ありました。
従業員から預かった、修正された源泉徴収票の写しと
そのもととなった給料明細がメールで送られてきた。
一緒に送られた給料明細の手書きの
メモの分だけ、金額がズレてます。
これなんです?と聞いてみたところ
センセに渡した給料明細と、違うのが
本人のところへいってるみたいです。
どうすればいいでしょう。
シランガナ。
西三河の開業税理士の日記です。
今日の午前中は、商工会議所の申告会の
応援でした。
もう、これ以上ないくらいの零細な事業者&
高齢者がやってきて、申告をやってました。
市役所の申告会も、いまはe−Taxが当たり前の
なか、手書きで申告書を作成するところは
ここくらい。
消費税の申告書も手書きで作成。
疲れた。
パソコンに慣れきっていると、どうやって計算するのか
思い出すのも大変。
6.3%だったよな確か。
8%乗じちゃいけないよな。
地方消費税・・どうやって計算したっけ。
といった具合にたどたどしい対応に。
まっ、違ってりゃ、税務署が何か
いってくるんだろ(オイ!)
いまだに手集計で、青色決算書作っている納税者が
いるもの、ここくらいでしょう。
おお、手書きの決算書で、1円違わずバランスシート
まで、バッチリあってる。
高齢者なのですが、思わず、うちで働かない?
とスカウトしたくなりました。
そんなこんなで、申告の応援もあと1回。
早く終わって楽になりたい。
今日もこの時間までお仕事です。
そしていま作成しているのが平成29年度分の
所得税の更正の請求書。
昨年の申告書と比較していたところ、間違いを発見。
そのままにしておくという分けにもいかず、
過大納付分を返してもらうことに。
いまの時期の大量にこなす個人の確定申告書、
残念ながらミスは付きものということになります。
譲渡や贈与の場合などは慎重になるでしょうが、
それ以外にこなす大量の申告書については
ケアレスミスを完全に防ぐことは難しい。
ご同業の皆さまなら、すでにお分かりのこと。
それを防ぐためには、正確に慎重にやらなければ
いけないのですが、そうすると数をこなすという
ことが難しくなる。
永遠のテーマですね。
ひょっとしてと見直した、平成28年にも
間違いを発見。こっちも更正請求書つくらないと。
とほほ。
ちなみに間違えたのは、ご主人が先に
死亡した方の寡婦控除のし忘れ。
所得要件で弾かれていたのが、所得が下がって
適用対象になったのを見落としてました。
ちなみに一番多いであろうのが、予定納税の
処理の違い。
こちらは申告後に税務署が教えてくれると
いうリカバー機能が働きます。
3年くらい前からでしょうか、領収書のスキャナ取り込みに
よる自動仕訳について、ウォッチし始めたのは。
レシートや領収書の読み込みについては、個人的に
あきらめてます。そもそも紙のデータをテキスト化するのに
手間がかかりすぎる。
ようはしわを伸ばして、スキャナに読み込ます
作業自体がめんどくさい。
生産性を高めるためには、そもそも紙ベースの
資料を減らすことだと思ってます。そうしない限りは
どこまでいっても、ホワイトカラーの働き方改革など
どだい無理なこと。
しかし通帳の画像読込が可能!
みたいなキャッチコポーには惹かれます。
さすがにすぐに、すべての人がネットバンクに移行するのは
無理なので、通帳から画像データ読み込んで、仕訳に
することができないかなと。
情報によると、画像からテキスト化するソフトも
第2世代、第3世代が出てきているそうで、格段に
読み取り能力が上がっているとか。
そういう話を聞いてしまうと、いまの時期など
なおさら気になってしょうがない。
通帳のデータ入力といっても、ほとんどが
事業主貸 ×××× / 普通預金 ××××
なのですが。
この付加価値を生まない、膨大な作業から
解放されるなら、是非私も取り入れたい。
確定申告終わったら、研究じゃ。