いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2015年01月

○○にこそコストはかかる

個人の所得税の申告書の作成をやりながら
つくづく思います。

人間の感情ってのは、実に
金のかかるものだよな。

というか、むしろ感情だからこそお金が
かかるといった方が正しいか。

法人の申告書作成をしていても、その会社の
社長の感情や考え方が色濃く出ます。

しかしそれでも、法人というのはどこか
経済的な合理性なしに物事は動かない。

そう考えると、個人の所得税というのは、法人と
違って、むき出しの個人そのものです。

よって経済合理性よりも価値観、感情というものが
より色濃く、いやむしろ、そちらの方が遥かに
際立つといっていい。

たまにやっていて、頭が混乱してきます。

ホワイ?
なぜに?
どうして?

しかしこの部分は、節税よりもはるかにデリケートな
ところとなります。

あまりに率直過ぎると、必ずトラブルを起こす。

ふぃ〜っ。
疲れる。

私たちの業界は、繊細でナイーブな人には
あまり向かない業界だと思います。

そうだ、この業界で仕事をしようと思う人はアドラー
勉強しておくことは税務を勉強するより
ずっと有効かもしれませんね。


あふれる映画、10年で2倍に

今朝の日経の文化欄。

ミニシアター作品選び苦悩 
あふれる映画、10年で2倍に
限りある枠 試行錯誤続く

こんな記事が出てました。

映画の作品数が多すぎて、ミニシアターでの
上映にも影響がでているとのこと。

埋もれた才能、作品を発掘することが一つの
使命であり、存在理由でもあるのがミニシアター。

製作がフィルムからデジタルに変わり、映画が
作りやすくなるとともに製作数が爆発的に増え、
映画館でカバーしきれなくなっている。

ちなみに1991年〜2004年までは年間500〜600本
公開されていたのが2005年から増え始め、2014年
には1184本と、この10年で2倍に増えたとか。

それに伴い、上映作品をセレクトするほうにも
物理的に限界がやってきて、もはやすべてを
見て上映作品を選べなくなっているのです。

・・これは私も映画ファンとして実感しています。

どうでしょう、10年位前までならば、外国映画で
キネ旬のベスト10に入るような作品を見逃すことは
ほとんどありませんでした。

それがここ最近は、ずいぶんと見逃すことが増えました。
情報がキャッチできないとともに、ミニシアターでも
上映されない作品が増えたためです。

見たいと思って調べてみたら、上映しているのが
日本で数箇所。それも見逃したら二度と見れない。

また最近、外国の映画祭で受賞した作品が日本に
入ってき難くなりました。それこそカンヌでグランプリの作品が
上映されない、又は受賞後数年上映されないなんて
ことも普通にある。

これは上記のあふれる公開作品問題とも
無縁ではありません。

ようするに上映の枠がなく、選ぶほうにも時間がなく、
ついでに見る側にも余裕がない。

これでしょう。

あー、映画ファンにも大変な時代になりました。

しかし死滅しつつある人種である「古き映画ファン」と
しては、ノルマは果たさないといけないのです。

仕事なんか、やっとれるかー

年末調整、今度こそ本当に終了

昨日届いた年末調整終了しました。

平成25年分、平成26年分ともに。

平成25年分については、過誤納していたので
源泉所得税等の誤納額の還付申請書の作成
提出も行ってきました。

これが、納付書を思いっ切り間違えているので
(もちろん私がやったわけではありません)、何をどうして
いいのかさっぱり分からない。

ということで、税務署の源泉所得税担当にの人に
全部計算してもらいました

あーでもない、こーでもないとパズルを組み込むように、
手際よく明細書を作成し、還付請求額を計算して
いただきました。

私はそれを脇で、ぼーっと眺めてました。
さすがやなぁ。

以前ブログに書きましたが、基本的に税務署の
窓口の人はとっても親切です。

納税者にとって、一番いい方法を皆さん親切に
一生懸命考えてくれる人がほとんど。

ただ、親切な人ほど窓際っぽいという
特徴はありますが。。


確定申告の準備をやってたら・・

平成26年の年末調整の資料が送られてきました。

ついでに、手続きをし忘れている平成25年分の
年末調整の資料も一緒に。

できれば、見なかったことにしたい。

できれば、火をつけて燃やしてしまいたい。

できれば、シュレッダーに入れてしまいたい。

できれば、ヤギに食べさせたい。

できれば・・

いまだにこんな理解の人がいるんだ

厚生年金に不足金数百兆円があるため
今後大幅保険料引上げ・給付大幅引下げ予定。

ある研修用のレジメを見ていたところ
このような記載がありました。

アタタタ。

まず不足金数百兆というのがなんとも・・

天動説か地動説か

2年ほど前に書いたブログ。

世間に流布されている公的年金の積立不足に
ついての、勘違いについてです。

積立方式で評価すれば債務超過になるし、
賦課方式で考えれば、全体の金額ベースでは
それほどの不足にはならない。

見方の違いなのです。

ちなみに積立方式の公的年金制度を採用して
いる国は、先進国といわれる国ではありません。

つまり仕送り方式をどの国でも採用しているのです。

積立方式の発想は、ようするに自分の払ったものは
確実に自分に戻ってくるという考え方に基づいています。

しかし「保険」の制度でそういった発想がなじむのか。

それに今の年金制度を止めたところで、自分の両親や祖母が
健在ならば、年金に代わる生活の仕送りができるのか。

一般的なモデルケースで夫婦23万円。

これが育ててくれたり、面倒をみてくれた自分の両親や
祖父母へ仕送りできると考えられるならどうぞ。
公的年金から脱退していただいてもらって結構です。

国がダメだっていっても、私は認めて応援します。
是非裁判を起こしましょう。

こういうと、たいていは黙ってしまいますが。

年金に限らす社会保障の制度の根幹は、自分が自分が
ではなくて、広く負担して皆で健全で健康な暮らしを
しましょうということ。

ようするに家族や親族でやっていたことを、
社会で助け合おうということです。

それがひるがえって、自分自身や自分の家族を
助けるということになっている。

目先の損得だけで、物事を評価するのは
動物と一緒。あまり褒められたことではない。


けど・・国民健康保険料は高い。。

本格的な負担増はこれからか

一気呵成にやってしまう

今日税務署へ行ったところ、早くも確定申告の
人たちでごった返していました。

皆さん、動き出しが年々早くなってきています。

ところで、いまの時期確定申告をやらなければ
いけない人の中には、気が重い人もいるでしょう。

領収書の束や、請求書の山、その他もろもろが
突っ込んであるダンボール、紙袋を見るだけで
憂欝な気持ちになってしまう。

やらなきゃいけないなぁ。
やらなきゃ。

頭では分かっているのだけど、体が動かない。
それでもって、ますます気分が重くなる。

はぁ〜、やらなきゃ・・
はぁ〜

そういった人たちに、確定申告を素早く
片付けてしまう極意を授けましょう。

それはどういったことかというと、

一気に片付けてしまう。

手を止めて、頭で考え始めるから憂鬱になるのです。

作業にしてしまって、頭で考えるまでもなく
やっつけ、片付けてしまうのです。

この一気呵成というところがポイント。

えっ、間違えるのが心配?

そんなこと関係ない、関係ない。

違ってれば、後から税務署から電話がかかってきます。
それから直せばいいのです。

多分、大したことじゃありません。

それに確定申告が元で、家庭が崩壊する
よりはましでしょう。


責任は持てんが・・

しつこいひざ痛

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医療費の領収書の山を整理していて
見つけた新聞テレビ欄の切り抜き。

ためしてガッテン
撲滅!しつこいひざ痛。
再放送ですけど。

痛かったんだろうなぁ。

しかしこういった切り抜き見ると、
この番組が20年を超える
長寿番組というのも合点がいく。

視聴者が増え続けることは、
間違いないですもんね。


まとめて送って、環境にもやさしい

償却資産税申告書と給与支払報告書(総括表)に
ついて、郵送の準備をやっています。

えーと、切手代がもったいないので
市役所が同じならば一緒に郵送しちゃって
いいですよね。

だって、それぞれ1枚しか送らないような
市町村について、資産税課と市民税課
別々に切手を使って送るなんて不経済。

温暖化ガス排出の点から考えてもよろしくない。

ということで、地球にやさしい会計事務所
いしだ会計は、まとめて送りますのでよろしく〜

ついでに違う市町村が入ってても、
地球に対するやさしさなので、よろしく〜


コーチング研修終了

昨日でコーチングの研修が一通り終わりました。

1月に2回のペースで、延べ4ヶ月。

銀座コーチングスクール

こちらの名古屋校の講師が私の知り合いで、
近くで講座を立ち上げるのを機に、前々から
興味があったので受けてみることにした。

仕事柄、人の話を聞くことに注意は払っていますが
それでもコーチングの技術を勉強すると、自分は
まだまだだと思います。

どうしても提案をしてしまったり、反対にアドバイス
出来ないがゆえに、セッションが固まってしまったり。

しかし面白いもので、そのセッションの中での
やり取りは、自分自身の頭の中のたな卸しや
整理にも役立ちます。

もちろんつたない技術とはいえ、相手に変化が
あればセッションの途中でこちらも気がつく。

なるほど会話の技術だけで、変化や成長を
促すことは可能なんだと感じる経験が、つたない
技術でも感じることは出来きます。

人に関わる仕事をしている人ならば、資格を取る
取らないに限らず、コーチング体験を一度は経験
してみるといいでしょう。

ご興味ある方はこちら。
代表の方は、私のFPの勉強会の元メンバー。

銀座コーチングスクール 名古屋校



基本的には賃貸を選択すべきだが

家賃がもったいない。

持ち家を勧めるときに、よくいわれることですが、
理論的には、賃貸も持ち家どちらかが有利と
いうことはありません。

基本的に中立というのが、経済学的には
正しい考え方なのです。

ただし日本で持ち家が有利だと考えられている
理由は大きく分ければ2つあると思ってます。

まずは所有に対する幻想。
借りるより、所有することの方が何となくよさそう。

そして昭和の時代には、ローンを組んで(住宅という)
不動産の資産運用をするのが、確かに有利だった
時代でもある。

2つ目は、賃貸物件にロクなものがない。

日本の賃貸物件には、長期に住む事が可能な
賃貸住宅というものがほとんど存在しない。

個人的には、こちらの理由の方が大きいと思ってます。

自分自身、賃貸物件を住み替えながら、現在は中古の
分譲マンションを所有しているのですが、いまさら
賃貸には戻りたくない。

薄い壁で隣の音が筒抜け。冬は寒く、夏はとっても暑い。
建物の仕様は明らかに安普請しているのがミエミエで、
とても一人前の社会人が住めるような代物でない。

実際に計算してみると、建物の面積あたりの単価は
非常に割高なものがほとんどで、何のことはない
ようするに建築会社がぼったくっているのです。

その分賃貸人にしわ寄せがきて(もちろん建築主も
儲からない)。長期にとても住めるような代物で
なくなるという構造になっている。

このぼろいことが前提になっている賃貸に住む事が
唯一よさそうなことがあるとすれば、それは自営業者の
ような、リスクの高い職業で生計を立てている場合。

家を所有している私がいうのもなんですが、事業の
リスクのところを、安い賃貸物件への住み替えという方法で
ヘッジすることが可能となるからです。

事業が儲からなくなったときに、賃料の安いボロ物件に
住み替えれば、生活費をそれだけで切り詰められる。

過去においても、この事業がうまくいかなくなったときに
生活コストが切り詰められずに身動き取れなくなった
事業者は何人も見てきました。

この経験則からいえば、自営業者は基本賃貸に
住むのが望ましいといえるのです。

しかし・・しかしボロ屋には住みたくない。
20代の若者ならばともかく、いい歳をした大人が
隣の音が筒抜けのアパートになどに住みたくないと
思うのが普通なのです。

こういうことを考えるのなら、出来るだけ
値下がりしない家を買うことです。

それならばオーバーローン部分の穴埋めのために
身動きがとれないということが防げます。
つまり売ってローンを清算し、ボロ屋に住み替えるという
奥の手が使えることで、事業上のリスクを軽減することが
可能となるのです。

もちろんこれはサラリーマンであっても、
同じ考え方をするべき。

避けねばならないのは、一時の感情に押し流させて
あきらかに損するものを無理してローン組んで
建てたり買ったりしないことです。
それだけ人生の選択肢は狭まってしまいます。

新築の見栄えのいい家がうれしいのも
せいぜい半年かそこいらです。

人間は生きている以上、上記のような経済原則から
逃げられない事実を理解することです。


と、またもや夢のない結論となりました。。

もしも世界が終わるなら

・・できるだけ確定申告作業が始まる前に
してください。

医療費の領収証の束を整理する前が
一番ありがたい。

反対に、決算料が未収の時期だと
心残りのままとなってしまいます。

神様、お願いします。。

税務申告よりも経営に役に立つ

本日は、税理士会の中小企業支援対策部の
今年最初、今年度最後の集まりでした。

おそらく4月以降も同じ役割とはなると思いますが
とりあえず2年の任期での、本会での会議は
これで終了となりました。

2年ですが、中小企業支援の部会に属して
感じたのは、いい加減に税理士は税務会計を
優先する思考から卒業しないと。

経営に役立つ、与信管理に役立つ会計や財務
アドバイスにシフトしていかないと、明日はない。

もちろん何年も前からそれは感じていましたが、
中小企業支援に関する役員をやっていると
あらためて思います。

しかしこの話が同業者の多くに通じないのが、
私には理解不能。

儲かっていない会社に節税の話なんかしても
仕方がないでしょう。

赤字の会社を無理やり黒字にしても、
何か意味があるのでしょうか。

そろそろ目を覚ましたらどう?

※ご参考

いいかげんに、税務会計から意識を変えろ


確定申告を通じて繋がってる

追って連絡しますので、しばしお待ちください

まだまだ確定申告手続きには早い時期なのですが、
フライング気味にくる問い合わせも少なくない。

そしてそのフライング気味にくる問い合わせの
大半は、ほぼ例外なく高齢者の人たち。

正直なところ、まだ早いよ〜 といいたいところですが
それでも、つっけんどんな対応はできません。

もちろんお客さんということもありますが、何というか
確定申告手続きで社会と繋がっている方も少なくないから。

そう、とうの昔に会社を退職し、子供たちもとっくに
家を出ていき、近くにいた友人も1人亡くなり2人亡くなり。
気が付いたら誰もいない。

そういった高齢者は、日本中にごまんといる。

唯一、やさしく迎えてくれるのは病院くらい。

だから、毎年の確定申告手続きをして税金を納める
(還付を受ける)。

そして前年にあったことを、いろいろと税理士と話す。
それを楽しみにしている人も意外といるのです。

まあ、これ私たちの本業か?と思うこともありますが、
そうはいってもむげにはできませんわな。
人として。

ただまあ、パンパンに仕事に追いまくられてる最中に
話し相手をするのは、正直つらいところ。

同業者の皆さんはどう思いながらやってんだろか。
高齢者の納税者の相手をしながら。



3馬鹿トリオ

今日は1日、経営革新等支援機関研修。

要するに、借金まみれで左前の会社を
立て直すためどういった改善計画を作れば
いいかといったもの。

日本の中小零細事業者というのは、
残念ながら多くの会社が左前です。

それを紙切れ一枚で、何とかしょうと
いうのですから、難易度は高いです。

ゆえに参加者少ないです。
税理士の皆さんは、世間が思っているほどは
勉強家でもないし、努力家でもない。

残念ながら。

現在の中小零細事業者のの窮状を招いた
原因の1つには、間違いなく税理士にある。

しかし犯人はそれだけではありません。
アッパラパーの経営者と、強欲な金貸し(銀行)も責任重大。

中小零細事業者を取り巻く環境の根本的な
問題は、税理士、あほ経営者、金貸しの
3馬鹿トリオに行き着くのです。

果たして、この3馬鹿トリオが係わる
中小零細事業者の行く末はいかに。。


家1件では済まない

家1軒で子供は1人

まだFPの相談をやっていたころ、約7年前に
書いたブログです。

一般的なサラリーマンが土地を買って家を建てると、
子供2人を育てるのは難しい。

こんな内容。

この家1件で、子供2人もつのは難しいという
意見は今も変わっていません。

よく 『私はそれをやり遂げた』 といっている人も
いますけど、よき時代だったという事実を忘れてる。

とにかく一般的な標準世帯といわれる人たちが、
平均的な 『幸せ』 を実現するのは、困難な時代に
なってきているのは間違いない。

それに加え最近思うのが、家1軒で足りるのか?

日本の木造住宅の耐用年数は概ね20年。
鉄筋コンクリートでも50年。

耐用年数が来ると家が滅失してしまうわけでは
ありませんが、それでもこの耐用年数の考え方ってのは
うまく出来ていると思います。

それなりの年数が経てば、図ったように
トラブルが起こってくる経験は誰でもある。

そう考えると、家の耐用年数は、人生の長さと比べると
あまりに短すぎるのです。

30そこそこで家を持つと、人生の寿命の前に
確実に家の寿命が来てしまう。

仮に40歳での取得であっても、それが木造であれば
こちらも先に家のお葬式を出すことに。

マイホームを取得して、きゃっきゃ
喜んでいる人を見ると、何故かそうじゃないんだぞ!
といいそうになってしまう私。


・・だから夢がないっていわれてしまうんでしょうけど。。


運用をいの一番に考えてはイケナイ(・・と思う)

収入を増やす。

支出を減らす。

運用で増やす。

個人のマネープランを考えるときの
基本は上記の3つ。

これ以外で、お金が増えることは
ありえない。

上記の3つのうちで、一番計算できないのが
個人的には「運用で増やす」だと考えています。

ところが個人のマネープランを考える場合、
この運用に対する期待が、どうも過剰期待に
なっているような傾向が見受けられる。

過去のリスクと運用実績ではそうだったかも
しれませんが、これからもそれが保証されて
いるわけではありません。

どういったリスク投資商品であっても、儲かるかどうか
保証しませんと説明に書いてあるでしょ。

これは単なる枕詞じゃなくて、実際に儲かるかどうか
「本当」に分からないということなのです。

くれぐれもくじ引きで、自分の人生設計をしないように。
外れても人生やめるわけにはいかないんだから。


で、夢がないっていわれるんだよな・・

ライフプランは私以外のFPへ

フム。

私にはライフプランの相談は、
しない方がいいかな。

一応、FPの資格は持ってますが。

今日、住宅取得や子供の教育費のアドバイスを
しながらそう思いました。

我ながら何と夢のないアドバイスだこと。

冷静に金勘定で話をすると、残念ながら
そうなってしまうのです。

ああ、ライフプランの達成、夢を実現させる
ためのハードルの高いこと高いこと。

日本という国は、普通に家を取得し、
子供を生み育てることがずいぶんと
難しい国になってしまいました。

でもライフプランの相談は、夢のない事実に
対しても、夢のあるアドバイスが出来るFPに
しましょう。

これが意外といないんですけどね。



FPといえども自営業者

昨日は毎月やっているFPの勉強会でした。

講師としてきていただいた方はこちら。

名古屋市のFPオフィス道

竹内道子ブログ

開業したから1年半の活動を、かなり突っ込んだ
ところまで話してもらいました。

もともと証券会社に勤められていたので、
資産運用については詳しい。

しかしやはり自分で事務所を構えて事業を
すると勝手が違ってきます。

そのあたりも、自分自身の失敗談を混ぜながら
楽しく話をしてもらうことが出来ました。

竹内さんには、是非FPとして成功していただいて
名古屋のFPを盛り上げてもらいたいです。

名古屋のFP、とくに女性FPに相談を
ご希望の方はこちらへどうぞ。
 ↓
名古屋市のFPオフィス道


住宅借入金等特別控除(ローン控除)だけではない

住宅を借入して建てたり、購入したりした場合
住宅ローン控除を忘れる人はあまりいません。

しかし結構忘れがちなのがこちら、
認定長期優良住宅や認定低炭素住宅を
借入金なしで建てた場合の税額控除


認定住宅新築等特別税額控除を受けられる方へ

共有で住宅建てている場合など、借入金がある方の
ローン控除だけやって、借入金がない方の
税額控除を忘れているなんてのはホントよくある。

もちろん専業主婦だから、そもそも所得税を払って
いない、払う予定もないなんて場合は仕方がありません。

けど一度よく考えてみてね。

簡単な申告手続き一つで、バカにならない金額の
税金の還付が受けられます。

もったいないですよ。

もったいない。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015



ふむ、旧版ももちろん読んだのだけど
新しい版も改めて勉強になる。

何よりいいのが、この身も蓋もない書き方。
普段、歯にものがはさまったような言い方しか
出来ない業界にいると、スカッとしますね。
  ↑
オマエは普段から言いたい放題じゃないか・・
という誤解はあるかと思いますが。。

資本主義の世界で豊かになる、金銭的に成功する
基本中の基本、マーケットや制度の歪で儲ける。

これしかありません。
題名にもある「黄金の羽根」というのは、
これを指して使われています。

地道な労働の対価、時間切り売りのマックジョブで
豊かになるのは、極めて難しいのです。

ただ、この黄金の羽根を拾うにしても、
それぞれの立場や価値観によってずいぶんと
アプローチの仕方は変わってくるでしょう。

リスク選好が高いのか、もしもの時の失うものの
大きさ、社会との協調性を重要視するのか等々。

私自身は、大きくリスクをとって勝負するには
いささか歳を食いすぎたように思います。

それとしがらみを避けていたつもりであっても、
知らず知らずのうちに、取り込まれてしまったようにも。

この本、若い人にとくにお勧めします。
世の中のお金の仕組みや大人の事情を
ズバッと言い切ってくれるから。

人間が固まる前に、経済合理性だけで物事を
考えてみるという、訓練にはもってこい。

ただし、後半の社会保障制度の記述は
いくぶん制度や考え方の間違いも見られます。

また税金に関わる記述は少し古いところも。

しかし概ね良書といえるでしょう。
少なくとも宝くじを買うよりは、
費用対効果はるかに高い。



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