政府、新年金制度の与野党協議を呼びかけ
政府は29日、「新年金制度に関する検討会」(議長・菅首相)を首相官邸で開き、新制度の基本原則7項目を決定した。
政府・民主党は今後、制度設計のための与野党協議を呼びかけるが、政府内で早くも制度に関する意見の食い違いが出始めている。
基本原則には、最低限の年金額が保障される「最低保障年金」の導入が盛り込まれたが、先の衆院選の民主党政権公約(マニフェスト)で掲げた「月額7万円」の明記は見送られた。
(読売新聞)
ようするに年金改革については、去年の
衆議院選挙のマニフェストより後退して
いるってことですね。
書かれていたことを、うやむやしたままで
参議院選挙をしたいわけですから。
最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!
細野 真宏 (著)
売れに売れている細野真宏さんの
上記の新しい本、その第1章が
「国の年金って大丈夫なの?」。
この章を読むと、実は現在の年金制度は
まったく問題ないことが平易に
書かれています。
面倒をみる人間がこれから減っていく、
世代間の仕送り方式に対しては、
過去に積み立てた200兆円があること。
また国民年金については、現在でも
半分は税金で手当てされていること。
2017年以降は年金保険料水準は
あがらないこと。
物価変動を考慮した「実質」で給付を
受けることができ、元本割れの可能性は
極めて低いこと。
出生率を1.26とかなり低い水準で
制度設計がされていること。
未納問題や消えた年金の問題は、
年金制度そのものの制度設計上の
破たんの可能性とは無関係であること。
運用益についても、かなり保守的な
数字で考えられていること。
こんなようなことが、わかりやすく
書かれています。
そして実際2008年に立ち上げられた
「社会保障国民会議」において、
それまでの年金破綻論は、間違いで
あることが証明されのです。
現在の年金破綻論は、本当のところ
政権交代の道具として利用されました。
特に2008年5月以降は、
上記のとおり数理的に証明され以上、
年金破綻論は民主党の完全な
選挙戦略として利用されているのです。
この本には、年金以外に国の借金の
問題にも触れており、選挙前に
是非一読しておくべだと思います。
おそらく、これ以上わかりやすく
解説するのは不可能でしょう。
いままで年金のこと聞かれると、
「多分」大丈夫といってました。
今度からは「ほぼ」大丈夫と
しておこうっと。
政府は29日、「新年金制度に関する検討会」(議長・菅首相)を首相官邸で開き、新制度の基本原則7項目を決定した。
政府・民主党は今後、制度設計のための与野党協議を呼びかけるが、政府内で早くも制度に関する意見の食い違いが出始めている。
基本原則には、最低限の年金額が保障される「最低保障年金」の導入が盛り込まれたが、先の衆院選の民主党政権公約(マニフェスト)で掲げた「月額7万円」の明記は見送られた。
(読売新聞)
ようするに年金改革については、去年の
衆議院選挙のマニフェストより後退して
いるってことですね。
書かれていたことを、うやむやしたままで
参議院選挙をしたいわけですから。
最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!
細野 真宏 (著)
売れに売れている細野真宏さんの
上記の新しい本、その第1章が
「国の年金って大丈夫なの?」。
この章を読むと、実は現在の年金制度は
まったく問題ないことが平易に
書かれています。
面倒をみる人間がこれから減っていく、
世代間の仕送り方式に対しては、
過去に積み立てた200兆円があること。
また国民年金については、現在でも
半分は税金で手当てされていること。
2017年以降は年金保険料水準は
あがらないこと。
物価変動を考慮した「実質」で給付を
受けることができ、元本割れの可能性は
極めて低いこと。
出生率を1.26とかなり低い水準で
制度設計がされていること。
未納問題や消えた年金の問題は、
年金制度そのものの制度設計上の
破たんの可能性とは無関係であること。
運用益についても、かなり保守的な
数字で考えられていること。
こんなようなことが、わかりやすく
書かれています。
そして実際2008年に立ち上げられた
「社会保障国民会議」において、
それまでの年金破綻論は、間違いで
あることが証明されのです。
現在の年金破綻論は、本当のところ
政権交代の道具として利用されました。
特に2008年5月以降は、
上記のとおり数理的に証明され以上、
年金破綻論は民主党の完全な
選挙戦略として利用されているのです。
この本には、年金以外に国の借金の
問題にも触れており、選挙前に
是非一読しておくべだと思います。
おそらく、これ以上わかりやすく
解説するのは不可能でしょう。
いままで年金のこと聞かれると、
「多分」大丈夫といってました。
今度からは「ほぼ」大丈夫と
しておこうっと。