いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2019年02月

確定申告の疲労をさらに増す・・

今頃になって年末調整が違っていると連絡が
ありました。

従業員から預かった、修正された源泉徴収票の写しと
そのもととなった給料明細がメールで送られてきた。

一緒に送られた給料明細の手書きの
メモの分だけ、金額がズレてます。

これなんです?と聞いてみたところ

センセに渡した給料明細と、違うのが
本人のところへいってるみたいです。
どうすればいいでしょう。

シランガナ。


確定申告のCSV割引

というのを来年の年一不動産から適用しようかなと。

不動産所得で、年一、青色の65万控除を受けている
人を対象に、預金データーをCSV(Excel)データにて
もらえれば、申告報酬を20%割引く。

かりにすべての不動産所得の対象者が、これを
利用してくれれば、作業時間は3分の1くらいになるはず。

USBに入れるか、メールで送ってもらい、
読み取り機能で会計ソフトに吸い上げる。

それをバーッとチェックかけて、チャカチャカっと
修正をかけて、不足分を追加、で、一丁上がり。

まるで夢のようだ。。

さっ、データ入力、データ入力。

ちなみに1件も利用されない可能性大だな。




まだまだ元気

IMG_0632今年も元気

毎年気になっている
ワンコ。

すっかり白くなって、
年齢は隠せませんが、
今年も何とか頑張って
生きてました。

犬猫は、じいさん
ばあさんになっても
かわいいのがいい。

それに比べて・・


今日は浜名湖

IMG_0630


















もちろんお仕事。

遠くに行ったときは
せめてウマイもの。

と思った海鮮丼。
イマイチでした。。


IMG_0628

申告書、手書きはしんどい

今日の午前中は、商工会議所の申告会の
応援でした。

もう、これ以上ないくらいの零細な事業者&
高齢者がやってきて、申告をやってました。

市役所の申告会も、いまはe−Taxが当たり前の
なか、手書きで申告書を作成するところは
ここくらい。

消費税の申告書も手書きで作成。
疲れた。

パソコンに慣れきっていると、どうやって計算するのか
思い出すのも大変。

6.3%だったよな確か。
8%乗じちゃいけないよな。

地方消費税・・どうやって計算したっけ。
といった具合にたどたどしい対応に。

まっ、違ってりゃ、税務署が何か
いってくるんだろ(オイ!)

いまだに手集計で、青色決算書作っている納税者が
いるもの、ここくらいでしょう。

おお、手書きの決算書で、1円違わずバランスシート
まで、バッチリあってる。

高齢者なのですが、思わず、うちで働かない?
とスカウトしたくなりました。

そんなこんなで、申告の応援もあと1回。
早く終わって楽になりたい。



なぜ個人の申告が、増やしたくないのに増えていくのか

日曜日もお仕事。

いわゆる年一といわれる、この時期にのみ
接触するお客さんがいます。

おおむね不動産所得の人たちが中心となるのですが、
お邪魔して最初にするのが、1年間たまりにたまった
資料の整理。

これいる、これいらない、でもとっといて、
これは捨ててもらってもらってかまわない。

そして最後に、これとこれとが不足です、
頼んでください。

場合によってはその場で、代わりに電話して
「送ってくれ」などということもある。

こういったことをチャッチャとやっていると
お客さんがまるで神さまでも見るような感じとなる。

センセ、すごい。
もうセンセいないと申告できない。

そして信者になって、いつまでたっても辞めてくれない。

かくして増やしたくないのに増えていく。

そしてやらないといわれないため、うなぎや
ワインで気を引くという作戦に出るのです。


80%の確率で違う、ある意味快挙とすらいえる

昨日の仕事の続きをやっています。

途中でいやになって、止めて帰ってしまいましたが
自然に申告書が出来上がるわけもなく、やらざるを
えない。

当たり前のことですが。

しかし仕訳をチェック修正しつつ、だんだんと
感心してきた。

人間、これほどまでに違った処理、
仕訳ができるのだろうか。
ひょっとすると、これはギネスに申請すべき
事象ではないかもしれないなと。

なぜならあってる仕訳が、ほとんどない。
これはこれですごいことです。

金額は違ってるは、科目は違っているは、
そもそも預金の残高が全部違ってる。

ほぇ〜っ、すごいな。
すごい。

ちなみにこのお客さん私の後輩からの紹介。
そしてその紹介の理由も理解した。

ようするに〇〇君も面倒見切れんのだな。


カオス、またカオス

ふう。

申告書のため。入力された会計データを
チェック、修正しています。

本人は努力してデータを入力しているの
だろうが、これならあきらかに

こちらで一から入力した方が早い

中途半端に正確で、それでいれ混乱している
のが手に取るように分かる。

何だかな、何だかな。

何だかなぁ。

ひたすら出てくのは、愚痴ばかり。


シャトー・コス・デストゥルネル

IMG_0625お客さんからのもらい物。
シャトー・コス・デストゥルネル2004 。

いやらしい人間たるワタクシは
さっそくネットでいくらするのか検索。

おお、〇〇〇〇〇円も
するのね。

確定申告が終わったら
飲ませてもらいましょ。

ちなみに私の2019年の
テーマはワインです。

再来週から・・


相続のお仕事の8割は感情

昨日知り合いと話したときにいったこと。

相続の仕事、相続税の仕事の8割は
感情に関することである。

テクニカルなことはあまり必要ない。

そう、相続の遺産分割や遺言、相続税の申告など
そういった仕事のほとんどの場面で考えなければ
いけないのは、相続人や遺言者、関係者の感情です。

損得や税金などは、おまけくらいに考えて
おけばいいのです。

なるほど土地の評価の専門性、名義預金や
税務調査対策、できれば節税なども考えたい。

でもやってて思うのは、こちらが思うほど、相続人や
遺言者などは、そんなこと気にしてません。

税金出るの?しょうがないね。

ケンカしない方がいい?そりゃそうだ。

少なくとも、センセ、税金何とか減らしてくださぃ〜っ!
何て泣きつかれたことはありません。

ひたすらマメに接触して、与太話しながら
亡くなった人の思い出や、前の相続の調査で酷い目に
あったとかの会話しつつ、たまに専門性をちょっぴり
見せとけばいい。

そのうち信頼関係が自然に生じて、話しにくいことや
いいにくいこともいえるようになって、収まるところに
収まる。

税金の申告でいえば、10カ月かけて、信頼関係を
積み上げていく。それだけのことです。

相続税の申告見直しがされてしまうのも、専門性の欠如と
いうよりは、信頼感の欠如からといった方がいい。

ようは巧く信頼が構築できなかった。

信頼関係が築ければ、受ける方だって真剣に仕事します。
ゆえに専門性低くても、経験値が足りなくても、それなりに
何とかなる。

依頼する方も、それを反故にしたいとは思わないでしょう。
壊したくないから。

最近税理士をターゲットにした相続サポートする
税理士や税理士法人が出てきました。

それだけご同業の皆さん、自信がないんでしょうかね。
ふっしぎー。

たとえば株式の複雑な評価や、マニアックな土地評価
海外がらみの相続じゃなければ、人あしらいが
ウマイだけで仕事になると思うのですが。

そう、人あしらいが・・

つまり私の苦手な分野。

セルフメディケーション税制やった人いるの?

平成29年1月1日から新たに始まった、医療費控除の
新バージョン、セルフメディケーション税制。

健康診断やがん検診をやって、スイッチOTC医薬品を
1万2千円以上購入すると、超えた分が8万8千円まで
所得控除される。

明細書やパソコンで入力画面にはお目にかかった
ことはありますが、具体的に適用した事例には
遭遇したことない。

そもそも納税者も、ほとんどの人が知らない。
昨年も聞きましたが、やった人います〜かぁ〜

平成33年12月31日をもって制度終了の可能性大
だと思いますが、せっかくなので一度ぐらいやってみたい。

レジ等に膨大な投資したドラッグストアの会社などは
怒っていることでしょうな。



いわれると一番ドキッとする言葉

センセーに任せておけば大丈夫!

間違えるわけがない!



そんなことないですよ、
人間は必ず間違える・・

必ず。。


正確さ慎重さと、沢山をこなすということ

今日もこの時間までお仕事です。
そしていま作成しているのが平成29年度分の
所得税の更正の請求書。

昨年の申告書と比較していたところ、間違いを発見。
そのままにしておくという分けにもいかず、
過大納付分を返してもらうことに。

いまの時期の大量にこなす個人の確定申告書、
残念ながらミスは付きものということになります。

譲渡や贈与の場合などは慎重になるでしょうが、
それ以外にこなす大量の申告書については
ケアレスミスを完全に防ぐことは難しい。

ご同業の皆さまなら、すでにお分かりのこと。

それを防ぐためには、正確に慎重にやらなければ
いけないのですが、そうすると数をこなすという
ことが難しくなる。

永遠のテーマですね。

ひょっとしてと見直した、平成28年にも
間違いを発見。こっちも更正請求書つくらないと。
とほほ。

ちなみに間違えたのは、ご主人が先に
死亡した方の寡婦控除のし忘れ。

所得要件で弾かれていたのが、所得が下がって
適用対象になったのを見落としてました。

ちなみに一番多いであろうのが、予定納税の
処理の違い。

こちらは申告後に税務署が教えてくれると
いうリカバー機能が働きます。


個人版事業承継税制だそうだ

うーむ、こりゃ使えんな。

法人は、株式を通じて証券化された事業を
承継するという建付けになっています。

それに対して個人版は、土地、建物、動産といった
モノに対する制度になってしまっている。

土地については小規模宅地等の評価減との
選択だし、どのみち減価していく建物や動産に
ついては、それほどのインセンティブが働かない。

それでいて、贈与時の価格固定が行われ、古くなって
買い替えすると、税金がかかってしまう。

経産省や商工会議所からの強い要望とか
聞いてますが、税法の素人が、株式でうまくいきそうという
ノリで押し込んだ。そんな感じなのでしょう。

おそらく財務省の人たちは、やれやれ
と思いながら法律作る仕事やっているのでは・・

ふるさと納税の申告データを入力しながら

なぜみなこんなにマメなのかなと。

5千円、1万円、1万5千円、1万円・・

あれほど大雑把な人がと思うような人で
あっても、やたらと細かい。

それも地の果てにあるような、聞いたことも
いったこともない、ふるさとの数々。

つくづく人間を動かす真の動機は



につきる。

そのことを再確認。


早春の憂鬱

開業してしばらくは、仕事がないのが不安で憂鬱。

しばらくしてから憂鬱になったのが年末調整。

年末調整が基本、お客さんがやるようになってから
憂鬱なのが個人の確定申告。

税理士事務所によっては稼ぎ時ということで
張り切っている方もいるでしょうが、私の場合は
できるだけ避けたい仕事。

しかし困ったことに、増えていく。

しかも個人のお客さんは、やらない!といわれない
ようにすごい気を使ってくれている。

よってやらん!とはいいたくともいえない。

ふう。

金だけもらって、何もしなくていいという
方法はないものか(オイ!)。


小規模賃貸でも消費税

昨日やってきた年一の不動産所得のお客さん、
年間の不動産収入の金額は170万円ほどと
それほどのボリュームではありません。

しかし先々消費税の課税事業者にならなければ
いけない可能性がある。そんな話をしたところ
えっ!という、予想された反応が。

賃貸物件は事務所なので、入居者が税額控除を
受けるためにはインボイスの発行の要件を満たさざるを
えない。つまり課税事業者にならざるをえないのです。

少し早いですが、店舗や事務所、工場などを貸してる
人には、伝えておいた方がいいかなと。
とりあえず今年からいうだけはいっておく。

どっちみち10分経ったら忘れるでしょうが。

それでも新聞やテレビで騒ぎ始めたら、思い出して
もらえるかもしれない。

税理士の仕事はどんどん細かくなって、面倒になって
しかもしょっちゅうルールが変わる。

老後のボケ防止のための税理士やっているセンセたち
インボイスの本格導入とともに廃業する人増えるのでは。

できればオレも廃業したい。


経営革新等支援機関の電子申請システム導入

認定支援機関向けのメルマガ読んでたら
申請手続きについて電子化されるとのこと。

平成31年5月22日からはあちらの様式あわせて
入力し、プリントアウトして申請。

そして2020年4月から電子申請が可能となり、
2021年4月からは完全電子化とのこと。

ふーむ、やはり時代なのでしょうね
電子化によるネット申請は。

さっきお客さんにマイナンバーカード要るかな?
と聞かれて、いまのところはいいんじゃないです。
と回答しました。

保険証代わりに使えるようになると、今朝の
新聞にも出てたよな。

そろそろかもしれないなぁ。

臨税の廃止

昨日は農協さんへ申告業務の派遣でした。

いわゆる農協臨税というのでしょうか、そちらの
サポート応援ということでした。

来週は市役所の無料税務相談、その次の週は
商工会議所への派遣に行く予定です。

市役所の職員さんの場合、臨税というのかどうか
分かりませんが、農協や商工会議所の職員が申告サポート
するのは、原則として税理士法違反となります。

それに対して臨時的に国税が許可を与えることを
臨税といって、それにより農協や商工会議所の
職員の申告書作成が可能となるのです。

この臨税、長らく廃止するべしという議論が
ずっと続いています。ようは税理士の職域侵害だって
ことで、問題視する人も多いのです。

そういった議論はともかく、商工会や農協へ申告指導の
サポート行って思います。

この零細な納税者、この人たちが税理士事務所や
税務署へなだれ込んだら、そりゃ大変だろう。
そう感じます。

ならば税理士法に抵触しないように、臨時的に許可を
与えるのも、立派に経済合理性がある。
そうも思うのです。

いつだったか大御所の税理士センセがいってました。

臨税廃止してもらって結構!
税理士にはそれを処理するだけの能力はある。


その話を聞きながら、そりゃセンセはやらんからいえる。
やるのは職員さんだもんね。

てな感じて聞いてました。

あー、楽してお金が儲かる方法はないものか。


事業主貸を打ち続け

3年くらい前からでしょうか、領収書のスキャナ取り込みに
よる自動仕訳について、ウォッチし始めたのは。

レシートや領収書の読み込みについては、個人的に
あきらめてます。そもそも紙のデータをテキスト化するのに
手間がかかりすぎる。

ようはしわを伸ばして、スキャナに読み込ます
作業自体がめんどくさい。

生産性を高めるためには、そもそも紙ベースの
資料を減らすことだと思ってます。そうしない限りは
どこまでいっても、ホワイトカラーの働き方改革など
どだい無理なこと。

しかし通帳の画像読込が可能!
みたいなキャッチコポーには惹かれます。

さすがにすぐに、すべての人がネットバンクに移行するのは
無理なので、通帳から画像データ読み込んで、仕訳に
することができないかなと。

情報によると、画像からテキスト化するソフトも
第2世代、第3世代が出てきているそうで、格段に
読み取り能力が上がっているとか。

そういう話を聞いてしまうと、いまの時期など
なおさら気になってしょうがない。

通帳のデータ入力といっても、ほとんどが

事業主貸 ×××× / 普通預金 ××××

なのですが。

この付加価値を生まない、膨大な作業から
解放されるなら、是非私も取り入れたい。

確定申告終わったら、研究じゃ。


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