いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2014年04月

経営者の仕事

を一言でいおうとすると。

決めること。

いろいろ考えて、しかし経営というものには
模範解答がないものがほとんど。

つまり最終的には、腹をくくって

えーい。

これしかないのです。

もっとも口でいうのは簡単、実行するのは
すごく難しい。

けど、決めるしかない。

そう、決めるしか。


今年はディープをば・・
     ↑
どこが経営だ。。

実質破綻してる?

ここのところ新聞テレビなどでは、「公的年金の積立金、
枯渇により年金は破綻」とはいわれなくなりました。

これはGPIFの平成24年度の運用が10.23%とよかったこと、
最近の運用実績が好調であることにより不安が払拭され
つつあるからではありません。

報道に係る記者さんが年金について勉強し、
理解が深まったためだと私個人は理解しています。

制度の問題点について指摘するのはともかく、
うかつに破綻だ!といえるような問題ではないことが、
広く共有されつつあるからでしょう。

しかし週刊誌や、ネットを見ていると、識者といわれている
(本人たちがそう思っている)人たちのなかに、いまだ
「破綻だ!」、「実質的には破綻している!」とやっているのが
いるのには、開いた口がふさがらない。

そもそも論から間違っていることを理解していないのです。

少子高齢化に悩む先進国の公的年金制度に、
破綻の可能性のない制度などない。

勉強すれば勉強するほど(消極的選択の結果とはいえ)
現行の制度はそれなりに評価できる。

部分だけを見て全体を批判するのは、酔っ払いの
政治談議となんら変わらない。

賦課方式から積立方式へ移行しても、経済学的には
ほとんど違いがないにも係らず、本当にお金が「積立」て
おけると考えているらしい。

限られた資源で運営され、かつ社会的利害が対立する
公的年金(その他の社会保障すべて)について、
誰もが満足する改革手法など存在するわけがない。

ちびっと頭を使えば、それほど難しいこと知らなくても
誰でも分かることだと思います。

繰り返しますが、だから記者さんたちは「破綻だ」と書かなくなった。

いま破綻だとわめいてる記事を書いているのは、
煽って部数を伸ばすのを仕事とする新聞週刊誌の記者。

またはホンマもんの○ホのどっちか。

このホンマもんの○ホが、結構大学のセンセやってたり
評論家や有料のメルマガやってたり。

カッコ悪く起業した人が成功する

カッコ悪く起業した人が成功する
鈴木健介
メディアタブレット
2012-11-26



私はKindle版ではなくて、中古本で読みました。

個人的には起業というよりも、中小零細企業の経営に
関する指南書といった方がいいように思います。

それでも久々に、一気に読みきってしまう
起業本に出会えました。

著者の実体験に基づくものなので、理論的に正しいか
どうかはともかく、説得力があるのは間違いない。

とにかく著者の行動力が素晴らしい。
結局、起業とは行動以外の何ものでもない。

これから起業しようとする人だけでなく
いま現在苦闘している、中小零細の経営者にもお勧め。

裏切り者か、インサイダー

国税OB、かつ国税在籍時の肩書を
これ見よがしに「売り」にする税理士を見てると
こんな言葉が頭に浮かびます。

元同僚を裏切る裏切り者。

インサイダー野郎。

国税にコネがあることを売りにする人間の○○。

断っときますが、普通のOBのセンセは
この連中と違って、もっと奥ゆかしい。

おそらくOBのセンセの大半は、苦々しく
思っているはずでしょう。

何が頭にくるかって、こういった連中の御託言を
有難がる税理士や納税者が沢山いること。

知識はすごくとも、品性に欠ける人間の話を
有難がってはいけません。

自身の品性が疑われます。




税理士の資質(とにかく細かい)

昨日は、所属している税理士会の理事会で、
定期総会議案書の読み合わせが行われました。

定期総会の議案書とは、1年間の税理士会支部の活動を
報告し、会員にそれの承認を受けためのもの。

漏れているものはないか、追加修正すべき
ことはないか、それを理事会のメンバーでチェックする。

この議案書のチェックしながら思ったのが、

さ、さすが税理士のセンセ。

もちろん内容についても討議するのですが、

段落がずれてる。

ここは「 、」がいるだろう。

フォントのサイズが、ここだけ小さい。

この文字と文字との間の空間は不要。

委員会を開催したお店 ○○○○本店 となってるが
あそこはホントに本店か?

おお!

普通の人間はそんな細かいこと、全然気にしないぞ。

大ベテランの税理士センセが、目を皿のようにして
次々に上記のようなことを指摘していく。

すごい、すごいぞ。

最初、文書のチェックをするのに、なぜ3時間も4時間も
時間を取ってあるのか、私には分かりませんでした。

これが理由だったのですね。

毎年行われる総会では、議案書読んでるときは
大抵うたた寝をしているのですが、これほど大変な手続きを
ふんで作成されているとは、シラナンダ。


パートさん募集締切

今回のパートさんの募集は締切ました。

ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。

全然応募がなかったら、どうしようと思ってました。

よさそうな人が、何人もいたのですが、
残念ながら採用予定は1人。

もうちょっと沢山採用できるような事務所であったならなぁ。

入るだけ入っていただいて、それから仕事を
探しても(つくっても)いいか。

いろいろ考えることはあったのですが、今回は
経験者の中から条件が一番あってそうな方に
お願いすることに。

いままでにこういった形で募集したことは
ありませんでした。

知り合いにお願いして、手伝ってもらっていました。

生まれて初めて、面接やってみて思ったのは
ホントいろいろな人がいます。

今までは主に採用する側の人とばかり話しして
いたので、その点は新鮮でもありました。


感謝。

せめて家業以上を目指す

1.趣味・生きがい

2.内職

3.個人商店

4.事業

5.(本格的)経営

事業といわれているものを
階層的に区分けすると、こんな感じか。

起業するときに「人の役に立てれば幸せ」という人は
多いですが、そういった人で3以上になった人は
私は見たことありません。

そもそもお金を儲けない、利益を上げないような
ことを「起業する」などといってはいけません。

経験則上は、最初5を目指して、結局3か4に
落ち着く人が多い。

通常は、上を目指して、ランク少し下というのが普通なので、
最初から下でいいやっていう人が、上になるということは
滅多にないのです。

ここでも人の意志と、実現できる現実には明確に
ギャップが生ずるのが普通ということなのです。

資本主義というのは、利益が膨らみ、その膨らんだ
利益が世界の皆を幸せにする仕組み。

完全ではありませんが、いまのところそれ以外に
選択肢はありません。

それに参加し、世界の豊かさに貢献するには
利益をあげていくしかない。

利益をあげ、納税し、お金をしっかりと使い、
富を世に中に循環させる。

1、2で満足するしているようでは、自らそれに
不参加表明しているようなもの。

もっとも1、2で満足している人も、心の底では
お金儲けたいと思っているようですけど。

頑張れバカボン

久々に税務調査の立合です。

やって来たのは、昨年配属された
ばかりの若い調査官。

雰囲気的には、天才バカボンに出てくる
バカボン君そのまんま。

頑張れバカボン君。
日本の国家財政の将来は君たちに
かかっているのだぞ。

ただ、ウメ公みたいな調査官になっては
絶対にイカン。

あー、思い出すたびに腹がつ。


資格という幻想

資格をとって、自分のキャリアがリセットできる。

資格をとって、新しい自分が発見できる。

そんなことはありません。

資格を取ると貧乏になります

こちらは先日ブログに書いた「資格をとれば
成功できる」ということが幻想であるということを
教えてくれる、シビアな内容の本。

あれれ、みたいな記述もありますが、まあ
資格あればセンセイ業として左団扇ではない
ことなどあきらか。

もちろん資格もった使えないサラリーマンと
いうのも、使えないセンセイ以上にごまんといる。

結局のところ、個人の資質以上に
「使える」ものはありません。

そのことに気が付かない以上、資格は「死格」と
なる可能性が高い。

やたら資格もってる私がいってるのだから、
それほど外れていない意見だと思います。

コロコロの次はこれ

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コロコロ、腹筋ローラーの次はこれ。

私自身の腰痛の原因は、実は猫背、
上体の硬さがあるような気がするのです。

これで背中を伸ばし、柔軟性復活!
となればありがたい。

ちなみに腹筋ローラーは、かなり効きます。



516倍の男

昨日の日経の夕刊を読んでいたらでてました。

飲酒で食道がんのリスク急上昇。

とくにお酒を飲んで顔が赤くなる人は、赤くならない
人に比べて食道がんのリスクが著しくなるとか。

1日4合飲んで顔が赤くなる人は、飲まずに
顔が赤くならないタイプの、リスクがもっとも
低い人に比べ

1721倍!

私のように顔が赤くならないタイプでも
飲酒量が4合だと

516倍!

これから白ワイン、ビールがおいしい季節というのに・・


いしだ会計、廃業の危機?


利益を出すのは意思

というのが私の持論。
少なくとも中小零細事業者では。

断じて仕組みなどのテクニカルな
話しではない。

これだけ値入しないと、固定費がまかなえない。
売値をこれにしてください。

無理。
そんな金額じゃ売れない。

それじゃ固定費がまかなえない以上
仕方がない、事業辞めますか?

辞めたくない。
頑張って続ける。

話しが矛盾してますよ、社長。

でも続けたい。

それじゃ固定費、×××××円削ってください。

それも無理。
減らすのは不可能。

不可能なのは、事業の継続ですよね。
分かってます?

利益を出す意識を持ち続ける以外に、
工夫や努力が生まれてくるところはない。

しかし染みついた○○○○というのは
そう簡単には、払拭できない。

多分、うまくいっていない人たちは
自分でも分かっているのだろうが。

あー、歯がゆい。



資格を取ると貧乏になります



帯に書かれたキャッチコピー。

弁護士、公認会計士、税理士、社労士・・
「一流の資格で一生安泰」

なんて大ウソ!


いまさらいわれてもなぁ。

まあ、ようするに資格業も普通の商売に
なったってことなのでしょう。

ツライ。

アクト・オブ・キリング



アクト・オブ・キリング

1960年代にインドネシアで密かに行われた
100万人規模の虐殺の当事者に、その虐殺の
様子を再演してもらうというドキュメンタリー。

この映画を見て思い出したのは、ハンナ・アーレント

ユダヤ人を収容所に送って、大虐殺したアイヒマンが、
小役人のような凡庸な男であった事実と、映画の中の
アンワルの平凡な好々爺ぶりと被るような気がしたのです。

無実の者に共産主義者のレッテルを張って、
大量に殺害した事実を得意げに話すアンワル。

その殺人者としての「過去」以外、誰でも好感を
抱くであろう好人物として映画の中では撮られています。

このギャップが見る人を戸惑わせる。

無慈悲に効率よく殺戮したことを自慢げに話しながら、
かたや自分の孫には、生き物にやさしくあって欲しいと
願う祖父としての気持ち。

これらが矛盾せず、同一の人物内に存在すると
いう不思議。

しかし彼は演技を通じて自分の過去を追体験
していくうちに、感情に変化が生まれていきます。

そして訪れるラスト。

人が人に対して、無慈悲で残忍であるということは
何と簡単なことなのでしょう。

私がその時代、その国に生まれていたら、
殺す方だったのか、殺される方だったのか。

殺される方ならば、まだ救われるのかな。

火星大接近(らしい)

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お月様の左上、
ポチッッと小さく見える小さい点。

これが火星さんなのだ!

・・と教えてもらった。

大接近の割には小さいけど、
これでも1.5等級。

火星さん、コンニチハ。

もっと厚かましくいくべき

女性の履歴書をみながら思います。

皆さん、謙虚すぎ。
またアッサリ書き過ぎ。

たとえば学歴、職歴を書くときに
何をどう勉強し、どういった業務を具体的に
やっていたか、書く気になればいくらでも
書けると思うのですが。

かりに職歴に空白の期間があったって、
じっくり考えれば、書くこといくらでも
あるはずと思う。

家事、子育てに専念していたって、
何か仕事に役立つ学びや経験はあるはず。

何にも考えず、何もしていなかったこと
なんか、普通ありえるはずもない。

謙虚であることは、必ずしも美徳ではない。
ビジネスの世界では。

縁を求めたいと思うのなら、目一杯
アピールするべきです。

とくに中小零細なんて、採用基準あるようで
明確なものなどありません。
ゆえに何がきっかけになるか分からない。

もったいないなぁ。

もったいない。

自営のおっちゃんはつくづく思う。

投資家交流会&ミニセミナー

昨日は東京まで、インデックス投資の伝道師、FPのカン・チュンドさん
主催のミニセミナー&投資交流会に参加してきました。

ミニセミナーは「テッテイ分析!SMTくん、eMAXISくんを
深堀するセミナー」と題して、インデックス投資家に大人気の
2つのシリーズについて、カンさんの私見も含め解説して
もらいました。

カンさんのセミナーは、いつも思うことですが、分かりやすい
のだけど奥が深い。セミナーの進め方も上手で退屈しません。

今回も新たな気づきや発見があり、さすがインデックス投資の伝道師。

その後、カンさんのお客様を中心にした投資家交流会。

日本という国では、投資という行為はまだまだマイナーな行為です。
その中でもインデックス投資というとまだマニアックでもあり、
とても地味で孤独な行為。

そこで同じく投資に取り組む人たちの交流の場を設け、
仲間がいるのだと認識してもらおうという趣旨です。

この交流会に参加するのは、これで2回目。

前回参加したときにも感じたのですが、とても(私がイメージする)投資家の
交流会とは思えないほど、皆さんまじめで爽やか。

普通、投資家交流会というと、肉食系の人が多くて、
パーティなどに参加しようものなら、ヘトヘトになるのですが
さすがカンさんのお客様。

皆さん、インデックス投資を志向するだけあって、
知的水準高いし、センスよく、スマート。

うーん、普段付き合ってる、暑苦しい中小零細のオヤジと
同じ日本人、いや同じ人間とは思えない。

写真は立食パーティでの料理です。

楽しかったので、来年も参加しようかな。


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新社会人の皆様へ

あちこちで、初々しい顔つきの
新社会人を見る季節になりました。

新社会人に少し厳しめの
アドバイスをば。

若さが売りになる時期は
存外短い。

このことを意識しながら、
お仕事頑張ってくださいね。

人生は短い。
ビジネス人生はさらに短い。

そして時間が後戻りすることもない。

人生もビジネスも、春の天皇賞だと
思って油断していると。

実際には、高松宮記念やスプリンターズS
だったと後から気がつくのだ。

分かりにくい?



決定権は自分以外

自分で自分のことが決められない。

女の人は大変だ。

パートさんの面接してて思います。

子供さんのこと、ご主人のこと
自分の親御さんのこと、ご主人の親御さんのこと
ぜーんぶ聞かないといけません。

もちろん男だってそうですが、
男の場合は「仕事だ!」といえば
それが最優先となる。

しかしまあ、神様はできる人のところに
集中するようにしているのかも。

できないやつに仕事は回さない。

そう考えれば不公平感も多少和らぐ。

かもね。



簡易課税について説明する

が、ほとんど聞いてない。

聞いていないくせに、
「とにかく安くなるように頼む」と言われる。

で、自分で判断するできるように
制度の趣旨や仕組みを説明しようとしたが
ろくに聞いてない。

そして
「とにかく安くなる方にうまくやってくれ」
といわれる。


以下、繰り返し。



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