いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2015年12月

2015年の映画

今年、劇場で見た映画は今現在で84本。
昨年までに比べ少し少なめ。

それについては意識して減らしているからというのもある。

あふれる映画、10年で2倍に

今年始めに読んだ記事からのブログ。

つまり上映される映画が多すぎて、すでに好きだからと
いうだけで、見きれる本数ではないのです。

デジタル技術の発達とともに、制作される本数が増え
さらに見る側のニーズも細分化され、古きよき映画といった
共通体験だったり、共通言語としての映画ではすでにない。

ならばファンとしての見方も変わらざるをえなくなり、
というか物理的にも無理ということなので、見る前にじっくり
考えてから上映作品を選ぶようになった。

一昔前ならば、ある程度年季の入った映画好きならば
「匂い」でだいたい分かりました。

これはよい作品に違いない。
見逃すことはできないな。
こんな感じでセレクトしてました。

しかし、オッ!と思っても、評判が素晴らしい!と感じても
そこからしばらく寝かせておいてから判断する。
このような選択方法に、じょじょに変えてきている。

来年以降は、もっともっと絞ろうかなと考えてます。
そしてその分を、もっと読書に充てていこうと。

その中でも今年見た印象的な作品をつらつらと。
こればかりはお約束。

自由が丘で

韓国のホンサンスの映画。

思いを寄せる女性を追って、ソウルにやってきた
日本人青年のモリ(加瀬亮)。そのモリくんが彼女を探して
ソウルの町を行ったりきたり。毎晩飲んだくれて、カフェの
店主といい仲になりそうになったり。

ああ、幸せってこんな感じなのかもと思わせてくれる。
成就してもしなくても、きっと不幸ではない。

加藤くんて永遠の子供たちで、チャーミングな役者さんだなと
思ったのですが、この映画での素直な演技もとってもいい。

マジック・イン・ムーンライト

コンスタントに映画を作ってくれるウディ・アレン。
この映画も見る人を幸せにしてくれるでしょう。

皮肉な天才マジシャンと天真爛漫な占い師と
いった男女の組み合わせが、ヒットだと思います。

主演女優のエマ・ストーン、バードマンのジャンキー娘とは
思えない、かわいらしさ。そりゃオトコは皆惚れるわ。

最近歳食ったせいか、前作のようなブルージャスミンのような
皮肉や毒の効いたコメディより、素直な作品に惹かれる。
その気分に見事に当たった。

セッション

この怪作に触れないわけにはいかないでしょう。セッション。
先の読めない展開と、J・K・シモンズの鬼気迫る演技。

そして主演なんだけど霞がちなマイルズ・テラーのドラムの
迫力は、最初代役がやってるのかと思わせる。

人間の情念の奥深さと、芸術に魂を奪われた人たちの
織り成すドラマは、見逃すことはできないでしょう。

イマジン

盲目の男女の恋愛を描いた、ポルトガル映画。

この映画が素晴らしいのは、目の見えない人が感じるで
あろう感覚を映像で切り取ったことです。

この映画で始めて盲目の人が感じる、不安や喜び
肉体的感覚や世界観が、目明きとして始めて体感させて
もらった気がします。

目が見えている人が、すべて見えているわけではない。
逆に目が見えないからこそ、見ている世界が厳然とあるのです。

ピクニック

メチャ古い映画なのですが、フランスの巨匠(中の巨匠)
ジャン・ルノワールのピクニックも素晴らしい映画でした。

デジタルリマスターにより復元され、こういったときは
素直に、デジタル革命バンザーイ!と思う。

内容はコピーのとおり、祝福を受けた奇跡の映画。
これに尽きる。

「出会いと別れ。喜びと悲しみ。調和と崩壊。
人生に起こるドラマのすべてが凝縮された40分」これですね。
これを見ないということは、人生の喜びを放棄しているに等しい。
なんちゃって。

野火

塚本晋也監督の新作。

よく撮ったよなというのが正直な感想です。
評価や好悪が分かれる作品には違いないですが、
当たり障りない作品では塚本作品ではない。

カルトなテイストも残しつつ、戦争の悲惨さ、それも
飢えからくる人間性の喪失という点を描ききった
ところが見所。

メニルモンタン
2つの秋と3つの冬


しばらく前に見たフランス映画。

おお、ヌーベルバーグっぽい、トリフォーっぽい、
昔のフランス映画にはこんな感じの映画多かったぞ。

主人公のアルマン(ヴァンサン・マケーニュ)、アメリ(モード・ウィラー)が
ある事件をきっかけに恋仲になるのですが、そこは
イマイチパッとしないもの同士。

このパッとしない大人のパッとしない恋模様。
友人のなんだかなぁ感とともに、これが映画の見所です。

大事件なんかなくても映画は成立する。
いや大事件ではないから、人はそれを身につまされた
ものとして感じることができるのです。

ヴァンサン・マケーニョ、この頭のはげたさえない容貌の
オトコが、フランス映画界でもっとも「熱い」オトコというのがいい。
なかなかあんなふんに、味のあるはげかたはできません。

他にもいっぱいあるのですが、最初に書いたように
じょじょに少数精鋭に変更していくので、今年はこれでおしまい。

あと今年最後に アンジェリカの微笑み を見てきます。

今年106歳で亡くなった、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の作品。

これを見ないとね、年は越せません。

それでは、サリュー。よいお年を。

ダイエット元年

今年の個人的な一番の出来事はダイエットに目覚めたこと。

4月の健康診断で、脂肪肝の判定が出て、
膵臓の数値にも異常値が出た。

これがきっかけで、食事を見直し、体組成計を買い
毎朝、体重と体脂肪等を計る習慣を取り入れた。

そして影響が大きかったのが、ジョコビッチのこの本。
ジョコビッチの生まれ変わる食事 [単行本]

これによって、プロはここまでやるのかといった
意識改革とグルテンフリーなる考え方を学びました。

それ以来、小麦粉を使った、麺類、パンは
基本的に食べない食生活となりました。

そして最後の仕上げに、断食道場へ8泊9日。

いまの現在の数値は身長167.5センチ。
体重58.5キロ。

ちなみに普段の運動は、エアロバイクコロコロ
ただしほぼ毎日やってます。

断食道場出た時は57.5キロでしたが、どうも57キロ台と
なると、貧血気味になってしまうようです。
よってその体重にプラス1キロぐらいが丁度いいのかなと。

体をお見せできないのが残念ですが、パッと見は
何かスポーツやっているように見えるでしょう(多分)。

ウエストは72センチで、いっとき78センチまでいったものを
20年以上前のサイズにまで戻しました。

腹筋が割れるまではいかないものの、うっすらと
割れて見えるくらいにはなりました。

数日前、久々に会った友人とたらふく食べて飲んで
60.5キロまで増えましたが、2日ほどでもとどうり。

で、このブログで何がいいたいのかというと
それは・・

自慢

ここまで頑張っているオレはエライ。

ダイエット版、オレ様天動説ということなのです。






ずいぶんと細かい話だなと思うのは私だけ・・

2500万円脱税容疑、建設会社を告発 名古屋国税局
(日経新聞)

 架空経費の計上などで法人税計約2500万円を脱税したとして、名古屋国税局が、建設会社「YCC」(名古屋市南区)と同社の田村直之社長(35)を法人税法違反(脱税)の疑いで名古屋地検に告発したことが28日、分かった。田村社長は日本経済新聞の取材に「税理士と相談し、修正申告する」と話している。

 関係者によると、同社は2012年10月期から14年7月期にかけて、知人の会社などに、下請け工事を発注したように装うなどして、所得を圧縮。約1億円を隠した疑いが持たれている。取引先から工事を受注するための、接待交際費などに使ったとみられる。

 民間信用調査会社によると、同社は11年に設立。14年7月期の売り上げは、約2億円。

脱税はよくない話だろうけど、年商規模が2億の法人が
よく4年間トータルとはいえ、1億の脱税ができたなと。

そしてその浮かしたお金を接待費に充てた。

よくそれだけ接待費に使えたなと。

それでいて売上げ2億か。

よくそれだけ効率の悪い販促費を使えたなと。

ある意味感心しきりの、記事なのです。


ステーキ・レボリューション



ステーキ・レボリューション

ようするにグルメの物好きが、世界中の
牛肉(ステーキ)を食べ歩いて、世界1を
決めようというドキュメンタリー。

予告編に「空腹な人にとって刺激的な表現が
含まれています」とでてきます。

これは当然本編においても同じ。

晩ごはん食べる前に見に行ったのですが、
内容はほとんど覚えていません。

記憶に残っているは、
ジューというお肉に焼ける音と、
肉から染み出す肉汁と脂。

そしてそれを至福の表情でほおばる人たち。

あー、思い出すだけで、ヨダレが・・

ちきしょー、肉食いて〜


投資成功か、はたまた失敗か

このブログは26日の土曜日に書いています。

つまり今年最後の、投資(ギャンブルともいう)が
成功したのか、失敗したのか確定したあと。

さあ、さあどうなっているのでしょうか。

わくわく。

このブログがそのまま掲載されたままなら、
成功(的中)。

火曜日見て、削除されていたら失敗と
思ってください。

そのときは、この話題に触れないよう、
ご配慮を願います。


やるべき、取り組むべき税理士業務って

先日、地元の金融機関との意見交換会に参加したときのこと。
ある信金さんの法人支援の部署の人と話をしました。

中小企業の事業再生のために経営改善支援が必要。
そのためには、当の会社だけでなく融資している
金融機関も税理士の力を借りないといけないのではないか。

こんなような意見をぶつけてみました。
そうしたら、こんな言葉が返ってきた。

でもセンセイたちって、皆さん忙しいじゃないですか。

これから年末にかけては年末調整。
年が明ければすぐに確定申告。
それが終われば3月決算法人の申告業務。

いったいいつ、経営改善計画を作って指導するんです。

それに作って終わりではないですよね。
継続的に経営状態をウォッチして、その都度打ち合わせを
やって計画の修正をしなくちゃいけない。

そんな時間がいったいどこにあるんでしょうか。

この意見を聞いたとき、確かに!と
ひどく納得してしまいました。

たとえば今の時期、又は2月、3月でもいいのですが、
夜9時、10時ごろ会計事務所の前を通ると、
煌々と明かりがついていることはよくあります。

大変だなぁ、と思いつつ、どうなんだろ、
もっと早く終わらせられないのかしら。とか。

たんに生産性が低い仕事をやっているだけに
過ぎないのではないかと感じることも多いです。

そんなことが頭に浮かびつつ、本当はもっと
やるべきことが他にあるのではないかとも。

年末調整や簡単な個人の確定申告に、会計や税務に
強い人材という経営資源を投入する必要は
はたしてあるのだろうか?こんなことも思う。

上記の信金さんの意見も、多分同じことをいっている
のだと思います。忙しい、忙しいのはいいけれど、
本来やるべきこと必要とされることをやっているのかな。
税理士のセンセイたちは。

もちろんこれは私自身への問いかけでもある。

とくに年末調整や個人の確定申告の時期になると
そういったことを強く思う。

やるべきことなのか。

それとも。。


もっとも忙しいときは思うんだけど、
ヒマになると忘れてしまうのも問題か・・

益税、益税とあまり騒ぎなさるな

インボイスやむなしか

昨年の新聞記事から書いたブログ、欧州での付加価値税の
とりっぱぐれが27兆という記事に触発されて書いたもの。

ようするにインボイスを取り入れても、完全なる徴収などと
いうのは夢物語に過ぎない。

欧州の場合、国が地続き、国境を越えて自由に取引できる
にも関わらず、税制はバラバラなので、不正や間違いが
当然に起こってくる。

日本の場合、たまたま島国なので、こういったことは
起きにくいかもしれませんが、それだって、ネット取引や
外国人がやってきてのビジネスでは問題は起きてます。

それを封じるために、昨年の消費税改正があったわけです。

何がいいたいかというと、ようするに完璧なる税システムが
ありえない以上、益税の問題を完全に防ぐことも
また不可能ということ。

マスコミや識者(という素人さん)は、何かというと益税!
益税!と騒ぎまくる。

アホか。

益税あれば、それにも所得税や法人税が課税され
他の税目に振り替えられる形で、一部は回収されてんの。

だいいち益税が大きくなるような事業は、むしろ
小規模事業者が多いわけで、額なんてしれてる。

その益税を防ぐために、複雑なルールを作り、
そのためのコストがどれほどかかっていいるのか
オマエら分かっているのかよ。

正しさにもコストはかかる。

かかるコストとの見合いで物事を考え、
発言しないことを日本語では

無責任

というのだ。

分かったか。



消費税率の軽減税率&その他改正

昨日は税理士会(政治連盟)の平成28年度の
税制改正研修に行ってきました。

この研修が興味深かったのは、財務省の税法の
改正、立法等の政策立案者自らが講師をやったこと。

大綱が出てからさほど時間もないのに、まとめられた
資料、改正に至るエピソードなど、充実した内容でした。

さすがに頭のいい人たちが、税法を作っているのだなと納得。

研修に参加した一番の目的は、やはり消費税。

まず平成29年4月1日から税率が10%(国税7.8%、地方分2.2%)と
なると同時に軽減税率(国税6.24%、地方分1.76%)を導入。

対象となる品目は飲食料品(店舗等を構えて行う食事の提供を除く)。
週2回以上発刊される新聞。

平成33年4月から適格請求書等保存方式(インボイス)を導入。

平成29年4月1日〜平成33年3月までは区分記載請求書等
保存方式。つまり現行の請求書等に軽減税率対象になる品目に
※などで分かるようにして、10%、8%それぞれの金額を分かる
ように記載しておけばいい。

平成33年4月からのいわゆるインボイス方式の請求書になると
対象となる品目に※等、10%、8%対象それぞれの裸の金額
+消費税額、消費税の事業者番号を記載する。

消費税の事業者番号は、課税事業者だけが記載することが
できて、免税事業者からの仕入は、仕入税額控除の対象とならない。

ただし経過措置があって、免税事業者からの仕入は
最初の3年間80%、その後の3年50%だけ仕入税額控除の
対象とする。

消費税の計算は、平成33年4月より積上げ計算及び
割戻し計算(現行の消費税の方式)どちらも認める。

※現行の消費税法でも、売上げにつき一定の
積上げ計算は認められています。

一般消費者から商品を仕入れる、中古車販売業者や古物商
などは特例として一般消費者からの仕入税額控除を認める。

鉄道やバスの乗車券、自動販売機など、インボイスの発行に
馴染まないようなものは、帳簿の記載でいい。

不特定多数に販売する、小売業などの業態については
インボイスについて「相手方の名称」の記載を省略できる。

税額計算の特例としては、売上を税率ごとに区分することが
困難な事業者については、軽減税率導入から4年間(大企業等に
ついても1年間)は、仕入れから逆算、10日間の売上から推定、
そのどちらも無理なら50%を軽減税率対象とする、のどれかを認める。

仕入税額控除の特例として、軽減税率導入の1年間
(簡易課税制度を選択していない場合)売上からの逆算、
事後選択での簡易課税制度の選択をできるといった特例があり。

こんなところかしら。

一番大きいのが割戻し計算を認めるというところか。

入力時のチェックの問題はありますが、これならば
現行の会計システムで計算することはできる。

ようするに帳簿方式による税額計算方法を
残したということです。

あとは先々として、免税事業者が商取引から
排除される可能性が高いということ。

一般的な事業者と取引するのなら、かりに免税事業者としての
用件を満たしていても、自ら課税事業者となって「番号」を
もらわないと、インボイスの発行が相手方に対してできない。

つまり自分の売った商品、サービスが仕入税額控除の
対象からはじかれてしまうのです。

こじんまりと税理士業を営んで、消費税払わないでラッキー
とかいっている人は、事業者からは相手にされなくなる
可能性があるでしょう。

いろいろと説明を聞きながら思ったのは、結構うまく制度設計
されているよなってことです。

帳簿方式のいいところは残しつつ、インボイス方式による
売先と仕入先のチェック機能を強化し、免税事業者を先々排除していく。

マスコミや事業者、税理士などにもボコボコに叩かれていますが、
欧州のインボイスのキモとなるところ、現行の帳簿方式のいいところを
うまいことつなぎ合せて作られている。

税法という国の根幹にかかわる法律を作っている
人たちは、やっぱり頭がいいのです。

特別徴収できればしたくない

DSC_0145

平成28年からほぼ強制といわれてる、
住民税の特別徴収※1。

※1特別徴収:従業員の住民税を会社が給与から
天引きし、代わって収める制度。

しばらく前は、文句いえば普通徴収※2に
切り替えてもらえる場合も少なくなかった。

※2普通徴収:市役所等が市民税を直接本人に
請求し、納付する制度のこと。

が、給与支払報告書の摘要欄に「普通徴収」と
書かないと認めない!と市の担当者と押し問答に
なることもありました。

そう給与計算等のソフトによっては、普通徴収と
印字されない場合があったのです。

その時作ったのがこのゴム印。

これをべたべたと、何か文句あるか!
と押しまくっていました。

この手が使えるのも、昨年までかな。

沈みゆく泥船

今年の税理士試験の結果が先週の18日に
発表されていたのですね、シラナンダ。

平成27年度(第65回)税理士試験結果について

申込者47,145名、5科目合格者835名。

ピークの申込者で7万人以上、合格者も千人以上が
普通だったことを考えると、ずいぶんと減りました。

沈んでいく泥船に、無理に乗る必要はない?

少なくとも、それほど将来性があると
思える仕事ではなくなったのでしょうね。

予想されていたことではありますが。。


送り人としての清算税務

残余財産の確定と結了とは違うのです

かれこれ7年以上前のブログ記事ですが、
いまだにアクセス数が他の記事に比べダントツに
多いです(といっても、しれたアクセス数ですが・・)。

平成22年度の税制改正を経て、解散後の課税が
財産課税から損益課税へと変わっていますが、
解散から結了、期限切れ欠損金の損金算入制度など
さすがにこれを書いた時より、清算事務については
一般的となりました。

しかしそれだけ解散する法人が増えていると
いうことでもある。

喜んでいいのか、悲しんでいいのか。

社会保険の加入の強化により、増えてきそうなのが
法人の個人成り。

またまたこの知識が必要になってくる場面が
増えてくるのでしょうか。

消費税の増税やインボイスなんかも、
後押しするのかなぁ・・



信じていいのか銀行員



信じてはいけません。

お金の運用に関して、銀行員に相談する
というのは間違いです。

銀行員が勧める投資

しばらく前にも書きました、一見固そうに
見えるだけたちが悪い。

上記の本はまだ読んでいませんが、
おそらくその趣旨は私が言わんとしている
ことと同じだと思います。

最近、銀行の金融商品の売り方は、巧妙で
かつ、たちが悪くなっているような気がします。

近寄らない方が無難でしょう。

ホチキスでバチバチにするんじゃない!再び

さあ年末調整だ!

人数多い、外国人も多い、大物を片付けるぞ!

と、とりかかろうと思ったが、ぐちゃぐちゃの資料、送金証明、
親族関係書類(訳文なし)、その他が扶養控除申告書へ
ホチキスでバチバチにとめられたのを見た瞬間に

ガンバロウの気持ちが萎えた・・

来週にしようかな。

その前に巨大隕石が地球に追突して、
世界が終わるかもしれないし。。


バチバチにするんじゃない!

マイナンバー記載欄確かにあった

償却資産税の申告書、私のお客さんが紛失して
しまったのかと思って高浜市役所へ問い合わせたら、
まだ発送していないとのことでした。

通常の時期ならばとっくに届いているのですが、
マイナンバー記載様式への変更にともなって、
申告書の発想が送れているようです。

他の市町村でも送られていないところが
あるかもしれませんね。

そういえば平成28年分の償却資産税申告書から
マイナンバー記載するのですね。

今週の税務通信に書いてありました。

もう省いて、ずんずん書いちゃったぞ。

ちきしょ。

※個人の事業者のモノを提出するときは
注意が必要になります。
えーと、この お知らせ が一番分かりやすいかな。





外貨建ての生命保険

生命保険の控除証明書を回収しながら、
そういった生保の契約書などを確認することもある。

ある契約書をみていると、保険金支払いが
米ドル建てで保険事故が起こったら8万ドル。

これって保険事故が起こったとき為替の
影響をもろに受けることになる。

どうなんだろ、必要な保障額を計算して普通
保険金額を決めると思うのですが、この契約で
それができるのだろうか。

そう考えればこれは保険というよりも、
どちらかというと利殖ではないかと。

だとすれば特段、外貨建ての保険を選ぶ
理由というのは見当たらない気がする。
もっとコストが安い運用商品が他にいくらでもある。

確かに円安傾向は続きそうなので、米ドル建てで
あれば、大きく目減りすることはないとは
思いますが。

でも、何か違う気がする。

住宅ローンの借換えをしたとき

住宅ローン等の借換えをしたとき

いまの時期、よく来る質問です。

住宅ローン控除を受けているのだけど、
そのローンの借換えを行った場合どうなるの?

ようするにその借換えが、当初の住宅ローンとひも付きで
あって、住宅ローン控除の対象借入となる償還期間10年を
満たしていれば、引き続き受けられる。ということです。

ただしその残高によっては調整計算が必要。

借換えしたローン残高が、返済したローン残高と同じか
少なければ、借換えしたローン残高をそのまま使う。

多い場合は、

新しいローンの年末残高×(返済したローン残高÷新しいローンの借入額)
で計算してねってことです。

ようするに金額を上積した場合に注意が必要ということ。

上積することがよくあるのかどうかは、私には分かりませんが
たまたま今計算している案件がそうなので、確認のために
書いてます。

ご参考までに。

銀行員が勧める投資

客さんのところで、銀行にこんな商品を勧められ
始めたと、ファンドのパンフレットを見せてくれました。

カナダドル債権に投資するファンドで、毎月分配型。

うー、何だこれは、投資信託に詳しい人ならば普通は
買わないだろうといったもの。

販売手数料が2%+消費税、信託報酬が1.2%+消費税。
手数料も保有コストも当然のように高い。

もう一つ勧められたのが、ワールドリートの
毎月決算型のこちら

こちらの手数料は、販売時に2.5%+消費税、
信託報酬が1.55%+消費税とさらに高い。

何だかなぁ。

しばらく前のこと、銀行員がやってきて、おそらく豪ドルの
債権ファンドだと思うのですが、私のお客さんに説明するのを
脇で聞いたことがあります。

為替の見込みや、豪ドルに投資することに意義を滔々と
説明するのを聞いていて、すごいなぁと感心しました。

プロや専門家ですらよく分からない為替の先行きや、
新興国の将来性を立て板に水のごとく説明する。

すごい、すごいぞ、その・・面の皮の厚さ。

リスクは、その投資する商品に含まれるものよりも
むしろ「誰から買うのか」の方が大きい。

最近では、もともとが胡散臭い証券会社より、
一応建前固めの銀行の方が危ない。

彼らは、そもそも自分たちが何を売ってるかも
よくし知りませんもんね。

武士は食わねど、じゃないのか新聞社さんよ

軽減税率、新聞も対象の方向 自公が一致

 自民、公明両党は14日、消費税を10%に引き上げる際に現在の8%に据え置く軽減税率の対象品目について、新聞を含める方向で一致した。宅配率を基準にして、適用する新聞の範囲を決める案を軸に検討している。(朝日新聞デジタル)

ありゃりゃ。

権力を監視する役割を担うべき新聞が
こんなことでいいのかい。

ここは、キッパリ拒絶するくらいの
意思をみせたらどうなのよ。

新聞等に軽減税率を導入している欧州の例をあげて
自分たちを弁護しているけど、残念ながら
説得力にかけるわな。

ジャーナリストと威張っていても、
しょせん商売人なのね。

宅配率が一定の新聞を対象にする?

新聞止めようかな・・

修繕積立金の値上げ

昨日、住んでいるマンションの総会が行われました。

そして懸案だった、修繕積立金の値上げと
機械式駐車場の撤去が決まりました。

修繕積立金の値上げは、私が理事長やっていた
2年前からでていた議題です。やはり痛みがともなう
決議なので、決まるまでに時間がかかる。

私のときにヤバイよと伝え。

次の理事のときに、こんな案はどうですか。

そして今回、上げ幅を具体化して決議された
というわけなのです。

機械式駐車場は、すでにかなり以前から部品がないから
メンテナンスが難しいといった話が出てました。

全面的な改修で1千数百万円、新規取得するとこれまた
1千数百万円ということで、わずかに5台の車のために
それだけお金をかける必要があるのか。

こちらも大きな赤字要因なので、この際撤去したほうが
安くつくということで決まりました。

もっともめるかなと思ってましたが、時間かけて周知した
せいで、ほとんど異議はでないで、すんなり可決。

皆さんだんだんとお金がない現実を、受け入れ
理解されていたのでしょう。

古くなったマンションの問題を垣間見ることが
できるので、理事や総会というのもやったり参加したり
するのは、それはそれで勉強になります。

もっとも私の場合、来年夏に引っ越してしまう
予定なので次年度の決議には参加できませんが。

実務家の敵だな

軽減税率、「外食を除く食品全般」で自公合意
2015年12月12日 22時53分
 自民党の谷垣、公明党の井上両幹事長は12日、2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に導入する軽減税率について、対象を「酒類と外食を除く食品全般」とすることで大筋合意し、文書を発表した

消費税の8%の軽減税率の対象に「酒類と外食を除く
食品全般」となるそうです。

加工食品と外食の線引きが難しいと
あれほどいっているのに、自分たちの主張と
ずれるとごねる、○明党さんは。

もちろん導入自体、私は反対なのですが
一番面倒な方法をわざわざ選択するとは

自分たちが実務をするわけでないから
関係ないのでしょうね。


軽減税率の恩恵を自分たちの手柄として
自慢したいのでしょうが、私は実務の作業を
しながら、頭の中で常に

呪われろ、○明党!

と唱えることにします。。

訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
Archives
  • ライブドアブログ