締め出されることとなるはずでした。

が、お客さんの建築屋さんに聞いたところ、
最初は保険制度に加入できないはずの
事業者も加入できることとなったとか
(すべての責任保険法人が、そうかは
わかりません。また無許可の場合、
保険料が割高となるそうです)。

なんじゃそりゃ。


ちゃんと法令を順守した事業者だけを
保険制度でカバーすることによって、
消費者を保護するのだとばかり
思っていました。

しかし何だか知りませんが、ホント
行き当たりばったり。

こんなんでいいんか。。



財務3表一体理解法

読まずにほったらかしになっていた、
財務3表一体理解法を読了。

決算書がスラスラわかる、
といったキャッチコピーもうなずける
好著だと思います。

ただ会計のまったくの素人だと、理解するのは
難しいかもしれません。ある程度簿記の基礎や
実務を知っていて、そこでレベルが止まって
いる人、煮詰まってる人なんかには最適だと
思います。

とくに普通は、貸借対照表、損益計算書だけの
解説で終わるところに、キャッシュフロー
計算書の構造を理解しやすく組み込まれて
いるところがいい。

終わりの方の新会計基準の説明も、
書かれている記述量は必要最低限ですが、
非常にシンプルでわかりやすい。


私たちが初めて簿記、会計を勉強したときは、
仕訳帳→総勘定元帳→試算表→決算書。
こういった基礎を、理屈もなにも関係なしに
叩き込まれました。

現在の会計実務の知識の多くは、
自分で試算表、決算書を眺めながら、
アーダ、コーダと考えて身に付けたもの。

しかしこういったわかりやすい会計の本が
昔からあれば、理解も早くもっと楽しく
身に付けられたことでしょう。

好著だと思います。
おすすめ。

応援していただいて、どうもありがとうございます

本日お客さんところででた話。

いしださんの馬の複勝、5千円買ったのに
5着じゃなかったですか。

10着だとかならあきらめもつくのに、
中途半端に5着とはどういったこと。


私の責任?

ざっくり考える借入金

たとえば会社が、1年間でどれだけの
借入金が返済できるかと考えるかというと、

経常利益+減価償却費

この簡易的なキャッシュフローで、
返済可能金額を算出できます。
通常銀行もこれで返済可能額を計算します。

上記はよく知られているのですが、
じゃどれくらい借入の枠がその会社に
あると考えるかというと、

(経常利益+減価償却費)×10年

これがその会社に貸すことができる
概ねの総枠ということになります。
これについては、以外と皆さんご存じ
ないようです(私もつい最近まで
知りませんでしたが・・)。


次に運転資金。

これはようは、お金が入ってくることの
ずれを補うために必要となる資金。

つまり通常は、仕入、経費等の支払いが先で、
入金があとなので、お金が入ってくるまでに
支払用としてプールしておきたいお金のこと。

入金が翌月末なら、1月ずれるわけで、
その間の1月分の支払いができれば
何とかなります。1月ピッタリだと
心配なので、通常はプラスアルファで考える。

私の場合、面倒なので、売上の月額を
1月分の運転資金と説明することにしています。

概ね、売上高=仕入+経費 なので考え方と
してはさほど違いません。1月分の売上が
1月分の運転資金。あとは何か月先に
売上が入ってくるかだけを考えれば、
どれだけいるのかは簡単に計算できる。

もっとも成長してる会社では、運転資金が
膨らんで、常にお金が足りなくなります。
その場合については、上記の考え方
そのままは使えませんが。

あと借入をするときに、月商の3〜4ヶ月分
くらいまでは、比較的銀行は何もいいません。
これが6ヵ月分、年商の半分を超えてくると
やばいと考えるようです。

もちろん年商は変動するわけで、いままでは
やばいと考えられていない借入金額だったのが、
年商縮んで、危険水域に突っ込んでくることは
ありえます。

ただ漠然と、借入金が減ってんだー、
増えてんだー、だけでなくて、
年商との比較で見る癖もつけておくと
いいでしょう。

全世界で長生きリスク

たとえば60代半ばの人から
相続対策の相談を受ける。
税理士としてはごくごく普通の出来事です。

しかし困るのが、相続の対策を考えてみても
60代の人の場合、肝心の相続がどれ
くらい先に起こるのか見当もつかない。

したがって、現行の税法や法律で有効で
あっても、その時に有効とは限らないのです。
だいいちそれくらいの年齢だと、私のが先と
いうことも十分あり得る。

上記の例は、相続に関することですが、
これ以外にもいろいろな問題があります。

つまりいつ死ぬか分からないということは、
いろいろな問題の片付く時期が、不明と
いうことになるのです。

いま起こっている年金等の社会保障の
問題も、行きつくところはここの部分。


何でこんな内容のブログを
書くのかというと、晋陽FPオフィス
カンさんからのショート・レポートで、
大山FP事務所の記事を教えていただいたから。

この記事によるとIMFの試算では、
2008〜2009の金融危機による
財政支出でG20先進国の財政は
GDP比で8%悪化した。

しかし先進国における2050年までの
財政悪化における金融危機の影響は
10%にすぎない。
残りの90%は年金、医療、介護等の支出に
よるものである。

全世界の年齢の中央値は、現在の29歳から
2050年には38歳へ。

先進国では3人に1人が60歳以上となる。

1人の女性が生む子供は、現在2.6人。
2050年には2人となり、今世紀の
中ごろには全世界の人口は横ばい
になり始める。

こういった人口の統計は、よほどの
ことがない限り確実に当たります。
この記事の中でも書かれていますが、
「これは緩やかだが着実に、経済的、政治的、
社会的な結末に向けて、無慈悲に進展する。」

無慈悲に。。


2050年。

私は生きていないと思うのですが、
どういう世界になっているのでしょう。

ゲートボールがオリンピック種目には
なっていないと思いますが・・

ターガスファン、マゾ論

どうなってんだっ!
最下位ベイスターズに連敗。

スワローズ急降下で、クライマックスシリーズ
確定だと思っていたのに。

アー、どうなってんだ〜
 ↑
快感ブシツ分泌中


経営者マゾ論

たとえば陽転思考※があれば、
ネガをポジに変えることができるので、
いいこと→エネルギー、
つらいこと、悲しいこと→これまたエネルギー、
となって、成功する可能性が高くなります。
これは、ある意味正しい説でしょう。

※陽転思考:起こった出来事をすべて
いいことと考える思考形態のこと。

しかし昨日の日経を読みながら、
陽転思考よりもっと確実に経営が
うまくいく、あることに気がつきました。

それは何か。
マゾヒズム。

いつも毎週楽しみに読んでる、
「ドフトエフスキーへの旅」この中の
文章でビビビビときたのです。

それは何か。

太宰治、ドフトエフスキーとの違い。
太宰は失われるものが耐えられなかった。

それに対して、ドフトエフスキーは、
失うことに慣れていた。
もっといえば、失うことにマジヒズム的な
快楽さえ感じていたのです。

ここにビビビッときたのです。

私がずっと会社の社長連中を見てきて
思ったのは、楽しそう、幸せそうに
仕事をしてる人は少なかったと思います。

従業員の雇用を考えなきゃ。
借りた金は死んでも返す。
お客さん、取引先のため、
歯を食いしばっても会社を続けないと。

こんなストレスで、日々苦しんでる
経営者は沢山います。

この事実を考察すると、成功欲や金銭欲の
快感原則だけでは説明がつきません。
しいていえば責任感か。

しかし人は、それほど責任感のみで
頑張り続けることができるのでしょうか。
私はとてもそれだけで、説明がつくとは
思われないのです。

ここで新たに出てくる要素がマゾヒズム。
つまり、つらい、悲しい、苦しい、
これらをプラスにもってこれる、体質というか
資質があれば、これがとてつもない
武器になるのです。

これは陽転思考というような、考え方次第で
前向きに生きていけるといった、思考の
テクニックとは次元が違います。
何しろ苦しみが、快感や悦楽にへと
変じてしまうのですから。

つらい、つらい、経験であればあるほど、
快感ブシツが頭の中にピッピッと沸いてくる。
そして、つらさ、苦しさ、痛みこそが、
生きていくうえでもっとも重要な
要素にこそなるのです。


松下幸之助がいった言葉で「成功まで続ければ、
失敗じゃない」というのがあります。
この言葉は個人的になるほどと思いながら、
どうも釈然としませんでした。

なぜなら、これって時間の概念を無視してる。
だってマイナスからプラスにする時間が
無限にある前提じゃなきゃおかしいですもん。

しかしこれがマイナスの状態でも、
何か得ていれば、やり続ける理由が出てくる。
その場合に限って、時間の概念を
無視しうるのです。


あー、銀行に頭下げないと。
うう、取引先土下座しないと。
半分従業員に辞めてもらわないと・・

こういったときに、脳内に快感ブシツが
分泌する体質であれば、乗り切るのは
苦痛ではありません。むしろ頑張る理由に
なるのです。

苦しい→気持ちいい。
悲しい→気持ちいい。
辛い→気持ちいい。
こうなるからなのです。


そして導き出された結論。

優れた経営者=強度のマゾ体質


私は今日ここに、新たな経営学の
理論を打ち立てることができました。
実際調べたことないですが、アカデミズム側の
人間でこれほど大胆(バカバカしい)な
仮説を立てた人はいないでしょう。
エッヘン。


マゾ体質の優秀な経営者・・

これともっとも合う人間は、当然サド的体質と
なります。したがって、顧問の税理士を
選ぶときはサド的体質を選ぶと、
もっともうまくいくはずなのです。


えーと、つまり、これ以上は
野暮になるので控えます・・

報われず、愛されず、褒められもせず

頑張れば報われる。

そんなことはありません。


努力すれば夢は実現する。

そんなこともありません。


いいものを丁寧に作れば売れる。

そんなことも、絶対ありません。


誠実にやっていれば、誰かが助けてくれる。
お客さんが助けてくれる・・

そんなことも、今の世の中ありえない。


フーッ。

アーーー

アーーーー

アーーーーー




80%から100%へ

今日訪問したお客さん、借入金の
借り換えをしていました。

もちろん保証協会の信用保証付きの借入金です。
最近あちこちで見かけます、
このパターンの借り換え。

貸倒れた時は、保証協会が80%保証して、
残りの20%を銀行が保証するタイプの
借入金を、100%保証協会の保証の
借入金に借り換えるパターン。

つまり銀行としては、自分が一切損害を
こうむらないようにしているのですね。

でもこれって、法律にひっかかるような
気がするのですが。

いっぺん保証協会、いや金融庁に
聞いてみようかな。。


とりあえず私の研修担当は、終わったのでありました

所属している税理士会支部の研修が
終わりました。研修委員としての仕事が、
一段落ついてヤレヤレです。

講師をお願いしたのが、地元の
社会保険労務士の大参直子センセ。

いろいろなところで、セミナーを
されています。労務、年金、助成金等々。
今回は労働契約と労務管理について。


一応社労士のはしくれ。
個人的に内容としては知っていることが、
多かったですがセミナーの進め方は、
すごく勉強になりました。

たとえばレジメの中に意図的に空欄を
設けて、セミナー内容を聞きながら、
聞き手に埋めさせていく。
なるほど、こういった手があったか。

それ以外にも勉強になること多々。

それと素晴らしいのがレジメのつくり。

最初預かったときは、よくつくって
あるなぁと感心しましたが、実際にセミナーを
聞くと、進め方と過不足なくあっています。
シンプルですが、資料としても十分つかえる。
このあたりもさすがです。

セミナーがちゃんと「商品」になって
いるのです。


最近社労士会の支部の研修、本会の
研修にと立て続けに出席しています。
駆け出しの社労士なので、当然仕入れないと
いけないから。

しかしまあ、勘弁してほしいなぁと
思うことがほとんど。
こちらも大事な時間をつかって
いるのですから。

少しは大参センセのセミナー聞いて、
勉強してちょーだい。

オヤジ連中には効果絶大

コンビニのお客さんのところを巡回監査、
そこででたおもしろい話。

先日、今までに雇ったアルバイトでは、
ダントツに可愛い女の子を採用したそうです。

そうしたら、何というか、お客さんの
オヤジ連中の反応が目に見えて
変わったそうです。

いままで、無愛想に「はよレジ打て」といった
態度のオヤジが、ものすご〜く優しくなったり、
ニコニコそわそわ。

そのあまりの豹変ぶりに唖然。
「おお〜、このオヤジ笑ったよ、笑った・・」

私も私の客さん(若い女性)も、比較的
合理的に物事を考えるたちなので、
別に仕事出来りゃ、顔なんかどうでも
いいじゃんと、お互い思っていたのですが、
これはバカにできないぞと。

そしてバイトに聞いた話では、実は
他のコンビニでは、顔でバイト選んでる
お店が結構あるとか。へー、へー、へー。

しかし大して買いたいものもないのに、
そわそわやってくるオヤジ連中。
「あの子、今日はお休みなの?」

こ、こ、これはバカにできない。

バケツの穴をふさいだ方が

FPのカンさんの9月15日のブログ。
バンガードの「毎月」自動的に引出しを
してくれるファンド


この中の文章で、私がいつも思っている
ことについて書かれた部分があります。

『わたしは今まで、さまざまなお客様の
お金の出入りを見聞きしてきました。
(大きな傾向としてですが)
【お金を稼ぐ能力と、お金を使う能力は別物】
ということがわかってきたような気がします。』

この稼ぐ能力と、使う能力は全く別物で
あるという部分です。
もう少し正確にいうと、使う能力の部分が
残す能力ということになります。


また水瀬ケンイチさんの9月13日の
ブログで、日本実業出版から取材を受けた
なかでも、こんなようなくだりがありました。

日本実業出版から取材を受けました

『日本の中小企業経営者と、ETFを使った
国際分散投資。いい組み合わせだと思います。
ただ、一般的に、本業で大きなリスクを
取っておられるかたが多いと思われますので、
投資の方は保守的に行なうのが
バランスが良さそうです。』

中小企業経営者は、本業で大きな
リスクをとっているので、投資は保守的で
あるべきといった意見ですが、
これも私がいつも感じていることです。


私の見てきた多くの中小企業経営者。

わがまま→感情がコントロールできない
(だから企業)→ここを税理士等がマネジメント
→やってるうちに経営が上手くなる→
お金が儲かる→しかし残す方は練習が足らない
→感情のおもむくまま投資→すってんてんになる。

こんな感じじゃないかと思います。


そして実は税理士の中にも、
バブルの時に株、不動産で大損。
金がいいと聞けば金投資、外貨がいいと
なればFX。こんな人は沢山います。

ちなみに税理士は、本業でつぶれた人は
ほとんどいませんが、つぶれるのは大抵
株か税務訴訟と決まっているのです。


稼ぐのも大事。すごく大事。
でもこれからの成熟型の社会で稼ぐのは、
これはこれで結構大変なことだと思うのです。

そろそろ残す方法も考えましょうよ。

聞く耳もたんか・・




民主党政策集の税制を見てみると。。

セミナーでの平成21年度の税制改正ネタが、
さすがに古くなってきたので、
次からは民主党のマニフェストの税制を
一部取り入れることにします。

民主党政策集:税制

1.税制改正過程の抜本改革

2.税・社会保障共通の番号の導入

3.納税者権利憲章の制定と
更生期間制限の見直し

○確定申告を原則として、給与所得者は
年末調整の選択可

○納税者からの更生請求期限1年の見直し

4.国税不服審判のあり方の見直し

5.所得税改革の推進

○配偶者控除・扶養控除(特定扶養控除、
老人扶養控除は含まない)は子供手当に転換

6.年金課税制度の見直し

○公的年金控除・老年者控除は平成16年改正
前に戻す(公的年金等控除最低140万円、
老年者控除50万円)

7.住宅ローン減税等

8.給付付き税額控除制度の導入

○基礎控除に替る「低所得者に対する生活支援を
行う給付付き税額控除」

○基礎的消費支出に係る消費税相当額を一律
税額控除し、控除しきれない部分を給付する
「給付付き消費税額控除」

○就労への動機づけのため、就労時間の伸びに
あわせた「給付月税額控除」または就労による
収入以上に実収入が大きく伸びる「就労を促進
する給付付き税額控除」のいずれか

9.金融所得課税改革の推進

10.消費税改革の推進

○現行の5%を維持して、税額相当額を
年金財源に充当

○インボイス制度の早急な導入

○逆進性対策のため、将来的には「給付付き
消費税額控除」の導入

11.法人税改革の推進

12.組成特別措置透明化法の制定

13.中小企業支援税制

○中小企業に係る法人税の軽減税率を当分11%

○特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入
制度は廃止

14.特定非営利活動法人支援税制等の拡充

15.相続税・贈与税改革の推進

○相続税を「遺産課税方式」へ転換

16.国際連帯税の検討

17.個別間接税改革の推進

18.酒税・たばこ税

○酒税については基本的にアルコール度数
比例を検討

19.自動車関連諸税の整理、
道路特定財源の一般財源化、地球温暖化対策税

○自動車取得税は廃止、重量税と自動車税は
一本化

○ガソリン税等の燃料課税は「地球温暖化対策税
(仮称)」に一本化

○暫定税率は地方分を含めてすべて廃止

20.徴税の適正化

○罰則の強化、重加算税割合の引き上げ


ざっと目についたところとしては
これくらいかしら。

う〜ん、
いっぱいあるなぁ。。


税制改正は鮮度がいのち

本日JAのセミナー10回目。

平成21年の税制改正と、相続の手続きに
関してですが、さすがに9月に入ると、
昨年の12月に決まった、税制改正だと
つらいなぁ。

この企画が決まったのが、今年の5月終わり。
そのころは、まあいいんじゃない、
と決めたのですが9月に入るとちとつらい。

もうすぐ今年の12月にどんな税制改正が
決まるのかといった情報が、出始める時期。
次やるときは考えようっと。


JAのセミナー会場をうろうろしていると、
カラオケのセットが置いてあった。
お店にある本格的なリモコンまである。

講演台の下には、分厚いカラオケの選曲集も
でーん、と置いてありました


どう考えても、私の客層では・・

バーなんかなくてもいい・・と思う

なぜETCレーンにはバーが
あるのだろう。

こういったシステムは、性善説で
考えるべきと声を大にしていいたい!

これでは人を見たら泥棒と
思えと一緒じゃないか。

あーヤダヤダ、
開かなかったらどうしよう・・

稼ぐだけでは残らない

貧乏(ビンボー)はお金持ち

橘玲さんの新しい本です。

内容としては、概ねいままの出版物と
同じ流れで書かれています。

いわく国には頼らないで自由に生きる。
そして雇われない生き方を身につけて、
いままでの常識が通じない時代に備える。

そのためにはファイナンス、会計、
税金の知識を身につけよう。

そしてその知識をもっとも実践的に
いかせる手法は、マイクロ法人を
利用することであること。

ここがこの本の一番の読みどころ。


いままでの本と比べて、特に新しい部分は
ないと思います。

しかし国に頼らないことが自由である。
国家とは、合法的に個人から収奪する
システムのことであると信じる
私は橘さんのファンなので、当然楽しんで
読むことができました。


この中でマイクロ法人を利用した節税の
説明で、個人と法人の財務諸表を連結する
といったところがありました。

つまりサラリーマンが法人成りし、
個人と法人の税制等の違いを利用し
個人法人をあわせた時点での
手元のキャッシュの最大化を図る。

ここのところ、実は私たち税理士の仕事にも
関係ある部分です。また個人がある一定以上の
所得となった場合に、節税したいといった
希望が納税者からでてくれば、通常は
この手法を行うこととなります。

しかし私がいつも気になるのは、
この手法、手元キャッシュが最大化できる
はずなのですが、どうもうまく機能して
いるとは思えない。

なぜなら、会社や個人事業の「事業体」の
お金はこちらも会計を通じてわかるのですが、
個人の財布の中身になると、途端に
私たちのテリトリー外になるからです。

運用やライフプランニングまで、
踏み込んだコンサルティングがされて
おらず、せっかく稼いだお金が
どこかに消えてしまうのです。

最近特に気になるのがこの部分。
つまり事業がうまくいっても、
お金が残ってるとは限らないこと。

いままではよかったのです、
サラリーマンも事業主もある程度
豊かになっていく前提で、生活設計を
すればよかったから。

でもこれからは違います。
つまりライフプランのどこかで、
資金ショートする可能性が大になって
くるのです。

足らなくなったとき
どうするんでしょうか?

クールな投資を熱っぽく

私たちのFPの勉強会に晋陽FPオフィス
インデックス投資アドバイザーの
カン・チュンドさんに来ていただきました。

カンさんは昨年の11月にETFの話に
続き2回目の登場です。


今回の話は、投資の話ではなくて、
ファイナンシャルプランナーのブランディングを
中心とした話をしてもらいました。

カンさんはこの2年ほどの間に2冊の本を出版、
マネー雑誌や日経新聞に記事を書き、
先月は全国放送のニュース番組にも出演
しました。

しかしながら、こういった売れっ子FPに
なるには人知れず努力があるはずで、
それを後輩のFPに話してもらおうと
いった企画です。

まずは特化。

何でもやるFP→投資専門のFP→インデックス投資
専門のFP。こうすることで、お客さんに覚えて
もらいやすくなります。これには専門性の高い、
情報を一貫して流し続ける必要があること。

芸人になる。

サービス業である以上、笑いをとってお金を
いただく芸人と一緒。プロに徹する必要が
あります。ちなみに話芸の師匠は桂枝雀とか。

パーソナルブランディング。

ようするに自分の売りは何であるかを
徹底的に考え絞りこむ。そしてそれを
どうやってお客さんに認識してもらうかを
かたちにしていく。

その過程の中で、自分のビジネス上の理念や
目的が定まってきます。ロゴやイメージカラー、
キャッチコピーこういったものも、
この中に含まれます。

さらに自分のサービスを提供する
ターゲットも徹底的に絞り込む必要も
でてきます。

ネットの活用。

いまやネットで下調べするのは当たり前。
さらにマスコミも、新しいネタ探しは
ほぼネットで行っている。出版やテレビ出演、
雑誌への記事のきっかけは、すべてネット。


こんなような話を、手振り身振り含めて
2時間大熱演。参加したFPやその他の
人的サービス業の人には(私も含め)
大変勉強になりました。

それにしてもパワフルだなぁ。


カンさんは、市場の平均を目指す
インデックス投資専門の投資アドバイザー。

何が面白いって、市場の平均、市場の平均と
平均を説きながら、それでいてやたら熱い。

クールな投資を、熱っぽく勧める。

このギャップがカンさんのパーソナル
ブランディングなのかしら、そんなような
ことを思った勉強会なのでした。

自民党に再生の可能性はあるか

山崎元さんの「王様の耳はロバの耳!」

自民党に再生の可能性はあるか

おもしろすぎ。

読むべし。

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