いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2022年05月

団塊の世代の退出を実感

最近増え、またこれからも増えるであろうと思うのが、法人の個人成り。
またこの際やめて廃業してしまおう、こういった方も。
もちろんワタシのところでもある。

令和5年のインボイスの影響が大きいだろうとふんでました。
小規模な事業者が、そんな煩わしいことするならやめる、
または申告必要とされない程度のごそごそ仕事だけやる。

しかし最近感じるのは、団塊の世代が後期高齢者に差し掛かって
きている、これではないかなと思う。
勤め人よりは引退遅めであっても70歳を過ぎて、いよいよかなと。

ということで、この流れはもう4、5年続くことでしょう。
そしてそれの跡片付け、退出のための仕事も増える。

それらが終わったら・・次は自分たちの退出準備を
始めることとなるのです。

初めてのブラウザなので二段階認証

〇法陣から法人税の令和4年度版がダウンロードできると案内がありました。
さっそく自分のパソコンへインストールして使えるようにしました。

そのあとで事務員さんのパソコン立ち上げ、ダウンロードしようと
HPにアクセスしたところ、二段階認証のためのメールを請求しろとのこと。

もちろんメールで認証キーを送ってもらい、それによりアクセス
当然に使えるようになりました。

ただ自分のパソコンからは、二段階認証しろとの指示はなくそのまま
HPに入ることができ、事務員さん側のパソコンはその指示が出る。

このブラウザからの初めてのログインですので、二段認証を
行います。

これ。

以前、ライセンスの管理のためにアクティベーションという技術が
使われているということを知りました。
こちらはパソコンのハードを識別し、それとの紐づけで管理するというもの。

上記の〇法陣の場合は、ライセンス数の管理ではありませんが
HPにログインするのに、ブラウザというソフトについて確認をしている。
ふむブラウザについても、個別に識別をすることができるようになって
いるのでしょうか。

また実際に認証を求められたパソコンのブラウザについて
以前に申告ソフトをダウンロードしているため、初めてとはいえない。
つまりある一定期間過ぎると、その以前にアクセスした履歴は消えている
ということでしょう。

このリセットされる理由と、その消滅する期間の設定については
どう考えればいいのだろうか。

最近ITについていろいろ勉強し始めると、税金よりそちらの方が
気になるようになりました。
ブラウザってHPを閲覧するためのソフトのことですよね。
それを個別に識別できるのだろうか。

分からない、分からない。

悪なき殺人



悪なき殺人

ネットのことをいろいろ調べていたら、この映画のことを思い出しました。
昨年見た映画、悪なき殺人。

さまざまな人間の欲望と愛を描き、題名の通り人に殺人につながる
ドラマなのですが、この中で大きな役割を果たしているのが
ネットというわけです。

最初フランスから5000キロも離れたアフリカから始まる。
そこからして頭に最初 ? が生じる。

けれどネットの世界ではすぐ近く。
現実の世界と仮想の世界、それらがまじりあい
悲劇とつながっていく。

この映画の底辺に流れる普遍性は、どれほどテクノロジーが
進もうが変わらない。けどネットがこれほど世界を近づけ
映画で重要な役割を果たしているのかがすごく興味深かった。

アダルトサイト使っての詐欺のシーンで、男どもが(カモが)
かかった!と雄たけびを上げるシーンにはこちらも爆笑。

そういえば最近見た映画、 パリ十三区
こちらでも、SNSとネットのアダルトサイトが重要な
キーワードとなっています。

孤独な女性の主人公が、SNSでのトラブルの元となった
女性とアダルトサイトで友達となる。
面白いのは、こちらは友情から純愛に昇華される。

詐欺と純愛、どちらの世界もリアルだけでなくネットでも成立しえる。
つまり、いまや文学や映画でもネットを避けて通ることはできない。
ネットやSNSこそがリアルだから。

そういえば、あるお客さんのお店行くと、なんかずーっと
パソコン使ってネットでチャカチャカやってるな。

キチンとしたカリキュラムで学んだほうがよい

ITパスポートの勉強をしています。

テクノロジー系のパートに入って、プログラム言語やハードウェア、
ソフトウエアなどを学んでいるのですが、へーの連発。
聞くと、さほど複雑なことではありませんが、それだけに
こんなこと知らなかったのかと。

やはりパソコンやIT、ネットなどについて使いこなしたい
のならば、これくらいは知らないと何ともならない。
そんなことを思う。

そしてテキスト等を使って勉強しているのは〇AC。
いろんな資格の専門学校、カリキュラムもしっかりしています。

ワタシくらいの年齢でいまさらと感じないこともありませんが、
なぜそんなことを始めたのか。
結局、まわりのにいる、詳しいとされる人の話がイマイチだから。

仕事でパソコンや周辺機器を入れ替えるときに、いろんな話をしてみます。
けど、なんか聞いてて腹に落ちない。
またパソコンについて詳しい人に質問してみる。
そうすると要領を得ない話が返ってくることも少なくない。

専門家は本当に専門家なのか、詳しい強いといわれる人は本当に
そうなのか。結局のところ、自分がある程度「それ」を評価できるように
ならないと仕方がない。
そういった結論にたどり着く。

これ過去にも経験しています。
例えば年金博士と自称している人が、実はほとんど制度を理解していない。
エコノミストが、マクロ経済の基本的なことさえ知らない。

こういった経験からも、専門家が本当に専門家かどうか判定するのは
自分がある程度詳しくなるしか仕方がない。
そしてそうならないと、根拠薄弱や間違ったな理屈に
振り回されてしまうことになる。
ゆえに自分で学んだり調べたりするのです。

そういったとき、やはりキチンとしたカリキュラムがあるのなら
それに乗っかった方が早い。

そういえば税理士試験でいつまでたっても結果が出ない人など
見てきたときも、同じことを感じました。
もっとカリキュラムに素直に乗っかった方が、早く結果が
ともなうと思うのに・・

こちらで支払いの手続きしようか思案中

5月になって、従業員やアルバイトを雇っているところには
令和4年度の住民税の特別徴収の納付者や書類が届きいてます。

一部は、給与支払報告書を電子で提出し、特別徴収関係の書類も
電子データでもらったりしていますが、基本はいまのところどこも
紙ベースです。

これ、ほとんどの場合こちらがやることはないのですが、
それでも書類を見せられて、相談されることもある。
が、もう話を聞くだけでめんどくさい。

とくに仕事の合間に、納付の手続きをやって、かつ現場を走り回って
いる経営者だったりすると、気の毒にさえ思えてしまいます。

そういっためんどくさい、手間のかかる作業に時間がとられるのを
見ていて、最近こんなことを思ってます。

総務や経理担当者がいないようなところは、ダイレクト納付の手続きを
やっておいてこちらで納付の続きをとってしまおうかなと。

住民税の特別徴収、また源泉所得税の半期納付くらいの金額なら
メインバンクを指定しておけば、よほど落ちないなんてことはない。
なのでこちらで作業をやってしまい「来月の10日に〇〇〇〇〇円落とすから」
これを伝えるだけにする。

本当のところは、お客さんのお金に触れたくはないのですが、
なんか忙しそうにしていて、細かい納税手続きに追われているのを
見ていると、もー、こっちでやっとくから。
これで済ましてあげるのが親切なのかなと。

もちろん法人税や消費税など、イレギュラーで税額が
かさみそうなものは別としてですけれど。

他の税理士、会計事務所はどうなのでしょう。
手間なんだけど、やはりお金にかかわることなので、あくまでも
お客さんにやってもいます?
それともサービスとして取り組むべし?

どっちなんだろか。

税金は滞納しない方がよい

例の4630万円の誤送金についてはほぼ取り戻すことができたとか。
へーと思いつつ、帰宅して新聞をよく読むと、このお金を持ち逃げしようと
した人は、町税を滞納していた。

そこを糸口にして、滞納税金の徴収に関するテクや犯罪資金の
マネーロンダリングに対する法律を駆使しての回収劇。

この場合これだけ大々的に報道されてしまうと、送金された銀行なども
見過ごすわけにはいかない。従わざるを得ないのでしょうね。
ただやはり、回収主体が権力をもっているからこそできた。

それにしてもつまらん税金の滞納などがなければ、
またお金を逃がすにしても、もう少し知恵があればまた違った
展開にはなったのだと思います。

それはともかく、この騒動から庶民が学ぶべき知恵。

税金は滞納しないこと。
これでしょうか。

基礎からわかるインボイス

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エッサムで作ってもらいました。
インボイスの小冊子、事務所名入り。

インボイス番号の登録をやっていくにあたって、いくら口で説明しても
皆さん、耳に入っていかない。
手元へ冊子という形ならば、いやでも読んでくれる。

税務署のリーフレットをプリントアウトしてもやってみたのですが、
ほぼ読まれていない。
捨てられるか、どこかへ行ってしまう。

事務所名が入っていると、私の顧問先なら
さすがに捨てにくい
これを期待してのもの。

さあ、3月決算が終わったら、そろそろ取り掛からないと。

税理士法の裏道を知るのは・・

税理士法の改正があって、懲戒逃れをする税理士に対して網が
かけられることとなりました。
日税連の出してる税理士界見ていたら、出ていたのがこちら。

税理士等に対する税理士法に基づく調査環境が変わります!

ようするに処分される前に、辞められてしまうと
国税の方も手の出しようがなかった。
その後ほとぼりが冷めたころ、再登録するという裏技を使う
連中がいたのです。

改正では「元税理士」であっても懲戒の対象とすることができるとされた。
そしてそれで前科が付けば、その内容によっては税理士会での方で
再登録を却下することができる。
これによって悪さする税理士に対するけん制になるというわけです。

それにしてもそんなことする税理士がいること自体、この改正が行われる
まで知りませんでした。多くの税理士がそうでしょ。

でもこんなマニアックな方法で懲戒逃れるするなんて考えるのは
むしろ国税OBではないかなと思う。普通は知らない。
そういった意味では、不良の元同僚を追っかけるようなものではないか
そんな気もする。

法律家や専門家に相談するということ

皆さん、質問や相談をされるのは結構ですが
自分の知りたいことだけをただ聞かれても答えようがない。
このことを理解している人は存外少ない。

それは前提条件や、どういったことをこれからするかによって
でてくる結果が当然に変わるから。

ふう。
聞きたいことだけを聞く人は、困ったことに「いいところだけ」聞いて
「まずいところ」や「危ないこと」の説明は聞いてない。
聞いても忘れてしまう。

なぜあれほど、都合のいい脳みそとなるのかは謎でしかない。

最近コンピュータを勉強し始めて思います。
機械はいい。
なぜなら人間ほどめんどくさくない。

動かないには理由がある、使えないのには理由がある。
人間には必ずしも理由がない。

不条理ゆへに我信ず。
そんな心持になるのは、まだ100年はかかるオレには。

XML方式

XML(Extensible Markup Language)は、インターネット上でのデータ交換を
効率よく行うために考案された構造記述言語。XMLはHTMLのように使用できる
タグは決まっておらず、ユーザーが独自のタグを定義して使用できます。
これにより業務要件にあったXMLデータ形式を定義し、企業間などでの
やり取りが容易になります。

ITパスポートのテキストに出てくる説明。

e-taxを使いなが、それのデータ形式についてまるで知らなかったワタシ。
それについて調べて知ったのが、給与支払報告書を電子提出をしようと
思い立ってから。

しかし仕事を電子化し、お客さんへ情報提供するためにはそういった
基本的なことも知って、ある程度は説明できるようにしておく必要もある。
納税者のITC化へのサポートということはそういったことでしょう。

今回XMLについて知ったのは、マークアップ言語であって
HTML(ホームページ記述用の言語)の親戚であるということです。

e-taxが、集計や検算機能をもたず、たんなるワープロに過ぎない理由も
それが理由。もともと複雑な作業ができるようにはなっていない。
基本的にネット上で、決まった形式へ押し込んで、ただ送るだけの
ものと考えればいい。

それ以外にも、機械語(数字のみ)、高水準言語(Java、C言語)
スクリプト言語(Python、JavaScript)といったプログラム言語の
意味も今回初めて知りました。

へー、へー、なんでも勉強ですな。

睡眠の質を高めるチョコ


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最近のマイブーム。
睡眠の質を高める、メンタルバランスチョコレート。

いえること。
間違いなく疲れてる。

ハガキで済ませればよかったか

昨日は所属している税理士会支部の総会でした。

最近付き合いは無視しているのですが、一応出席して
議決権を行使してきました。もちろんすべて賛成で。

税理士会の会合に集まって感じるのは、なんというか
時代遅れ感は否めない。

支部活動の活性化というをしきりにいっているのですが、
そもそも集まるな、義理は欠いてよいというのがいまの社会の方向性。
するなら最低限のことでよい、これが正しいのではないかなと。

それと税理士法にICT化に関することが加わったということも
いっていましたが、これもようはテレワークなども視野に入れてのこと。
事務所という単位に、皆が集まって仕事をする時代ではない。

集まらずとも仕事はできる、直接会う必要もない。
むしろ集まって親しく会話したら、ウィルスに感染してしまう。
握手しても、手洗いに消毒しなければならず、
仲良くするなということでしょう。

税理士会の会務という昔ながらの活動の古臭さ。
皆で集まって、ゴルフをして飲み明かす。
ときどき今の税制について議論する。

集まって、異議なし、異議なし、めでたい、飲み会だ。
何か意味があるのだろうか。

しょせんアルゴリズムの世界

新聞読んでて目についた記事。
旅先はスマホの中。

航空会社の取り組み、メタバースによる旅行のために
仮想空間へ京都、二条城を再現化するとか。
その体験をもとに、現実の旅行需要に結びつけるもくろみのようです。

しかしそんなんで旅行に行きたくなるか?
個人的にはあり得ないと思う。

最近コンピュータをいろいろ勉強し始めてこんなことを感じる。
しょせん、どこまでいってもアルゴリズムの世界。
人間の生活や現実の世界、宇宙を再現するなど不可能。

メタ空間、ようするにどこかにあるサーバーの中でドタバタ
やってるだけで、クラッシュしたり、電源が落ちれば消滅して終わり。

デジタルはどこまでいってもデジタルで、どれだけ
精緻にしようとも、やはりアナログにはならない。
もちろん人間など造れない。

ITやIAの進展に伴って、夢のある話がいっぱい出てきても
よーく聞いたり、調べると、存外その原始的なことに驚いてしまう。
結局は0と1の世界です、どれほど早く処理し、大量に記憶ができるにしても。

クラウドにアクセスし、二条城に行った気になる。
なんという牧歌的な。ある意味単純な。
テクノロジーの進化は、人間の痴呆化と表裏の関係に
あるような気がする今日この頃。

インボイスで少しだけよさそうなこと

会社が支出した修繕費の中身を知りたくて、請求書を見せてもらいました。

改修工事一式

これじゃ何を改修したのかぜんぜん分からない。
もう少しきちっとした明細を出してもらうように、経理担当者には
お願いしておきました。

中小零細の発行する、請求書や領収書などが、ずさんなのは
いまに始まったことではない。

しかし、これインボイスが始まったら少しは改善がされるのでしょうか。
上記のような記載内容では、とてもインボイスとしての要件を
満たしているとは思えない。

まあ、税務の現場で即ダメ出しされることはないと思いますけど。
それでもやはり「証明書」を兼ねるわけだし、
工事一式とかはやめて欲しい。

あと雑貨だの、品代などの但し書きも。
もちろん上様、領収書などもってのほか。

インボイスが始まれば、もう少し皆さん、請求書や領収書をじっくり
見るようになるから、少しは改善されるでしょう。
・・多分。

8割方はもっともだと思う

法人が税務調査を受ける。

調査官が、この費用ですがホントは個人で負担すべき
ものではないですか。なので社長の給料ですね。

とか

社長の奥さんの給料、役員でもないのに高すぎないですか。

こんな指摘を受けることが、普通にあります。

で、調査を受ける税理士の側からいわせると
もっともだよな
と思わざるをえない指摘が、おおむね8割方を占めている
これが偽らざる心理だと思います。

そして実際にそうです。
調査官の指摘事項というのは、まれに無理筋なこともありますが
それよりも、まともな ことの方が多いのです。

ただ報酬をもらっているお客さんを前にして
そうだ!そうだ! と同調するわけにはいかないので
内心はともかく、何とか屁理屈で言い負かそうと奮闘するのです。

しかし困ったことに、ホンネの部分は納得してしまっているので
正直だけが取り柄のワタシのような税理士は、心理的葛藤の中
戦わざるをえない。
かりにごねて認めさせても、非常に疲れてしまうのです。

他の税理士さんはどうか分かりません。
が、本当のところワタシと同じ心理状態、感情を抱えながら
おそらく税務調査を受けているのでしょう。

税務調査に特化した会計事務所や税理士という存在があります。
あの人たちは、そういった感情をもたずにやっているのだろうか。
それとも悪いことした人でも弁護士は必要という割り切りで
やっているのだろうか。

それにしても嫌がられることを指摘する調査官も大変だが
もっともだよなと思いつつ対応する税理士も大変なのだ。

なので、あんまり無理なお願いはしないでください。
サンドバック役であっても、人間なのでね。

電子納税は電子申告とセットで考える

この3月決算法人で、すでに申告を済ませてしまったところ
地方税の納税情報の依頼手続きをやって見せる。

やって見せるというほどの手続きでなく、引っ張ってくるのが
eLTAXの電子申告の情報というだけです。

e−taxならば申告すれば自動的に納税依頼発行されるのが、
eLTAXはこちらから動かないといけない、それだけの違い。

センセ紙の納付書でお願いします。
次回からは、電子で納税するように頑張ります。
こういっているところは、次回も紙を要求する可能性が高い。

もう、無理やり「出さない」「渡さない」これで行こうかなと。
ただ直接顔をあわせると、あの懇願するような目に負けてしまう・・

しかしまあ、電子で申告したら、納税も電子でするべき。
DX以前の問題ではないだろか。

つらい、苦しい、ほぼそれへの対応で終始する

介護のお客さんと、お医者さんについての話がでました。
介護事業ならば、当然にお医者さんとのお付き合いが普通にあるので
自然と収入や仕事への感想を聞いてみた。

お医者さんですが、私はあまりやりたくないですね。

低い介護報酬でやりくりしている事業を考えると、
うらやましいという話がでるのかと思っていたので意外。

何でです、エリートで収入も高いじゃないですか。

だって、つらい、苦しい、そんな人ばかりやってくるですよ。
朝から晩まで。
私元気なんです、みたいな人は一人も来ない。

確かに。

私ならば、そんな話をずっと聞き続けたら、
自分が病気になってしまいます。

なるほどなと思いました。
そんなうらやましい仕事ではないというのは合点がいった。

勤務医の年収が1400万〜1800万円くらいが平均。
そんな話を聞いて、上記の話を思い出す。
思いのほか安いし、それでいて精神的にはきつい。

いまの子供たちの夢ユーチューバー。
正しいかもしれない。

やはりタブレットを買おう

今日は午後から税務相談の担当です。
最近は税務に関する書籍を持ち込むこともなく、モバイルパソコンを
もって行って相談を受けています。

調べものするのに、さすがにスマホでは画面が小さくて
やりにくい。その点はパソコンの方がやりやすい。

ただ調べものをしながら、相談者に見せるときに
視認性がいまひとつ。地図や路線価を見せるときには、
移動や拡大などが容易な方がよい。

また国税などの解説などの画面で強調したいときには
マーカーなどを画面上で引いて見せたい。
ついでにその画面を写して、その場で相談者のスマホなどに
送信したりなどもしたい。

こんなようなことを考えると、やはりタブレットが欲しくなる。
いろいろ調べると、とにかく最近のタブレットは機能性が高い。
ばら売りのキーボード付ければ、出先からのリモートで仕事もパソコンと
変わらずにできる(はず)。

もう4年前になりますが、スマホを買ったときにタブレットも買ったのですが
スマホ+パソコンで十分と思って、人にあげてしまいました。
しかしやはりタブレットも必要かなと、最近は感じてる。

パソコンと同期して2画面として使えたり、メモ帳代わりに使えたり
デザリングの端末として使えるなど、極めて拡張性も高い。
やはり持っておいた方がいいかなと。

軽減税率だろうとたかをくくっていると

一昨日書いたように、食料品に「みりん」が入っていると
税率が10%の部分が出てくるので注意が必要。
そして有料のレジ袋はこれも税率は10%。

これくらいかなと思いつつ、飲食業のお客さんの会計データの
消費税チックをしていると、これが食料品であっても結構10%が紛れ込んでる。
運賃が別請求だったり、あとは梱包資材を加えてあったり。

そうかこれ8%で処理しちゃいけなかったか。
ただまあ普段それほど請求書をまじまじと見ないので
気が付きませんでした。

それに加え、今度はなんでこれ8%じゃなくて10%になっているの?
こんなのも発見してしまいます。
いまさら再発行してくれともいえないので、10%と書いてある
領収書でも課税仕入8%で処理などということも発生。

こういった作業をやりながら思いました。
あまり熱心に見てしまってはダメだなと。

手が止まり、その都度考えこんでしまって決算が終わらない。
いつまでも。

ふう。

不動産の小口化商品

最近売り込み増えたのが、不動産を小口化した商品。
たとえば10億円の不動産を100口に分けて、それを1千万円で販売をする。

管理運営はプロに任せて、そこから上がる収益をその口数に按分
して買った人に配当する。
実質的に不動産を所有しているのと一緒というわけ。

一応、セールストークとしては少ない投資金額で、優良な不動産で
資産運用するということです建前は。

しかし問題はその1000万円で買った小口化された不動産(の証券)は
相続税申告するときは300万円くらいに圧縮される。
なぜなら不動産の所有と同じなので、財産評価通達によるべきとされるから。

いまのところこの手の話を熱心に持ってくるのは銀行。
ですが我々税理士のところにも、お客さん紹介してくれというのはよく来ます。
ご同業の皆さん売っているのでしょうか。

不動産の小口化商品、なんのことはない、タワーマンション節税の
小型版ということです。ロットが小さいので税務署も指摘しにくい。

そのうちの目に余るようになってダメ出しされるのでしょう。
あとはそれがいつ頃くらいになるのか。
ワタシは令和6年の税制改正と予想。
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