いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2012年01月

ペットCT、脳ドック、今年はやめ

今日は人間ドックの日。

ある年齢を過ぎると、自分の
健康を確認するという行為は
ドキドキするものなんですね。

新入会員のFPの皆さん!すぐに独立だ!

昨日はFP協会愛知支部の新入会員
ウェルカムパーティーへ行ってきました。

スタディグループ(FPの勉強会)
の勧誘のためです。

NPO法人日本FP協会の会員は、
全国で18万人もいるとか。

しかしほとんどがサラリーマン等、
独立して自営で食べている人は
ほとんどいない。

したがって日本FP協会は、FPの
地位向上のために独立自営で頑張ってる
会員のための存在ではありません。

ようは毎年会費を払ってくれる、
ペーパードライバ−のために
存在する会なのです。

そのあたりは、会員がほとんど
自営である、弁護士会や税理士会、
お医者さんの医師会などとは
まったく違う。

私がFP資格を取得してかれこれ
14年、いっこうにFPの社会的
地位が高まらないのは、自分で自分の
食いぶちを稼げる会員がいないから。

自分で自分の面倒が見れないFPが
他人のお金の面倒なんか見れる
はずなんか無いのです。

しかしまあそんなこといっていても
しょうがない。まだ手垢のついていない、
スレてない会員をとっ捕まえて、
後先考えず独立けしかける。

そのためのウェルカムパーティー
参加なのです。

独立だ独立。

ペーパードラーバーが何万人、
何十万人いようが、FPの地位
向上には貢献しない。

食えずにすぐ廃業でもいい。

独立だ独立。

成功したら税理士に
(楽で儲かる)仕事回してね。

まとまるものもまとまらない

日曜日ですが、相続に関する
ことで飛び込みの相談でした。

遺産分割に関する相談を受けつつ
いつも思うのは、それほど悪質な
相続人はいないということ。

相続を仕切って、遺産に関する
内容をよく見せてくれない。

こんな話をよく聞くのですが、
これに対応する方法は、何を
いわれてもハンコを押さなければいい。

それだけのことです。

だけどなんというか、はなから
ケンカ腰ではまとまるものも
まとまらない。

相続に関する相談の時に多いのが、
相続人お互いが最初から戦闘モード。

そしてそれが根深い不信感、
憎しみへと発展していく。

そして憎しみにまで発展すると、
もう我々(税理士)の出番はなし。

あとは弁護士と裁判所の
世界になるのです。

でも結局高くつくんです。
その方がね。

冷静に話して、お互いいいとこどり。
そして故人の意思をつなぐ。
これが相続の本質なのです。

おお、最後は我ながら
いいまとめ方だ。

バーゼル3は関係あるのか?

ここのところ、私のお客さんで比較的
財務が安定してるところに、必ず営業に
やってきているのが○○信用金庫。

私の住んでるところに本店がある、
信用金庫としては規模が大きい
ところです。

この○○信金、地元ではすこぶる
評判が悪い。信金のくせに何様?
みたいな商売をやっていたから。

ゆえに口座はもってるけど、
「あんなところとは取引しない」
という会社が実に多かったのです。

ところが最近なぜか(信金レベルでは)
破格の条件の融資案件をもってくる。

こんな金利でプロパー融資?
初めてなのに保証協会なしで
これだけ貸してくれるの?
みたいなものを。

できるんなら最初からやっとけよ。

思うに今までの殿様商売ぶりに
自営業者の気持ちが離れてしまった。

ここへ来て、西三河の経済を
支えていた製造業も将来どうなるか
わからない。

このままでは誰もお金借りてくれない、
ジリ貧の負け組信用金庫になって
しまう。

しかし今まで重ねてきた「罪」を
償うためには、同じ条件では勝負に
ならない。

でもって大盤振る舞いして、
門前払いされてたところに
「心を入れ替えガンバリまーす」
ということだと思うのです。


それに対する私のアドバイス。

いじめられた分は、仕返しすべし。。

いいなぁアメリカ人、能天気で

愛読している橘怜さんのブログ、

素晴らしきかなローン人生

これ面白すぎ。

アメリカ人の借金に
関する意見が最高です。

『 彼によると、最高の人生とはできる
だけ大きな借金をして死ぬことだという。

「かんたんな話だよ」と彼はいった。
「借金っていうのは、要するに、
働かずに大金を手にできる魔法のことなんだ。
死ねばどうせすべてチャラになるんだから、
銀行をだましてできるだけたくさん金を
借りた奴の勝ちなのさ」 』

借金バンザイ!

映画、エンディングノート



エンディングノート

昨日の夜、近くの映画館で上映していた
エンディングノート見てきました。

最初、題名から、流行りの企画ものの
匂いがして、拒絶反応していたのですが、
見てよかった、面白かったです。

人はこうやって、自分が死んでいく事実を知り、
受入れ、そして準備できるものなんだって
感心し、また感動しました。

湿っぽくなりそうな内容を、第3者の
視点(撮影は娘さん)で撮られて
いるのがいい。

しかしカメラマンたる娘さんも、最後の
最後には、やっぱり家族としての顔も
見せざるをえない。

何しろ登場人物は(撮られてる意識は
あるものの)演技一切なし。

もう今日か、明日かの状態になって、
息子に葬儀の段取りをいちいち指示
してる姿は、笑ってしまいます。

でもその律儀さがまた美しい。

こういった人生の締めくくり方が
あるんだって、とても新鮮な気持ちに
なった、そんなドキュメンタリーなので
ありました。

独立開業10年目の真実

年末調整事務も終わり、
確定申告前のチョット一服の
時期です、会計事務所は。

独立して、この4月には
10年目に突入します。

この独立開業して約10年の
キャリアでわかったこと。


・・税理士は儲からない。

労働者にとっては不利益変更なのですが・・

私のお客さんで、4月より営業日、
勤務形態を変える会社があります。

それにあわせて、雇用契約や就業規則を
変更しなければならないのですが、
ついでに給与の支給日も変えてもらう
ことにしました。

月末締めで翌月5日でやっていたのを、
月末締めの25日払いに変えてもらう
(不利益変更なので、もちろん従業員の
同意が必要)。

給与支給が20日もいきなり遅く
なるのですが、幸いにも3月末に
決算賞与を出す予定です。

このタイミングを逃すと、変更できる
機会は当分来そうもない。

変更する目的の第1は資金繰り。

この会社の売上サイクルは、
月末締めの翌々月20日入金。

つまり2ヶ月分の売上の未収が
残ったまま給料を払っている
ことになります。

なので給料の支払いを25日に
できると、支払時の未収は1ヶ月分
となり資金繰りはずっと楽になる。

この1ヶ月分の差が、会社経営では
実に大きいのです。

第2の目的は、給料の締め日から
支払日までの期間が長くなり、
給与事務がぐっと楽になる。

5日支払いだと、月末締めの売上
請求事務と同時に給与の集計を
やらないと間に合わない。

実にタイトな日程なのです。
これが25日になれば、請求事務を
終わらせてからとりかかれる。


皆さん事業を始めるとき、意外と
資金繰りや給与の事務のことなど
考えないで、給与支給日を
決めてしまいます。

一度決めてしまうと従業員の
生活もあるし、なかなか変更
できません。

でも従業員が増えてから変えようと
すると、それはそれでとっても
大変なのです。

お願いしますなら、切手いらないはずだろ

総括表、償却資産税の専用封筒が
あったら、それ使いますよね。

そうそう、切手がもったいなので、
総括表も償却資産税も同じ封筒に
入れちゃって。

ついでに「出してもらいたいなら
切手貼れ」って封筒にコメント
書いといて。

市町村合併の弊害

あれっ、この〇〇町って、合併して
〇〇市になったんじゃない。

えーっ、そうなの。

総括表の送り先、去年と同じ
住所で書いちゃった。

そういえばここも、あそこも
みんなそうじゃない。

どこ送ればいいの、どこ。

えーい、めんどくさい。

わからんところは、安城市に
まとめて投函しとけ、市役所の
職員が送っといてくれる。

社長=肉好き



やはり、肉好きな男は出世する ニッポンの社長生態学 (朝日新書)
やはり、肉好きな男は出世する ニッポンの社長生態学 (朝日新書)


國貞文隆 (著)

もっと肉を食っておくべきだった。

トンカツより、キャベツの千切りが
好きではダメなのだ・・

優先順位が間違ってるだろ、アホ。その2

「潰れそうな会社」に正しい会計資料
作成のお手伝いをメインサービスとする
会計事務所。

そんなものに存在意義はない。
昨日のブログに書いたとおり。

しかし不思議なことに、金無くて
税金どころじゃない会社に、なぜか
そういったサービス提供を一生懸命
やってる会計事務所がある。

謎だ。
私にはわからん。

25日の給料が支払えるか、
月末の買掛金が払えるかと
苦悩してる会社に、正しい記帳の
指導をする。

棚卸の計算が間違ってますよ。

この請求書の売掛漏れてます。

何か意味があるんだろうか。

今月乗り切れるか、
もうバンザイするべきなんだろうか。

こんな会社に、現金出納簿の有高と
金庫があってないよ、などと
やるのでしょうか。

わからん。
わからんぞ、俺には。

しかしいろいろ情報を集めると、
そんな会計事務所はいっぱいあるとか。

不思議だ。

顧問料激下がり、少ないお金で
あれもこれもやらされるような、左前の
業界にそういった価値観が残っている
わけはない。

・・はず。

わからん、わからんぞ。

そしてきっと〇KC会員の
税理士にそういったのが多・・

優先順位が間違ってるだろ、アホ

今日は、通常年1回訪問する行政書士
業務のお客さんのところへ。

決算を見せてもらい、すぐに
資金繰りが厳しいのが見てとれる。

去年も厳しそうでしたが、
今年は見た瞬間に、うわっ!

これって資金繰り、めちゃめちゃ
大変じゃないです?

そうなんです、取引先への未払い
たまってしまって、取引止められて
困っているんです・・

銀行への返済停止交渉しました?

いまなら銀行、リスケの申出あったら
無視できないルールになっていますが、
税理士から何かアドバイスとか。

いえとくには・・

あーあ、このお客さんの決算書みながら、
毎回思うのは、ほとんどアドバイスらしい
アドバイスはなされていないこと。

他の税理士が顧問の場合、
普段はあまり余計なこと
いわないようにしています。

別にケンカ売るのが
楽しいわけではないので。

けど過去の決算書でも、ぱっとみて
普通気になるようなことが、ほとんど
何もいわれていないのが驚き。

しかも今回みたいに取引先に迷惑
かけそうな時は、まず銀行の返済から
先に止めるのがセオリー。

これでは商売がダメになって、
払える可能性自体が消滅してしまう。

何のために顧問料払ってるんだか。


ハデな債務超過の決算書に、〇KCの
記帳適時証明書、処理実績証明書が
添付されてます。

・・何か意味あんのか。

年商6千万でも、日給20万円

たとえば年商が6千万円の零細企業の
場合、月商は5百万円となります。

そして月に25日営業すると、
1日あたりの売上は20万円。
零細企業といえども、結構な金額に
なるのです。

この毎日の売上20万円、油断すると、
すぐに19万、18万円と下がってしまう。

かりに現状維持であっても、常に全体を
見渡してこれだけの売上を確保しなければ
いけないのです。

よく私が、社長が時給800円の仕事を
してはダメな理由を説明するときに
つかうのがこれ。

毎日20万円の売上をつくらないと
いけない会社の社長が時給800円の
仕事していては、経営なんかうまく
いくはずがないのです。

ところが不思議なことに、その事実が
解っていてなお、その時給800円の
仕事に執着する人も少なくない。

えてしてそういったタイプの社長ほど、
強くいえば強くいうほど、なぜか
時給800円の作業に逃げるのです。

なぜか。

私がいつも思うのは、うまくいってる
会社には、もともと税理士なんて不要。

税金も払えるし、お金も借りられるし
問題なんか起こりようがない。
起こるとすれば、ヘンなコンサルタントの
ヘンな提案を受けたときくらいのもの。

うまくいってない会社にこそ
必要なのです、税理士は。

ただ。

そういった会社の
顧問税理士はひどく疲れる。。

開業10年目の年に

今年から税理士法に基づく
業務処理簿をちゃんと作成する
ことにしました。

1件申告が終わるたびに、
そのお客さんの分を作成していけば、
今年の終わりには、全てのお客さんの
分が完成する。

つまり1年かけて、ちょこちょこ
進めることにしたのです。

税理士の皆さん!
ちゃんと業務処理簿作成してますか。

業務処理簿の作成してないと
税理士法上は懲戒処分ですよ、
懲戒処分。


オマエにいわれたくない?

一種の貧困ビジネスかも

去年の年末だったか、読売新聞で

生活保護受給者囲い込みの病院「彼らは上客」。
公費負担で高頻度通院…厚労省調査

こんな記事がでてました。

現在の生活保護のシステムは、
生活扶助その他、全部で8種類。

そしてその中で、もっとも問題だと
思われるのが、現物給付、そして
チェックがほとんどはたらかない
医療扶助だと思うのです。

たとえば最低賃金で、目一杯働いても
生活保護費以下しか稼げない、
年金保険料を一生懸命払っても、
もらえる年金が生活保護費以下などと
いった矛盾はあります。

しかし金銭による給付の場合、
金額によってその矛盾が誰にでも
分かりやすい。

それに比べ現物給付たる、医療扶助の
場合、問題がすごくわかりにくいのです
(けど生活保護費の5割が医療扶助)。

新聞でとりあげられた生活保護者
囲い込みの医療機関は、その盲点を
ついたもの。

実際気になって、あるお医者さんに
聞いてみると、生活保護の患者さんの方が
儲かるとのこと。

本人負担0でつかいたい放題、
しかも健康保険のようにチェックされる
こともない。

よって病院経営を考えれば、
生活保護者をかき集める方が
合理的といったインセンティブが
はたらくのです。

ふぅ。

これも一種の貧困ビジネス?


そういえば、介護やアパートも
生活保護者のが経営が安定すると
いった話もあったよなぁ・・

こんな話聞くとますます過少消費が・・

「切手を貼ってください」だと

一昨日ブログに書いた、
分離課税賃貸人報告書(依頼)のように、
市役所から市税の課税漏れ、滞納処理に
関する書類が、市町村から最近
わんさか届きます。

そのたびに、お客さんからこちらに
書類がまわってきて、処理しなくては
いけません。

税収が苦しいのでしょう。
やたらときます。

そしてこの手の書類の何が
腹立たしいかといえば、こちらに
自分たちの事務コストを押しつけ
ているにも関わらず、送付用の封筒が

「切手を貼ってください」

となっているものがあること。

文書には「お願い」「依頼」と
書いてあるにもかかわらず。

テメこのやろ、お願いというんなら
切手代ぐらい負担しろ。

バカヤロー

つぎ○○市の固定資産税課いったら、
絶対に文句いってやる。

そういえば市町村の
総括表用の封筒もそうだ。

あー、腹立たしい。

ダウン・バイ・ロー

先日、何気なくテレビ見ていたら、
ジム・ジャームッシュのダウン・バイ・ローを
やってました。



トム・ウェイツの
ジョッキー・フル・オブ・バーボンが
カックイイ。


分離課税賃貸人報告書

昨日あるお客さんのところに
訪問したところ、次のような文書が
きているとのことでした。


『分離課税賃貸人報告書の提出について

平成16年度の地方税法改正(第343条第9項)
により、平成16年4月以降、賃借人が施した
付帯設備は、賃借人を所有者とみなすことが
できる旨が明文化され、本市条例においても
同様の措置をとっております。

つきましては、貴所有の分離課税該当家屋について、
賃貸人からの申告状況を把握するため、下記の
とおり提出をお願いします。

1 提出書類 平成24年度 分離課税賃貸人報告書

2 提出期限・・・』


むむ、このパターンの報告書が
送られてる市町村は初めて。

いよいよ本腰あげて、償却資産税の
課税漏れ物権の洗い出しに着手して
いるのでしょう。

上記の文書がいわんとしている
ことは、こういったことです。

建物を借りた人が、その建物に後で
造作した付帯設備の償却資産税が
適正に申告されているか確認したいから、
大家さんは報告してね。

こういったことなのです。

実は昔はこういったことが
ハッキリ決まっていませんでした。

建物に後で造作した部分は本体に
含めて建物として課税されるのか、
それとも分けて課税されるのか、
ハッキリしなかった。

※分けて課税してくれといった
手続自体は存在していましたが、
あまり機能していなかった。

建物に含めると考えれば、大家側が
税金払うということになるし、
分けるとなれば借りた方が払う
ことになる。

ところが平成16年以前は、法律上の
明確な根拠がなかったので、ほったらかし
になったまま申告していないことも
多かったのです。

そしてその流れでずっときているので、
いまだに課税されずに漏れまくっている。

それが昨今の市町村の税収不足、
何とかとれるものはとりたいと
いった流れに変わってきた。

上記の提出お願いしている市町村は、
現在もっとも積極的なところだと
思います。

ただしこの流れは、全国的にあらゆる
市町村に広がっていくことは間違いない。

ああ、いままでがユルユル
だっただけに・・

わーん、買ってー

昨日の帰り、買い物してたら
お菓子を買ってもらえない、
ガ・・子供がごねてました。

わーん、いやだぁ、
買ってったらぁ。

わーん。

むむむ、ばか者。

泣けばなんとでもなると
思っとるのか。

世の中、泣いてもなんとも
ならないことのが、ずっとずっと
多いのだ。

大ばか者めが。

泣いて、手形から現金決済に変えて
もらえるんなら、建築屋はなんぼでも
泣くぞ!

泣いて銀行がリスケに応じてくれるなら、
社長なんか大泣きだぞ。大泣き。

泣いて顧問料上げてもらえるなら
俺だっていくらでも泣く。

泣いて税金取れるんなら、
税務署員なんか泣き喚くぞ。

えーと、
それから、それから。

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