いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2019年08月

頑張る=脳に汗をかく

ということに他ならない。

ただ体力にものをいわせての長時間労働や熱血根性で
成果を出すなどということは、頑張ったことにはならない。

でも、これがまだ一杯いるんですよねぇ、そういった
価値観の人たちが・・

困ったもんだ。

人の脳みそというもは、怠け者です。
できれば脳細胞の一つも動かしたくないといった
基本的な性質をもっています。

だから意識して動かし、使っていかないと
どこまでいっても働かない。

疲れるのではありますが。

そういえば先日サッカー教えている知り合いが
いってました。

サッカーのトレーニングでも最終的に鍛えるのは
体でなく脳である。

筋肉や骨に指令出しているのは、脳ですもんね。
当然に。

いざとなれば税務署員がやる

消費税の10%へ増税がカウントダウンとなりました。
実務上のミスを考えて、動揺だったり、心配だったりする人も
いるでしょう。

でも大丈夫。

最後は税務署員が直してくれるでしょう。

細かいミスなら、税額もしれてます。
自分で神経すり減らしてやるくらいなら安いもの。

なので本当に大きな金額だけは、しっかりチェックして
それ以外は(もちろんキチンとチェックするのですが)
いざとなれば、

税務署員の皆さま、間違い探しごくろうさま

と割り切ってしまうのも一つの考え方かと。

こんなこと書いちゃっていいんだろうか。。


10月1日からの経理を見直し

私のところで使っている〇生会計については、勘定科目に
対して設定できる消費税の属性は、課税、非課税、対象外。

そして経費については、控除対象課税仕入、共通対応
控除対象外といった具合で、税率に関しての紐づけは
出来ません。

つまり軽減税率(8%の経過措置のものとは別)については
設定での紐づけはできない。つまり手入力又は自動仕訳での
学習機能で対応するしかなさそうです。

しかし税率が混在する勘定科目、例えば売上、仕入などを
目視で確認しながら入力、チェックするのは大変です。

となると、もう勘定科目自体を、軽減税率用につくって
しまう、または補助簿をつくって通常税率、軽減税率用
とに分けてしまう。こういった具合に何か対応を考えて
おく必要があるでしょう。

さすがに今回は逃げれなくなりました。
そして「軽減税率反対!」とやっていても、10月1日は
来てしまいます。

取り扱う商品で、8%、10%が混在する場合や
軽減か通常かで判断に迷うもの場合については、さすがに
現場レベルではもう対応済かと思いますが、経理については
まだのところも多いでしょう。

そろそろ重い腰をあげないとね。
さすがに。


事務所の飼い猫

IMG_0901事務所のトイレに
飾ってあります。

なので普段お客さんの
目には触れない。

でも私のお気に入り

公的年金制度の財政検証2019

5年に一度の公的年金の財政検証が公表されました。

でもって、賦課方式大嫌い、厚生労働省大嫌いの
専門家、経済学者がここぞとばかり騒ぎ始める。

皆さんヒマなのでしょう。

所得代替率が各シナリオごとに示されています。

ただ覚えておかないといけないのが、もともと6割の
所得代替率を最終的には5割程度、積立金を使いながら
軟着陸するように制度設計しています。

ということは減ることは織り込み済みということ。

あとは想定以上に減った場合、5割を割り込むことが
想定される場合に、どういった手当てをするか
そのときに考えるということでした。

これが2004年にマクロ経済スライドが導入されたとき
決められたことです。

ただ批判するのではなくて、どうすればこの(痛んだとはいえ
大切な)制度を引継いでいくのかということです。他に選択肢はない。
積立方式への移行など不可能、ウルトラCなどありません。


「老後資金2000万円不足」に慌てない

何年か前にベストセラーになった、ピケティの21世紀の資本
によると、20世紀は(2度の戦争はともかく)経済的格差が
これほどなくなった時代はないとのこと。

つまり経済成長が6%、7%などといった時代は
それまでには見られない特異な世紀だった。

資産格差、所得格差が縮まりそれにより分厚い
中間所得層が形成され、結果極めて高い経済成長が
欧米や日本において起こったのです。

これの意味するところ、あくまでも20世紀というのは
特異な世紀であり、本来は低成長なのが当たり前ということなのです。
それこそ1%成長でも御の字なのかも。

いまの資産形成、投資理論というものは、その多くが
その特異な世紀の、極めて良かった時代を切り取った
ものである。最近そんなことを思い、感じてます。

だから過去の成功体験を基にした、投資理論を持ち出して
これだけ儲かった、増えた、そういった話を聞いても
額面とおりに受取るのは危険かもしれません。
少なくとも私はそう思ってます。

老後資金が2000万円不足だ!だから投資の勉強だ!
政府の勇み足で出した情報が独り歩きし、にわかに
盛り上がってます。

でも上記で書いた通り、そもそもその理屈が通じるのか
マクロ的に正しいのか、そういった検証はされている
ようには思えません。

専門家やコンサルといわれる人も、結構間違ったいい加減な
意見やアドバイスをしています。いわんやピケティなんて
読んでませんもんね彼らは。

きっかけが何であれ勉強はいいことです。
授業料もかかるでしょう、それなりに。

ただ資本主義、とくに金融の世界は一応肉食獣の跋扈する
世界だと思って入っていく方が無難でしょう。

足らないということで入っていって、減らしたり
無くしたりしては意味がありませんから。

派遣から技能実習生

人が採用しにくい建設業等などでは、すでに外国人技能実習生が
いないと仕事ができなくなってきつつあります。

そしてその実習生及び受入れ先を管理する共同組合
などの新規設立なども増えてきた。

聞いてみると、どうもいままで人材派遣をやっていた
会社の関係者もそちらにシフトしつつあるとも聞きます。

ふむ。
何でかなと思ってましたが、おそらくこういうことのよう。

雇用を切り離せる。
すなわち派遣は自社雇用の中抜きなのに対して
実習生は、受入れ先の雇用となる。

賃金や仕事の保証、社会保険の加入などのリスクは
受入れ先のものとなる。
そして中抜き部分は、今度は管理費に置き換わる
そういったことのようです。

あとは実習生を送り出す国の事情。

それはとにかく働き手を送り込みやすくなったこと。
そして人を送り込みたい途上国は、いまのところ人ぐらいしか
輸出できるものがない。外貨を稼ぐ方法もそれくらいしかない。

ということで経済的な利害は一致している。
少子高齢化で人が減っていく国で、とにもかくにも
来てくれてありがたいという、日本国の利害とも
一致している。

で、わーわーとなっているのでしょう。

さてどうなることか。

ちょっと気になる政策思想



ワインの丸暗記から解放されて、少し硬い本を。

年金や社会保障に対しての私の眼を開かせて
くれた、権丈センセのちょっと気になる政策思想。

「ちょっと気になる」シリーズという社会保障の入門版の
第3弾という位置づけも、内容はかなりハードです。
脳細胞を使うのがイヤという人には向いてない。

それでも頑張って読み進めることができれば、
蓄積されるものは大きいはず。

社会保障に関する知見を得るだけでなく、
まやかしや偽物の提言意見を見抜けるようになります。

そのためには脳細胞にも汗かいてもらわないと。


それでも、それに疲れたら・・


神の雫 コミック 全44巻完結セット (モーニングKC)

消費税の軽減税率制度に対応した経理・申告ガイド

消費税の軽減税率制度に対応した
経理・申告ガイド


自宅に帰ったら、税務署から郵送で送られて
きていました。

3%、4%、6.3%、6.24%、7.8%それぞれの
適用分かぁ。細かいのう。実質は後ろの3つだけど。

どちらにしろ、もうソフトなしでは計算はできない。

これに4年後からインボイスの本格的運用が
加わるのか。

皆さまガンバ、オレは引退じゃ。


在宅勤務

クラウドだよなぁ、と考えていくうちに気が付いた。

最近、在宅勤務希望の人材の案内がやたらとくる。
そうか別にどこでも仕事はできる。

〇生会計ならライセンス買って、パソコンごと貸与。
〇生ドライブで、そのままデータをやりとりすればいい。

そして申告ソフトも一緒に貸与して、クラウド経由で
ファイルで納品してもらう。

あとはそれを電子申告に載せて終わり。

ふむ。

考えてみてもいいかも。

気を付けるべきは特別養護老人ホーム

お亡くなりになる人の最終住所が老人ホームと
いうことはよくある話です。

そしてその老人ホームも、介護度の高い人しか
入れないような施設ということもよくある話。

亡くなられた方が入っている、これはまだいいのですが
残された配偶者の方が入っている、これも高齢の
ご夫婦ならばこれまたよくあること。

で、相続の話が、ほぼまとまって・・

しかし字が書けるかな。

字が書けないはともかく、大分会話も
おぼつかなくなってきていて。

それ大丈夫じゃなかったのか・・

いまさら・・

人生100年時代。
もめる相続より、こっちの方が大問題。

いよいよコンビニで〇〇本が売れなくなる・・

といった話をお客さんから聞きました。

その店舗では、〇〇本の売れ行きが、地域一番なので
結構打撃が大きい。ついで買いにも影響がでる。

私はコンビニにある〇〇本のコーナー見ていつも
いまどき、こんなもの買う人間がいるのかと思って
いましたが実は

根強いファンが

いるのです。

ただそういった、義理堅いファンもどんどん
居場所がなくなる。

いいことなのかどうなのか。

確かに子供連れや家族連れがくる店舗には、
不健全ではありますが・・


SQL Server2008R2から2014へ

ご利用のSQL Serverのバージョン はSQL Server 2008 R2です。

〇生会計を立ち上げるたびにこの表示がされる
ようになって、約9カ月。

やっと重い腰を上げ、SQL Server を最新版に入替て
会計データのについても載せ替えをやってます。

クラウド上に載せてしまって、このさいサーバーを空に
してしまうかと考えましたが、今回はそのまま使うことにした。

ちなみにうちのWindows Server (ようはハードの方)は2013を
使っています。もうだいぶ前に保守されないと、入れ替えていたの
ですが、データ形式の方は2008R2のままでした。

今度はそれも保守されないということで、上記のような表示が
されるようになったという分けです。

マルチユーザー(複数のパソコンで使えること)でやろうとすれば
SQL Server にせざるをえず、クラウドはまだ研究中、ということで
めんどうながらもやるしかない。

しかし考えれば考えるほど、やっぱりクラウド方式の方が
合理的です。ハードの都合、ソフトの都合、人間のビジネスの都合。
これらはクラウドでも生ずる不都合ですが、現在のクライアント型
主体のビジネスのやり方よりは「コスト」は少なくて済む。

ただどこ行って聞いても、やはり会社の中にサーバーを置いて
管理運用しているやり方の方がはるかに多い。
それはいままでの流れであり、情報管理に対する不安であり。
ゆえに高コスト、入替のたびにふーふーいいながらも
やらざるをえない。

何とか楽にできる方法はないものか、シンプルにできるものは
ないものか、考えて調べるもの見つからない。

ただやはりネット空間にサーバーを放り投げて、そこにアクセス
そして基本的な保守や管理は任せてしまう。
これがどう考えても合理的でしょう。

情報の漏洩が心配?
儲かってもいない会社の情報など、誰も気にしてません(オイ!)


自動読込は結局使えない?使わない

一応スキャナで領収書読み込ませているだけど、ほとんど
エラーがでるので、結局手で打ってます。

ネットバンクの自動読込したいんだけど、初期設定の
ところがイマイチ分からなくて・・

先ほどクラウド会計を使っている、お客さんが
ブツクサいってました。

先日の日経でも出てましたが、ネットバンクからの
クラウド会計への読込に対して、銀行の方がいまひとつ
協力的ではないとのこと。

クラウド会計は、銀行のシステムにただ乗りしていて
銀行側はこころよく思ってないとも。

また現在の仕組みでは、自動読込に対応しようと
すると〇ネーフォワードにパスワードを提供せざるを得ず
それに対して心理的抵抗が働くことにも触れてました※

※一応制度を見直しして、パスワードなしにネットバンクの
情報が提供できるようになるようです。

私自身は、自動読込の設定はまだやったことありません。
ようはネットバンクのセキュリティシステムが、ばらばらで
しかも顧客ごとに違ったりもする。
とても出来そうもありません。

自動読込みでもどのみち見直しするのだから、量の多い
ところだけCSVで取り込んで直した方が早い。
これがいまのところの私の実感です。

クラウド会計の売りは、人間の手を介さないで「自動」で
仕訳がたてられて、人はそれをざっとチェックするだけ。
これです。

しかし使いにくい、読み取らない、結局チェックはいるのね・・
そもそもうちって、そんな仕訳量ないんじゃね。
なら自分で打ち込んだ方が早くね。

先日〇生会計のセミナーで、〇ネーフォワード
〇リーから、戻ってまいりました!とかいっていた
事務所がいたなぁ。



夏も終わりかぁ

IMG_090023.5度。
少し見にくいですが、
昨日の札幌午後5時
くらいの気温です。

夜帰ってきたのですが、
すぐ戻りたくなりました。

あと2回で〇〇〇〇も
終わりか。

地元の人がふといっていた
言葉です。もうすぐ夏も
終わると同義語でしょう。

今年の6月に北海道に
行ったとき夜になると、
〇〇〇はとっても寒かった。

そんな中地元の人たちは、
Tシャツに短パンの軽装でソフトクリームを
頬張ってました。

私などは寒くて寒くて。
あったかいソバでも食べてないと死にそう。

とても最後まで居れないと帰るときに見た光景
〇〇そっちのけで、皆さんバーベキューを
食べてビール飲んでました。

楽しまないと終わってしまう。
あっという間に夏が。

ああそうか、そういうことなんだ。
昨日も行った先で、同じことを感じました。

急いで楽しまないと、夏もそして人生も、
すぐに終わってしまうのです。

北海道日帰り

朝一番の飛行機で千歳9:00着。

そして21:25分の便で中部国際へ戻ります。

その間の時間は内緒。


騒ぐからもめる、もめると聞かされるからもめる

今日は午後からJAの資産税相談の担当日。

予想通り誰も来ず、新聞読んで読書して時間つぶし。

まともな人間は、お盆は孫の顔見て墓参りして
親戚や友達と会うのが忙しい、税金のことや
遺産分けのことなど考えてる暇はない。

相続「親と話しせず」6割


あったり前のこと。

専門家と称する商売人の話は聞き流す。
これがベスト。


あと1月半で10%

気が付くと早くも8月も半ば。
そういえば10月から消費税10%になるのでした。
実感がまったくない。

5%から8%へなったとき、駆け込み需要と
その後の落ち込みはすごかった。そういったこともあって、
今回はそれなりの準備はされてます。

しかしふと、あと1月半で増税、影響がまったく
ないというのもどうなのか。

一部の外食などは、需要減を見越してすでに
値下げに動いているところも。

今週の14日、アメリカは長短金利逆転という
逆イールド※がでて、800ドル近く株価を下げました。

※10年国債と2年国債の金利が逆転したこと。
景気後退のシグナルと考えられる。

しばらく前からずっと感じてますが、現在の景気は
お金じゃぶじゃぶ、マイナス金利で下駄を履いているのは
間違いない。

消費税がきっかで・・とならなければ
いいのですけど。


相続「親と話しせず」6割

だとか、日経の記事では。

調査したのは、税理士法人

情報提供というよりは、営業と思った方がよさそうです。

お金にからむ情報は9割がホントのところ売込みで、
残りの1割に使えるものが含まれる。

親が自分の死んだ後のことを
話すのを嫌がるのは普通でしょう。

子供だって、親の死など考えたくない
これも普通。

お盆は里帰りして、親の死んだ後の財産分けの
話をするのに最適な機会。

私はこの価値観の方が、どうかしてると思います。


Excelは卒業かな

むかしむかし、一番最初の会社を辞めたとき
次に何しようかと考えて、会計税務の道に進むことにした。

なので簿記を勉強し、税理士資格を目指すことに
なりました。

ただそのときもう一つ考えたのが、コンピューターの
プログラミング。C言語とCOBOL。
つまり情報処理の技術者です。

先日新聞読んでたら、いまだにCOBOLが使われて
いるようで、それにより技術革新が進まないとか出てました。
それはともかく、そのとき勉強しておけば、また違った
人生になっただろうと思います。

そしていまのようにIT音痴、ネット音痴ということは
なかっただろうかなとも。

最近ネットワークについて興味を持ってます。
ようはホワイトカラー系の職種の合理化は
それなしではやれない。

ペーパーレスとクラウド化、そしてデーターの共有化
それらができないと、話が進まない。
しかし私のスキルにそれらはない。

いまさらエンジニアになる気はありません。
が、しかし簡単な知識や簡易なものを組め、
評価できるスキルは必要かなと思ってます。

これらはおそらく、一般の事業会社であっても
確実に必要なものとなってくるでしょう。
そのためにも、自らが実験台になることも必要。

ということで、何かお勧めの方法はありますか?

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