いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2014年01月

悪玉コレステロールはいかに

本日はこれより毎年恒例の人間ドックです。

上州無宿

狼の死

独立してしばらく、

体より目先の金だ!

の優先順位でしたが、その考え方が変わった
理由が、もう7年以上前のこの出来事。

健康あっての自営業。

働けての、事業計画、収入見込み。

これ読んでる皆様も、気をつけましょうね。

悪玉コレステロールはどうなって
いるのだろうか。。

料金不足で総括表戻る

市役所に総括表を提出したのですが、
そのうちのいくつかが、重量オーバーによる
切手不足で戻ってきてしまいました。

以前は、市役所も料金別納の封筒を送って
くれていたのに、最近では「切手を貼ってください」と
書かれた封筒を送ってきます。

お金がないのは分かるのですが、
手続きキチンとやってもらいたいのなら
切手代ぐらい負担したらどうだ。

住民税の特別徴収含め、やたらと事務コストを
会社や会計事務所に負担させるくせに
切手代をケチる。

今度いったら文句言ってやる。

それか違う市町村のやつを大量に
送りつけて、向こうに仕分けさせてやるか。

ちゃんと量らん私が悪いんですけれど。

神に代わって処理するのだ。文句あるか

先週、税理士会の部会後の懇親会での話。

中小企業の会計要領について、まれに
銀行等から直接本会に問い合わせがあって、
困っているとのことでした。

その話の流れの中で、決算書に内容の分からない
資産や有価証券、繰延資産があったときに
どういった処理をするのかにの話題が面白かった。

私:すべて費用処理する。

Aセンセ:費用処理して、別表で加算する。

Bセンセ:分かるまでほっとく。

私の立ち位置は、分けわからんものは費用処理すべし。

費用処理しても、別表加算すれば別表5の利益積立金に
分けからん加算項目が残るという意味では、決算書に
残るのと同じ。

よってどしどし落とすべし。

間違ってたら、後で修正すればいいのだ。

そんな意見をいったところ

「センセは勇気あるねぇ」

そうか?

税務署に、分けわからん資産等の費用処理について
聞かれることはありますが「そっちで調べて
まずいと思ったら、勝手に加算して更正してくれ」
というようにしています。

そしてそれにより修正させられたり、更正を
受けたことは、少なくとも今まではない。

ようするに分からんものは誰にも分からん。

誰かが勇気だして処理しないと、このまま22世紀
なっても残ってるし、世界の終りの時にも残った
ままになってしまうのだ。

だからオレが神様に代わって、処理するのです。

何か文句あるか。


たまにやりすぎて、あるものまで落として
しまい、次の事業年度に

資産/雑収入 の仕訳を追加したりして・・

経済学の前に簿記を勉強しろ

経済学者やエコノミストを名乗るには、
日商簿記検定の2級くらいはとらないといけない。

単式簿記の発想で、大変だ!を連発するのは
やめてくれ〜

もちろん、損益が赤字続きなのを
資本取引で補うのは限界がある。

資本が流出し続ければ、損益が黒字でも
破綻することはある。

しかしいつも思うのは、損益取引、資本取引だけを
取り出して

大変だーっ!

とやるのはやめろ。

経済は詳しいが、簿記検定2級の知識も
私はもってないといっているに等しい。

仕訳帳から、振替伝票から勉強しろ。

生産性向上設備投資促進税制

産業競争力強化法が平成26年1月20日より
施行になったことに伴い、あわせて生産性向上設備投
資促進税制も適用できることとなりました。

適用期間、平成26年1月20日〜平成28年3月末
までが、即時償却、または5%税額控除。

平成28年4月1日〜平成29年3月末
までは、50%の特別償却、または4%の税額控除。

適用期間の開始日が、ずいぶんと
中途半端な日となっています。

間違えないようにしましょうね。


生産性向上設備投資促進税制パンフレット

経営者保証に関するガイドライン、2月1日より運用?

経営者保証に関するガイドライン

先日、経営者保証に関するガイドラインについて、
こんなことできるのかいなみたいなブログを
書きました。

これに関する情報について、昨日、保証協会と
政策金融公庫の話を聞く機会がありました。

この平成26年2月1日から、このガイドラインに
基づいた融資を行っていくとのこと。

へぇー

慣れないことなので、当初混乱するだろうけど
とにかくこれに基づいて融資をしろ!みたいな
形で上からは言われているようです(ただ取扱いに
関する指示書等はまだ届いていないとのこと)。

このガイドラインによるのは、保証協会、
政策金融公庫だけでなく、もちろん当然銀行も
含まれてくる。

基本的に会社と経営者がずぶずぶ関係の
顧問先がほとんどの税理士にとって、
ホンマか?といった感想が正直なところ。

まあ、この会社の借金に経営者の保証を
付けないことができる場合は、会社と経営者個人の
資産・経理等がかなり明確な区分がされている
必要があるでしょう。

つまり、十分に利益が出ていて返済できる、
会社の財務力、財務情報の適切な開示といった
「いい会社」の条件を満たすだけでは
ダメだということです。

会社の金はオレの金、オレの支出は
会社の経費、みたいな社長では到底ダメ。

それにしても経営計画の策定、社会保険の加入強制、
今回の個人保証不要融資などの話を聞いてると、
会社は会社、個人商店じゃないんだから。

これを強く求められるようになって
いくのでしょう。

いいことなのでしょうが、それはそれで
少し寂しい気もするよなぁ。





お金に関する理不尽さにぶち当たる

事業やお金に関わる仕事をやっていると、
一般の世間常識とはずれた、なんじゃこれは!
みたいな理不尽なことはよくある話。

その理不尽な話が出た時の有利不利を
判定すると、お金を持ってない方が断然強い。

何しろ無いものは無いと、言い切れる強さほど
強力なものは無いのです。

反対にある方は不利。

気持ちが滅入るくらいなら、お金で
済ませてしまった方が、気楽なのです。

でも、でもですね。

脇で見ていて、本当にそれでいいんだろうかと
思うことも多々。

そりゃ筋が違うだろうが。

無いからって、開き直ったり、
吹っかけたりするのはモラルにもとるだろ。

そんな気持ちや怒りが沸々と
湧き上がってくるのです、あまりにも
理不尽だと。

私の正義感が幼稚なのか、それとも
やはり正しさを主張し続けるべきのか。

人生、折り返し過ぎた私のクリアするべき
命題かもしれないな。

地方法人税という、地方に配分される国税についての改正

平成26年度税制改正で新たに「地方法人税」と
いうのが創設されるそうです。

法人住民税の税率を下げて、その分を国税として
徴収し、地方交付税として地方に配分する。

地方といった名称がついてますが、
申告も納付も税務署に行うそうです。

・・違う名称にしろよ。

分けわからんぞ。

事業税から分離した地方法人特別税も、
いまだに名前を覚えきらん。

経理上は事業税とほとんど同じなのに
名称が似てるので、復興特別法人税と
よく間違えるぞ。

この上紛らわしい税目や申告手続きが
また増えるのか!

何とかしろ。

特別、法人、地方、このあたりのキーワード
もうちっと考えて使えよ。

ネーミングのセンス無さすぎ。

地方法人税の申告が始まった時点で、勘違いして
県税事務所に申告してしまいそう。

研修会への厳しい意見

先日、税理士会の支部役員の懇親会での話。

研修担当の役員が、アンケートで少数だけれど
かなり厳しい意見があって、凹むことが
あると話してました。

誰だっ!
大変な研修の企画を、一生懸命やってる
担当役員をいじめるやつは。

支部研修を税務署に頼んで研修をすると

「オレたちは税務署の下請けじゃない!」

と毎回書かれる会員がいるんですよね。


・・オレだ。。

下請けの指導

特産品をゲットして税金もついでに安くなる

昨日、家に帰って日経新聞読んでたら
社会面に出てました、でかでかと。

ふるさと納税のための特産品の
バラマキ、いくらなんでもやりすぎ。

そりゃそうだよな。

ふるさとチョイス

たとえばここなんか見ると、1万円以上の寄付で、
名古屋コーチン鍋セット、ぼたん鍋セットなどが
もらえるとか。

それ以外にも、目移りしそうな特産品の
オンパレードで、1万円出して「買ってもいい」
と思わせるようなものばかり。

豪華特産品をもらえ、税金まで安くなり。
何かヘン。

自治省から、ほどほどにしろ!
といわれるのもごもっとも。

しかし何事にも目の付け所がいい人と
いうものはいる分けで、これを使って効果的な
節税と商品ゲットのスキームを考えた人は
(マメという意味で)大したものです。

ただ新聞で叩かれるようになると、
そろそろ終わりかも。。

赤字なら赤字でちゃんと組め

何かこの決算書、操作したっぽいよな。

この数年の微妙な赤字の数字と、BSの
売掛金、在庫、長期貸付金、このあたりを
どうもいじったような気がする。

うーん、怪しい。

中小零細の決算書を見ながら、こういった
感触を抱くことは、よくあることです。

ただ私なんかは、なんで赤字なら赤字で
ちゃんと決算組まないんだろと思って
しまいます。

こういった誤魔化しの決算組んでしまうと、
頑張らないといけない事実や直すべき部分が
分からなくなってしまうんじゃないかと。

最近の銀行は、昔に比べればちゃんと勉強
しています。よって小手先の粉飾なんか
見破る可能性は高いでしょう。

赤字は赤字でちゃんと決算の数字をつくって、
ただしどうやってよくしていくのかの説明が
出来ればいいのです。

無理に変な調整して、妙な疑念抱かれるくらいなら
どーんと赤字出し切ってしまった方がいい。

それと怪しい決算書って、
何か妙に臭うんですよね。

変な臭いが染みついてしまわないように
しましょうね。

誰が支店長でもよさそうな気がするが

先日、新幹線で移動するとき。

たまたま隣に、上場企業か中堅企業か
よくわかりませんが、ある支店の同僚5人で
ビール飲みながら、ある話題で盛り上がっていました。

それは支店長人事について。

過去の抜擢人事や現在の支店長のこと。
これから誰がなるのか、誰がいいと思うのか。

まあこういった話を、それこそ延々とやっている。

脇で聞いていて、こんな話題で盛り上がれる、
1時間も2時間も話せることがあると
いうのがとっても不思議。

経営者=オレ

営業員=オレ

事務員=オレ

雑用係=オレ

のフル「オレ様」仕様の個人事業者に
とっては理解無能。

こんな話が酒の肴になるのが、よー分からん。

サラリーマンの成れの果て

つくづくサラリーマンには向いていない
自分を、改めて思い知った私なのでありました。

しかし不思議だ。

怒りをマネジメントする

日本アンガーメネジメント協会

へーっ、怒りをコントロールする技術を
教えてくれるところがあるのですね。

あの人と、あの人と、あの人は行った方が
いいんだろうけど、提案したら絶対に怒りを買うな。

えっ、オマエが行くべきって。

ごもっとも。

50年前は散々な評価だった

昨日は所属している税理士会支部の
新年慶祝行事が行われました。

お祝いされる税理士の方が何人かいたのですが、
その中で印象的だったのが、税理士登録50年の
センセのスピーチ。

若いころにやむなく教員を辞めて、
税理士を目指すことになったとのことですが、
そのころの税理士という職業の評判は散々だった。

脱税屋。税金を誤魔化すための専門家。
そんなわけの分からんモノを目指すやつには
うちの娘はやれない。

つまり職業として確立されておらず、
社会的な地位もとても低かったのです。

いまではそれなりの社会的評価を得ている
税理士という職業も、50年以上前はその程度の
社会的評価、むしろ胡散臭い職業だったのです。

税理士に限らず、いまある職業はいきなり現在の
社会的評価や地位があるわけではない。

先輩の人達が、営々と築き上げたモノが
あって今があるのです。

そんなこと感じた、大先輩のスピーチ
なのでした。

経営者保証に関するガイドライン

昨年の12月5日に発表された
経営者保証に関するガイドライン。

全銀協ニュース

日商ニュース

経営者保証に関するガイドライン

経営者保証に関するガイドラインQ&A

経営者保証をとっても危ないのに、
経営者保証をとらないなんて・・

などと不謹慎なことをいってしまっては
身も蓋もないか。

経営者保証無しにお金借りるのに
一番は、株式を上場してしまうこと。

そうすれば原則経営者保証は無くなります。

つまり考えうる企業経営としては
理想に近い。

ようは経営者保証無しでお金が借りれるように
なるってことの意味は、そういったことなのです。

道は険しいと考えるか、不可能と考えるか。



馬券の本を

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紙袋いっぱいいただきました。

これって喜んでいいこと
なんですよね?

82円切手は3月だそうです

80円切手を買いに行って気が付きました。

4月より切手代が値上げになります。

50円のハガキが51円。

25g以下の定形封筒が80円から82円。

25g超50gまでは90円が92円。

80円切手を100枚買おうとしたのですが、
50枚で止めときました。

ちなみに82円切手、92円切手等が新たに
発行されるのですが、それらは3月になってから
入ってくるとのこと。

また3月31日の消印までは50円、80円で
受け付けてくれ、4月1日以降になる場合は
新料金でないとダメとのことでした。

期限がある郵便物を投函する場合、
注意しないといけないかも。



借家権?そんなものは無い!

昨日は毎月やっているFPの勉強会でした。

講師に来ていただいたのは、
不動産鑑定士の田中利彦さん。

内容としては、以前税理士会の研修でやった

固定資産税の見直しをしよう

をFP向けに分かりやすくしてもらったものです。

今回オブザーバーで参加された方の中にも、
実際にご自分の土地について固定資産税を
見直しされた人がいて、その方の経験談なども
聞け、とても面白い勉強会になりました。

ところで、その勉強会終わった後での飲み会でも
興味深い意見を、田中さんから聞けました。

それは借家権が存在する土地の場合、その借家権を
どう考え、それを不動産の評価にどう反映させる
べきかということ。

たとえば相続税の財産評価については、
貸家建付地(アパート等が建ってる土地)の
借家権の評価を 

土地の評価−(借地権割合×借家権割合×賃貸割合)

と評価します。

しかしその控除される根拠となる借家権については、
学説の上では「立退料相当額である」いや「土地の
使用制限による価値の棄損分」である、といった
具合にいろいろな意見があるのです。

ただ実務上は確立された論理というものが
存在しないまま、とりあえず貸家に他人が住んで、
家賃もらっていれば、計算上は土地(家屋)から
差っ引くいったルールになっているのです。

田中さんの意見は、それは地価が右肩上がりの
時代の考え方をそのまま引きずっていて、そういった
控除すべき借家権というものは、いまの時代には
存在しないとのこと。

つまり地価が右肩上がりのときには、場合によっては
借家人を手早く立ち退いてもらってもらった方が
いいことも多かった。

その方がその土地の関するパフォーマンスが
結果として、高くなるような場合が多かったから。

その過程の中で賃借権である借家権に経済的価値が
形成され、それを金額で評価するという慣習が
発生していったというのです。

なるほどぉ。

そして現在では、金銭で評価されるほどの借家権と
いう権利は、存在しないというのが不動産鑑定士で
ある田中さんの意見なのです。

そうだよなぁ、いまなんか空室のアパートよりも
満室のアパートの方が、高く売れるくらいだもんなぁ、
人に貸しているというだけで、不動産の価値が下がる
という考え方そのもが、古いのかもしれないよなぁ。

普段はほとんど意識しない借家権という権利も、
専門家に聞いてみると、違った見方ができるのですね。

勉強になりました。。

事業に見切りをつけて、こちらで勝負

自分の平成25年分の会計データーを
少し早いのですが締めました。

・・頑張ったような気がするが、
いまいちパッとしない。

XPから7へ変えたときのコストが効いてるか。

それにしても、毎年さほど変わり映えしない
自分の事業を振り返り、考え方を改めることに。

事業がダメなら株だ!株。




10倍株、いや20倍株を探して大儲けだ。

手続き終了の案内が来た、NISA(ニーサ)を
利用してこれから大儲けするぞ。

ある精肉店のはなし



ある精肉店のはなし、見てきました。

休日とはいえ、朝早い上映なのに満員。
これにはびっくり。

映画は7代続く、大阪貝塚市で営まれる
町の精肉店のドキュメンタリー。

この精肉店が普通の肉屋と違うのは、自ら肥育した
肉牛を自ら屠畜して、切り分け、店頭に並べて
販売していること。

その肉牛を処理していた屠畜してた屠畜場が、
2013年3月に閉鎖される。

その閉鎖される前後を中心に、一つの精肉店の家族を
撮りながら、命の営みの大切さを教えてくれる映画です。

現在のように生産、販売の分業化が進んだ時代に、
これほど命と密着した、大変な仕事が成り立っていた
というのが驚きでもあり、感動的でもある。

また屠畜(屠殺)の歴史は、被差別部落の歴史とも
重なっていて、このことを忘れている、知らない人は
沢山います。

そういった意味でも貴重なドキュメンタリーだと
思います。

何より4世代の家族が、一つに家に集い
生き生きとして生活しているさまが、とても
魅力的にとられています。

日本の大家族って悪くない。
と、つくづく思わせてくれる。

しかしこの映画の白眉は、やはり屠畜場で
肉牛が「割られ」切り分け、処理されていく場面。

私自身、もっとむごい場面を想像していたのですが、
牛に対する敬意、手際の見事さに心打たれるでしょう。

この場面だけでもお金を払ってみる価値がある。

また命をいただいて生きている以上、
見るべきでもあるのです。


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