いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2010年06月

年金は(多分)破綻しない

政府、新年金制度の与野党協議を呼びかけ

 政府は29日、「新年金制度に関する検討会」(議長・菅首相)を首相官邸で開き、新制度の基本原則7項目を決定した。

 政府・民主党は今後、制度設計のための与野党協議を呼びかけるが、政府内で早くも制度に関する意見の食い違いが出始めている。

 基本原則には、最低限の年金額が保障される「最低保障年金」の導入が盛り込まれたが、先の衆院選の民主党政権公約(マニフェスト)で掲げた「月額7万円」の明記は見送られた。

(読売新聞)

ようするに年金改革については、去年の
衆議院選挙のマニフェストより後退して
いるってことですね。

書かれていたことを、うやむやしたままで
参議院選挙をしたいわけですから。


最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!
細野 真宏 (著)


売れに売れている細野真宏さんの
上記の新しい本、その第1章が
「国の年金って大丈夫なの?」。

この章を読むと、実は現在の年金制度は
まったく問題ないことが平易に
書かれています。


面倒をみる人間がこれから減っていく、
世代間の仕送り方式に対しては、
過去に積み立てた200兆円があること。

また国民年金については、現在でも
半分は税金で手当てされていること。

2017年以降は年金保険料水準は
あがらないこと。

物価変動を考慮した「実質」で給付を
受けることができ、元本割れの可能性は
極めて低いこと。

出生率を1.26とかなり低い水準で
制度設計がされていること。

未納問題や消えた年金の問題は、
年金制度そのものの制度設計上の
破たんの可能性とは無関係であること。

運用益についても、かなり保守的な
数字で考えられていること。

こんなようなことが、わかりやすく
書かれています。


そして実際2008年に立ち上げられた
「社会保障国民会議」において、
それまでの年金破綻論は、間違いで
あることが証明されのです。


現在の年金破綻論は、本当のところ
政権交代の道具として利用されました。

特に2008年5月以降は、
上記のとおり数理的に証明され以上、
年金破綻論は民主党の完全な
選挙戦略として利用されているのです。


この本には、年金以外に国の借金の
問題にも触れており、選挙前に
是非一読しておくべだと思います。

おそらく、これ以上わかりやすく
解説するのは不可能でしょう。


いままで年金のこと聞かれると、
「多分」大丈夫といってました。

今度からは「ほぼ」大丈夫と
しておこうっと。


書けることは全部書いとけ

少し時間ができたので、住所録の整理を
しています。

年賀状等のハガキを見ていると、

1.住所だけ

2.電話番号(携帯含む)、
FAX番号も載せている

3.メールアドレス・HPアドレスも掲載

そしてビジネスで成功している人は、
ほぼ確実に3まで載せています。

ビジネスマンには、こういった
アピールする姿勢も重要なのです。

仕事の依頼のあるなしは、このような
些細なことの積かさねで決まるのです。


仕事がない!といってる○○くん
読んでるかー



俺もないけど。。

税の寺子屋、第1回目

中日新聞





今朝の中日新聞、西三河版に
(お金を払って)掲載されました。

次は4ヶ月後かな。
何かいいネタない?

原則見せない、あるかどうかもわからない

私のお客さんで、最近総務関係の手続きを
やっていた担当者が辞めてしまった
会社があります。

困ったことに就業規則や36協定等の
文書管理が十分でなく、どれが本物か
どれが最終文書かわからない。

仕方がないので、労働基準監督署へ
就業規則の閲覧を申し込みましたが、
なんと!閲覧の制度はないとか。

法的に閲覧させる根拠はなく、
かつ保存期間についても明確な
決まりはないとか。

監督署の窓口に赴いて、見たい旨と
その趣旨を伝え、それなりの理由があって、
かつ保存されている場合に、見せて
くれることがあるとのことでした。

ふーん。
なんか変なの。

原則見せられない、
保存期間もはっきりしない。

うーん。
いまひとつ、提出保存の
目的がはっきりしない。





第3の道だそうです

増税で雇用を増やす。
だそうです。

増税→すべて給付(雇用対策)→所得増
→消費に回る→経済成長→税収増→
プライマリーバランス改善

ふ〜ん、
こんなにうまくいくのかなぁ。

もし増税で雇用増やすんなら、
とりあえず消費税でなくて、
財産税でするべきだよなぁ。

今回の一連のロジックは、
とりあえずの選挙対策っぽい
気もするなぁ。

感情重視、論理は後

本日午前中はJAのお仕事。

今日相談にやってくる人たちは
みなお年寄り、60歳前半なら
若い方です。

いつもなら事業者、経営者相手に
テンション高めにやりとりするのですが、
こういったときは、ギアチェンジ。

とにかくゆっくり、はっきり、
(信じられないでしょうが)親しみを
感じてもらえるように心がけてます。

そして事実でなくて、その事実に対して
どういった感情をもったのかを
重視しながら対応していくのです。

決して正しいからといって、
理屈をごり押ししてはいけません。

理解でなく、納得をえられるように
努力するのです。


ふ〜う、ゆっくりゆったり。

これはこれで、疲れるなぁ。

ぐるぐる回るお金の増やし方

昨日のBSフジを見ていたら、菅直人首相の
経済ブレーン小野善康・大阪大学教授と
久々登場リチャード・クー氏がでてました。

途中からだったので、話の流れが
よくわからないところもありましたが、
ようはフロー(GDP)を増やすのに
増やし方の順番の問題だと思いました。

先に増税して、それで雇用を増やすのが、
小野さん、あくまでも経済成長が先に
あってのことだと考えるのがクーさん。

超大ざっぱにいえばそんな感じ。


頭の悪い私といえども、国債の発行は、
ただたんに金借りて無駄遣いしているのでは
ないことを最近になって理解しました。

ようは金余りで、つかってくれる人が
いない。だから国が強引に国債でお金を
集め、かわりにつかっているのです。

民間に需要が沢山あって、お金を
借りたい企業が多くあれば、
こんな問題はすぐに解決するのです。

※だだし金利があがって国債の
利払いの問題は起こります。


国の経済の指標はGDP。
これはストックのことではありません。
あくまでもフローの問題。

フローとはようするにぐるぐる回る、
お金の量のこと。

経済が成長するとは、ぐるぐる回る
お金が少しずつ少しずつ増えていく
ことなのです。


小野さんの考えは、税金で失業者
減らせば、その分消費に回って、
回るお金が増えるはず。

クーさんの考えは、まずは回るお金の
量を増やす政策が先で、増税して
配っても、それほど消費には回らない。


私自身はどちらかというとクーさんより。
まずはお金が回る勢いをつける方が
先のような気がします。

不景気になれば貯金する価値観を
大半の日本人がもってます。

つまり増税が先だと、消費せず
ますます貯蓄に回りそうな
気がするのです。

そっちを先にやらないと、橋本さんの
時のように、また財布がキュッと
閉まってしまうと思うのです。


もっとも増税すれば、
私たち税理士へ回るお金(仕事)は
増えそうな。

バンビの心臓

知らないところへ電話してドキドキ。

税務署から電話あってドキドキ。

我ながら気が小さい。

しかし思うに税理士という人種は、
世間が思ってるよりも、ずっとずっと
気が小さい人たちが多いのです。

意外かもしれませんが。

勉強好きの裏返しで、
理屈でストレスかかることから
逃れたい。

威張ってる税理士もたしかにいますが、
それも気が小さい裏返し。

本来大人物は、ゆったりしていて
威張るとは程遠いものなのです。


やさしくしてね。


6月23日が期限でした

本日はあることの期限でした。

もちろん勤勉な税理士である私は、
期限を守って、今朝書類を郵送しました。

いっときますが4月決算法人の
申告書ではありません。





いい加減、でも洗練された

ワールドカップ、フランス一次予選で
敗退しそうで、それとともにごたごた発生。

内紛フランス代表 サルコジ大統領介入も…
6月22日 7時11分配信(スポニチアネックス)

 フランス代表をめぐる内紛が、国家を巻き込んだ騒動に発展した。フランス代表は20日、FWニコラ・アネルカ(31)の追放処分に抗議して、練習をボイコットするという前代未聞の行動に出た。事態を重くみたニコラ・サルコジ大統領(55)は現地にいるスポーツ大臣に滞在期間を延長して関係者と話し合うよう指示。波紋はまだまだ広がり続けそうだ。


勝ち進めば、多少の不協和音なんか
吹っ飛んでしまいますが、負ければ
イライラつのって、普段なら
見過ごしてた不満が爆発。

そういったことなのです。

しかしまあ、フランスという国は
実際よその国の人間が感じてるのとは
だいぶ違うと思います。

ケンカしてたと思ったら、しばらくたって
会ったら、やあやあこの間はごめんね。
こんな感じでやり過ごす知恵をもっている。
そんな国だと思うのです。

だから大げさに騒ぎ立てることでなく、
またやってらー、という反応が
正しいのです。


※ただ最後の南アとの試合は、
ひどい内容ではありました。。


フランスでもっとも有名な映画で
「天井桟敷の人々」というのが
あります。

その中ででてくる、得意な人物が
実在した人物、無頼詩人ラスネール。
泥棒で詩人(こういったへんな人が
好まれるのもフランスの特徴)。

映画の第2部初め、その悪党(で詩人の)
ラスネールが、俳優のルメートルを
脅してお金を巻き上げようとします。

しかしここからが変わってて、
ルメトールが手元のお金の半分を渡し、
新たに友人になった祝いに、シャンパンで
乾杯をするのです。

普通は、流血の事態になるか、
命乞いするはず。
それがなぜか、お金を半分あげて、
友達になっちゃう。

その時の感覚では、よく理解できなかった
ですが、でも実に懸命な方法だと
思いました。

流血もなく、友人が増えて、
経済的援助をしたのと同じ。
知恵というのは、こういうことを
いうのだなって。

フランスの昔の映画や小説には、
こういった理解したがい、でも
洗練された人間関係の知恵が沢山。

粋なのです。


それに比べると、日本のある業界は、
実に泥臭い。泥臭すぎる。

コテコテ。


シドニーに行ったら寄ってみよう

茜屋(あかねや)のHP

知らない間に、弟のシドニーにあるお店の
HPが新しくなってました。

シドニーに行った際は、寄ってみてください。

ただ、味は・・・だと思いますけど。


たまに己を振り返る

ストロークとは、「相手の存在や価値を認める働きかけ」のこと。
別名「心の栄養」と呼ばれているもので、心が健康であるためには
欠かすことができない。だから、何とかしてこのストロークをもら
おうと努力する。

ストロークには、プラスのものとマイナスのものがある。プラスの
ストロークがもらえないとなれば、マイナスのストロークでもいい
からもらおうとする。それが問題行動だ。


愛読してるメルマガの中での、
赤ペンチェックの記述の一部。

かなり以前ブログににも書きましたが、
ストロークについての記述です。

プラスのストロークとは、
わかりやすい言葉でいえば、愛情、笑顔、
肯定的な認知、感謝、こういったことに
なるでしょう。

マイナスのストロークとは、
怒り、憎しみ、嫉妬、残忍、攻撃的、
こういった負の感情、人間関係のことです。


自分自身の行動を、たまに振り返ってみるのに、
有用な視点だと思います。


プラスのストローク出してますか?



ありがとうをくれ


ただ私の場合、笑顔は
必ずしもプラスとはならないか。

気持ち悪いもん。

2010年参議院選挙

参議院選挙の公示日が6月24日。
投票日が7月11日と決まりました。

私は自慢ではありませんが、
選挙といわれるものには、(記憶としては)
1回も行ったことありません。

エッヘン。

そんな政治にとんと無関心な私でも、
最近ブログを熱心に読んでいる
三橋貴明さんの参議院議員への
立候補はすごく興味をもってみています。

そして生まれて初めて(2度目か?)、
投票というものに行ってみようとも
思ってます。

祭りの前その2

ここブログの中でも触れられていますが、
選挙に対するネットの影響がどの程度の
ものであるのか。

また選挙にほとんど無関心である、
若い世代を振り向かせることが
できるのか。

こんなところに関心をもっています。

そしてネットの影響力を駆使して、
通常の選挙では欠かせない、地盤、看板、
鞄をまったくもたない三橋さんが、
ぶっちぎりで当選すればそれは
すごいことでしょう。

そして事実上、選挙結果を左右していた
テレビ新聞の落目をも意味するのです。


また以前のブログにも書きましたが、
三橋さん(とそのブレーン)の日本の
財政に関する立場は、既存の経済評論家や
アナリストとはまったく違っています。

そういった日本財政に対する
違った視点が、クローズアップされる
きっかけにもなるでしょう。。


2チャンネルから飛び出した、
ネットアナリストが、国政の場に
飛び込んで暴れまわる。

オモシロイ。


最短で2012年の秋だそうです

10%かぁ。
次の改正後の消費税の税率。

最短で2012年、あと2年チョット。
そしてその場合、2013年4月1日の
施行になるでしょう。

今度はインボイス方式、複数税率、
低所得者に対する戻し税、こういった
改正も予想され、いままでの消費税の
知識はつかえないことになる。

また勉強しなきゃ。

まあ大きな改正は、私たちの
ビジネスチャンスでもありますが。


ただ一番気になってるのは、
自分自身の消費税納税額。
簡易課税が無くなれば、間違いなく
納税額は増える。

消費税がらみで収入は増え、
納税額が増えてチャラかしら。


会社を設立して改正された
当座をしのげないか・・


商標権

商標権についてチョット
調べてみました。

ふむふむ所轄は特許庁なのね。

知的財産基本法第2条

・・・商標、商号その他事業活動に
用いられる商品又は役務を表示するもの・・

商標権 
○商品・サービスに使用するマークの保護
○登録から10年(更新あり)


商標「マーク」「ネーミング」。

へー、言葉というよりは
視覚的なものなんだぁ。

申請するのは、その商品サービスが
どの区分に属するのか判定しないと
いけないようです。

商品・役務名リスト

ちなみに税務代理は35。
税務相談は36の区分に属しています。


出願されて、登録された商標はここで、
見ることができます。

商標出願・登録情報


税金で調べてみると、「税金\戻るゾ.com」
こんなのがありました。

相続だと「相続\PRO∞相続手続支援センター」
こんなのが。


ふ〜ん、私たちの同業者って、
以外と商標登録ってしてないのかな。

私も何かやってみるかなぁ。

税金\追徴くらうゾ.com。


ワールドカップ効果

日本がカメルーンと対戦した
月曜日、お客さんがぜんぜん
入らなかったと、ホルモン屋の
社長が嘆いてました。

つまり今週の土曜日の夜は、
日本中のお店、みな開店休業状態
になるのです。


牧場の猫

2010社台・猫





メチャ人懐っこかったなぁ。


遺産課税がいいと思う

平成20年分の相続税の申告事績

被相続人114万人。
年々確実に増えてます。

その割には相続税の申告対象の
被相続人は増えてない(ここが相続税の
課税強化される根拠の一つです)。

相続のトラブルがこれからは増えます。
被相続人が増えて、相続人も当然増えて、
トラブルも当然増える、それが自然。


そうなるといまの法定相続分に
よる相続税の課税手続きよりも、
遺産課税方式の方が税務に係わる
ものとしてはありがたい。

※遺産課税=被相続人の遺産に課税

遺産取得課税=遺産をもらった相続人に課税

法定相続分課税=遺産を法定相続分により
取得したものとして税額計算


被相続人が税金払って、あの世に
いってくれる遺産課税方式のが、
相続に係わる、長々とした騒動に
係わる可能性が少しは減るから。

まずは相続税申告を。
争いはその後で。

ここだけは民主党のマニフェスト、
まもってくださいませ。


それまで政権が・・


税金→保険料→税金

今月も気がつけばすでに14日。
月も半ば。

ということは、市県民税の
第1期の納期限がもうすぐ。

私たちのように、事前に源泉所得税が
収入から差し引かれてる事業だと、
所得税の納税は、それほど痛税感は
ありません。

が、そのかわり市県民税は、
とーっても痛い、感じがするのです。

そういえば、そのあとすぐに事業税の
第1期目の納期がやってくる。
今年は○○万円くらい。

はぁ〜、その前に国民健康保険の
第1期の納付が来るのか。


はぁ〜


ふぅ〜



留守してます

このブログは予約投稿です。

6月12日は、おそらくここ
行っていると思われます。


旅費浮かすぞー


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