いしだ会計の日記

西三河の開業税理士の日記です。

2022年09月

そうか、あと1年か

今日は9月30日、ということはインボイス制度開始の1年と1日前。

しばらく前の報道では、今現在消費税の課税事業者となっている
事業者の3分の1ほどしか登録しておらず、国税も焦っているとか。
直前に免税事業者がなだれ込んでくることを考えると
そりゃそうだよなと。

ワタシのところは、数が少ないこともあって、課税事業者のところは
だいたいインボイス番号取得してしまいました。
後は年一決算のところで、申告時に確認するところくらい。

それにしてもなぜこれほど進んでいないのか。
税理士関与ならとっくに終わっていてもいい気もする。

やらなきゃいけないことは、ささっと終わらせましょう。
まだ改正があるかもなどと考えてはいけません。

それよりもスキャナ読込してのイメージデータ保存だと
原則としてインボイスの要件は満たさないことになるのですよね。
そちらをどうしたもんかと思案中。

紙捨てちゃっても、いきなりダメ出しはされないですよね。

オタクは電子帳簿法に対応していますか

といったアンケートを銀行から渡されたのですが、これって
やらなければいけないのですか。

来たな銀行。
ビジネスチャンスと思えば何でも食いつく。

アンケートをとって、対応してない、よく分からないというのが
戻ってきたら営業がやってきて、何かを売り込まれる。
こちらのお客さんインボイスについてはすでに準備済なので、
次はこれだということのでしょう。

法律の改正はさまざまなビジネスチャンスを生む。
それにより税理士の業界も成り立っているところはある。

けれど、国民や納税者、会社のことを考えてくれて
動いてくれているとは限らない。
その点確実に短期の利益に走るのがいまや銀行という業態。
どんな提案も話半分に聞くのが正しい対応といえる。

だいいち、この領収書の束を毎度ドカッともってくる人を
どう指導できるのか、オレが教わりたいぞ。

税務6法を捨てる

本日、税務6法を捨てました。
もっとも令和3年版でしたけど。

あわせて本棚からはみ出していた、逐条解説のうち年度が
古いものはすべて処分することにした。
これからは年間通じて、1回も開くことのない本はすべて処分し
買わないようにすることにします。

また税務通信のように、一応紙でとらないと読まないようなものは
とり続けるににしろ、読んだら処分することにする。
電子版で過去記事検索できるものは、とっておいても仕方ない。

紙をなくす、これをやっていくにあたっては、
預かる資料だけでなく、それ以外の「すべての紙」を減らすことだと
最近は考えるようになりました。

もともとは本棚に入る分しか、仕事の本は買わないと決めていたのが
いつしか、はみ出してまでコレクションしている自分がいる。
これではダメだなと。

ペーパーレス化を阻むのは、自分自身の価値観にある。
それを捨てることによって、変えていくことにします。

JSON形式?

全件データファイルの提供再開

適格請求書発行事業者のサイトで、何かすったもんだがあったらしい
というのは分かりましたが、最初何のことか分かりませんでした。

公表情報ダウンロード

ようするにこちらで、ダウンロードすると氏名だけでなく住所、事業所所在地
屋号や通称などという、できればさらしたくないことまで出てきてしまう。
それはまずいということのようです。

結局必要なら番号で検索すればいい、そういったことなのでしょう。
ちなみに私のT1810803418082で検索すると、名前と屋号、
事務所の所在地が表示される。

ところでこの公表サイトで気になったのはむしろこちら。
提供データのJSON形式

CSV、XMLは今現在申告等で使われている一般的なデータ形式
なのですが、このJSON形式というのは初めて見る。
これにはどういった意味があるのでしょうか。

個人的にはこちらの方が気になる。
XMLより新しい言語で、視覚的にも理解しやすいとか。
確かマーアップ言語の一種で、異なったプログラム言語の
データのやり取りに適していたように教わった覚えが。

どういう理由で、目的は何か。
将来のデジタル行政に関する何かの布石とか。
分かる人は教えて。

国税を騙ったフィッシングメール

お客さんからメールがあって、しばらく前にブログに書いた
国税を騙ったフィッシングメールについての質問。

税務署からの【未払い税金のお知らせ】


普通なら引っかからないような内容なのですが、
人間何か思い当たるものがあると、引っかかりやすくなる。

このお客さんの場合、消費税の中間の納税が9月にある。
多分細かい日にちまで覚えていないので、残高不足で落ちなかった?
これが頭に浮かんでのことだと思われます。

もちろん税目や金額だったり、納付の指定日だったり
冷静に考えればおかしいこと分かるのでしょうが、
どこか気持ちにスキができるのも確か。

これ、所得税の予定納税が毎年あるような人なども
罠にかかる可能性があるでしょう。

とにかくいえるのは、国税がメールやショートメールで
直接督促するなどということはありえない。
これだけしっかり覚えておけばよい。

しかしなかなかに抜け目ない。
税務署を騙れば、たいていの人がびっくりすることを良く知ってる
からこそ使える手ですから。

秋の夜にこんなこと思う

9月ももうすぐ終わり。

そういえば昨年の今頃、一昨年の今頃は日本酒の空瓶を大量に
積み上げながら、SAKE DIPOLOM の2次試験対策をやってました。

さらにその前年はワインエキスパート
とにかくこちらも酒瓶をひたすら空にしてトレーニングをやっていた。

そして今年はIT。
ITパスポート、情報セキュリティ。
3年間酒瓶を空にして、今度はコンピュータやアルゴリズム

人間それなりに長くやっていても、好奇心というのは
枯渇しないものだなと、つくづく思う。

知れば知るほど、他にもっと知りたいもの
探求したい、もっといえば単純に驚きたい、へーといいたい
ものがどんどんと増えてくる。

そして思う。
人生って、みじけーな。

アバター 3D



アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター
を見てきました。

13年前、映画館で上映されたときは、毛嫌いして見ていませんでした。

大ヒット上映、コンピュータグラフィック、3D、
古いタイプの映画マニアは、キーワードだけで見たくない。
しかし今回映画館で3Dで見て思う、やっぱ食わず嫌いはダメだなと。

話しそのものは単純で、予定調和そのものといっていいでしょう。
けどその映像の技術はいま見ても素晴らしい。
アバターで大木の上を走り回り、翼竜の乗って空を飛びる、
これを3Dで体験することに意味がある。

おそらくこれ、普通のクリエイターなら衝撃を受けると思う。
それくらい現在でも新鮮です。

もちろん3Dの映画を見たことがない分けではありません。
けどほとんどの場合、こんなもんかなというのが正直なところ。
この映画は3Dの世界観で見せるように緻密に製作されている。
キャラクターも、コンテもカット割りも。

ふとこれ見てこんなことを考える。
これならまた映画館に人がよべるのではと。
さすがにいまのテレビでこれの再現は無理。
もちろんスマホ、パソコンではなおさら。

観客が減る一方、高齢化も著しい映画館という場所の
活性化の起爆剤にならないか。

ゲートウェイというブラックボックス

昨日事務所のパートさんから、Wi-Fiにつながらないといわれました。
何か接続についてデバイス設定しているのではと。

はて?
そんなことしていないし、自分のスマホを見てみると
認識しているし、つながっている。おかしいなと。

聞いてみると、昼休みの時間に、子供さんの関係でゲームのサイトに
アクセスしようとしたところつながらない。
周波数帯が違う2つを切り替えたりしてみても同じ。
なぜだろうかなと。

うーん・・
そうだ、Wi-Fiじゃなくて、こっちじゃないかなと。

このゲートウェイ、外から入ってくるパケットをフィルタリングして
危なそうなものはブロックしてくれる。
そしてこのブロックは、内から外に対してもブロックするようになってます。

不審者が事務所のLANに不正アクセスするのを防ぐとともに、
内部の人間が怪しいサイトや仕事に関係ないサイトにアクセスする
のにもブロックするように設定されている。
おそらくゲームのサイトということで、それに反応してブロック
しているのではないか、そんな会話をしたのでありました。

そこでふと年初からの困った事象のことを思い出す。
あるお客さんへのメールがこちらから届かない、そういった事象が生じていた。

メールをやり取りしていてどうも話がかみ合わない。
おかしいなと思ってやり取り続けたのですが、ワタシの方が怒って
嚙みついたところ、メールが届いていないとのこと。

その理由が分からない、ただもらったメールにそのまま返信した場合
届いていないようなので、そのお客さんだけアドレスをいちいちコピペして
打ち込むようにやり方を変えました

そのときにふと、新しく入れたゲートウェイのことが一瞬頭に浮かんだ
のですが、アドレスの表記を変えると送信される、めんどくさいが
仕事に問題ないので忘れていました。

このゲートウェイ、ランサムウェアが騒がれて、中小零細にもセキュリティ対策が
必要であるということで、導入の必要性が説かれてる。
でも困ったことに、設定そのものはユーザーの方でいじるのは難しい。

話を聞くとネットでつながることで、フィルタリングするための
情報は日々進化しているもよう。賢くなって我々を危険から遠ざけるために
常に見張ってくれている。

が、それがどういったアルゴリズムで、どういう手法(パケットをフィルタリング
しているらしい、くれくらいしか分からない)で行われているのかは謎のまま。
何をブロックし、何をスルーしてくれているのか、そこの部分は丸投げする
それしか方法がないのです。

テクノロジーの進化というのはすさまじい。
そんなこと感じていましたが、自分で勉強を始めさらにそう思うようになりました。
実際にそのテクノロジーに関わっている当事者ですら、ついていけていない。
ようするにブラックボックス化してしまっている。

このブラックボックス化したテクノロジーが、国家をあげて推奨されて
あちこちのシステムに埋め込まれている。
いまさら後戻りはできないことを知りつつも、いいんだろうかなどと
ふと思ってしまうワタシなのでありました。

手書きの帳簿がなつかしい・・

オーナーがお金持ってる人に代わる場合

コロナに関する影響が、本格的に出てくるのがむしろこれからと
考えられるのが中小零細企業です。廃業、倒産、夜逃げもこれからが本番。

そんな危機的状況がこれからというなか、いや危機的状況がこれからと
いうことで、活発化してきそうなのが事業譲渡やM&A。
ワタシのように、あまり興味がない税理士の周りでもチラホラ。

不思議なのが、大赤の欠損会社や将来性がまるであるとは思えない
じり貧の会社を買うような、奇特な人が少なからずいる。
やめといた方がいいんじゃないと思うようなところへお金を突っ込む。

まあそのこと自体は、その人の目利き力やビジネスに関する価値観なので
それはそれでいいのですが、貧乏な会社を買うとき気を付けないといけない
のが、金がない人間からある人間に代わる場合の危険性についてです。

それまでブラックな労働条件で未払い残業が沢山生じていても、会社が左前で
支払い能力がない。ゆえに訴えられない、そんな例は沢山ある。
それがお金持った人のオーナーが変わった瞬間にとりに来る、
これよくある事象です。

あとワタシが目にした事例では、オーナーが変わって支払い能力が会社に発生した
とたん、大量の領収書をもってくるそんな例も。
人はとれそうなところを見つけると、とことんそこを攻めてくる。

以前、コロナによる営業自粛による従業員の休業補償の対象が広がったとき
本来なら対象でなかったアルバイト、パートが騒いだ時がありました。

ワタシの意見、いくらお金が欲しくとも会社が存亡の危機にそんな
個人的な金銭欲、それもそう大きな金でないものをクレクレなど
という人間などいるわけない。

それをいったら、会社の総務の人に真っ向否定されました。
センセ、人が良すぎ、クレクレいう人間ばっかです。
そのときのショックはいまでも覚えてます。

そうか、人は金がもらえそうならば、それが道徳的に問題があっても
見苦しくあろうとも、とりに来るらしい。
むしろ火事場泥棒こそが普通らしい。

事業譲渡、M&Aは直接的な火事ではありませんけど、
ある意味普通の状況ではない。
くれぐれも火傷をしないよう、つらい勉強をしないで済むよう
お祈り申し上げる次第なのです。

公庫よオタクもか

銀行がコロナ融資に関して、不正をやっていることは新聞ネタになりましたが
政策公庫でも問題融資が少なからずあったもよう。

財務省、日本公庫を検査へ ゼロゼロ融資不正の実態把握

ユルユルなお金は様々なところでモラルハザードを生む。
そういったことなのでしょう。

イメージデータで決算書はなぜダメなのか

先日相続税の電子申告のお願いを税務署からされたとき、
資産税の統括官にもかかわらず、法人税の申告についても話がでました。

法人税申告の電子対応はされていますが、決算書の提出は
郵送でされています。どうしてですか?

ワタシが使っている〇法陣は、決算書のXBRLの読込に対応しておらず
国税のe-taxで提出するしかない。ところがこれの出来が極め付きで悪い。
その手間を考えると、郵送してしまった方が早いから、そう回答しました。

この対応をしている税理士は多いはず。
たしか一人税理士で有名な井ノ上センセも、法人の決算書は
郵送だったかと思う。

けど不思議なのは、なぜイメージ提出を拒むのでしょうか。
結局、郵送されてきたものを、あらためて税務署員が手作業で
データ入力しているはず。ならイメージでも問題ないはずではないか
そう思っている税理士は多いでしょう。

それにしても、毎度国税提供のe-taxシステム使ってみて思います。
何という使い勝手の悪さ、ヒューマンインターフェイスなどという
概念などまるで存在しない。

だからベンダーソフトなのでしょうが、そうはいっても限界はある。
これだけいろんなものが、年がら年中改正があり、追加、変更があれば
それについていくのが大変で、拡張性をもたせる余裕などない。

しかもそのデータを乗せるべきシステムが、繰り返しになりますが
ちょー出来が悪い。

なら国税側が、少し納税者や税理士側に歩み寄るべきでしょう。
オレの意見は間違っているのでしょうか?

相続税の電子申告、第1号

を本日行いました。
あわせて準確定申告も、こちらも電子申告ですが第2号。

添付書類は、すでに紙での提出用に製本済でしたので
今回は郵送としました。

ただ準確定申告の電子申告で、イメージ提出の方法については
だいたい分かるので何とかなりそうかなと。

もっともボリュームが大きいときにどうするか、それでも
最大11回までの追加が可能なので、それも何とかなるかなと。

次からは、お客さんの控えをコピーするときに
イメージ提出のことを考えながらやることにします。
せっかくならばすべて電子で済ませたい。

またお客さんや事務所の控えについても、添付書類は
イメージデータによる保管にしていきたい。
ご同業の皆さまはどうされているのでしょう。

相続のあの分厚い資料を紙のまま保管しておくと、あっという間に
書庫等がいっぱいになってしまうでしょう。
相続専門などというところは、いったいどうやっているのでしょう。

最近はこんな本を読んでます

IMG_2609しばらく前までは、読んでも
ちんぷんかんぷんでした。

それでもいまは6、7割程度は
理解できます。

ただやはり、ITの実務家向きに
書かれているので素人には
ハードル高いです。

税務署からの【未払い税金のお知らせ】

フィッシングメールは別にめずらしくもないのですが、
最近「国税庁」の名をかたったのが来るようになった。

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。

もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの権など の差押処分に着手致します。

  • 確認番号:****8160
  • 滯納金合計:40000
  • 納付期限: 2022/09/17
  • 最終期限: 2022/09/17 (支払期日の延長不可) 
仕事柄やはり気になる。
どれくらいの人が引っかかるのでしょうか。

当然ながら国税は滞納税額の催促を、メール
ショートメールですることはありません。

不審なショートメッセージやメールにご注意ください

IPアドレスからIPv6

グローバルIPアドレスって、どういった仕組みで管理されているの?

Wi-Fiを取り付けてもらったときに聞いてみましたが、
その人はよく知らないようだったので、自分で調べてみました。

ICANNという非営利の法人が管理していて、そこから世界の各地、
国、IPS(インターネット・プロパイダー・サービス)という階層構造に
なっていて、それぞれにIPアドレスが割り当てられる。

そしてその割り当てられたIPアドレスを、各プロパイダーが
ユーザーに割り当て、回収の作業をやっている。

聞いた話では、この割り当てられたIPアドレスが、ネット社会の
進展ともに不足していて、実際のプロパイダーが保有している
割り当て数自体が足らなくなってきて困っているらしいです。

そこで出てくるのがIPv4からIPv6へ。

いままで使われていたグローバルIPアドレスは、0から255
までの数字の4つの組み合わせなのですが、それでは絶対数が
足らないのでそれを6つに増やした新しい規格のことで、
そうすることによってほぼ無限に近いIPアドレスが組成できる。

ただ理論上はそうでも、いままで使っていたインフラや機材がすぐに
それに対応できる分けではなく、いまのところはv4の仕組みに
v6の規格を押し込むことによって、運用されているとのこと。

しばらく前までは、v4とv6について互換性がなくて使えなかった
らしいですが、それがNTTかどこかの技術開発により、v4の規格と
v6の規格に互換性をもたせることが可能になった。

こちらは昨日聞いた情報(ウラはとってません)では、Googleなどは
v6でシステムが開発されていて、将来的にはそちらの方向に流れて
いくのではと、その情報提供の人の意見でした。

ふう。
ITの勉強始めたのはいいのですが、今度はそれに関して
どこまでいっても切りがない、終わりがない。
さらに日々新しい技術や概念が次々に登場し、学ぶべきことや
知らないといけないことが増殖していく。

これ毎年膨れ上がる税法の比ではない。
この世界で生きていく人も大変なのだなと、勉強し調べて思う
ワタシなのでありました。

Wi-Fi 6

IMG_2604遅ればせながらWi-Fiを
設置しました。

この6というのはWi-Fiの
最新のバージョン。

WPA3対応ということで、こちらも
最新のセキュリティ技術です。

Wi-Fi無いの?

事務所の来客者からいわれて
ありません、といっていたのが、
最新のがあります、とこれで
答えることができる。

ITパスポート試験の合格証

IMG_2602が、昨日届きました。

合格そのものは、試験受けて
すぐに分かっていましたが。


電子申告のイメージ提出

相続税申告をとりあえず電子で1件やってみることにしました。

その準備の過程で分かったこと、ワタシが使っている〇法陣は、
令和4年の相続発生の事案については、新しい4年度版がでないと読込ができない。
つまり令和4年の相続税申告は、9月20日の新しいバージョンがでないと
申告ができない。とほほ。

令和3年度版で4年を打ち込んでも、読み込みできるようにしてくれと
当然に、〇ンドに文句いっておきましたが・・

あと相続税申告を電子で行うとすると、あの大量の添付書類をどうやって
提出するかも考えないといけない。
せっかく電子なので郵送はしたくないのです。

イメージデータで提出可能な添付書類(相続税申告)

1回の送信で、136のファイルを8Mまで送れるのですが、
皆さんどうやってファイルを送っているのでしょう。

例えば、預貯金の残高証明書、不動産に評価等に係るもの
相続人を明らかにする書類、遺産分割協議書と印鑑証明書、こんな感じで
ファイルを整理して読み込ませて、送信表にいちいち書き込んでいるのでしょうか。

もー、めんどくさいので、まとめてコピーするみたいに読み込ませ
まとめてポン、じゃダメなのか。

皆さんどうやっていますか。
教えてください。
できるだけ手抜きをしたい・・


亡霊化する識別番号を作成する

相続税申告で試しに1件e-taxやってみようと、お客さんにお願いしたところ
OKをもらいました。土曜日のことです。

そこで識別番号をとろうとネットで、開始届を出そうとしたところつながらない。
何度やってもタイムオーバーでエラーが出てしまう。
そこでやる気がなくなって作業中止。
たぶん月曜になれば直ってるんじゃないかなと思いつつ。

で、先ほどやってみたら問題なくつながる。
やれやれ。これe-taxに限らず、e-Govなどでもある。
知らない間におかしくなって、知らない間に直ってる。
その間告知らしいものもなく、放置したまま。

e-taxでぜひお願いします。
e-Govをもっと利用していただいてもらい、電子化をすすめましょう。

この掛け声にのれない、のりにくいのは、そういった使い勝手の
悪さが間違いなくある。
新しいことをするのにあたっては「やる気をくじかない」
これもとても大事なのです。

1回しか利用しないであろう識別番号の取得か・・

使わなくなったID、アドレスの類はそのままにして
おいてはいけない。確実に削除しておくこと。
これネットセキュリティの基本的な考え方。
本人が知らないところで悪用される可能性があるからです。

ところが国税のお願いである相続税申告のための識別番号の取得、
所得税以上に「亡霊化」したまま残る可能性が大。

いいんだろうか本当に。
申告して、すぐに削除・・それもまたなんだかなあ。

ハッキングも中小企業へ

事務所のパソコンを無線LANに変更しようと思いましたが、
いまからは難しいとのことで、あきらめてとらえずWi-Fiだけ
導入することにしました。

そのとき、昨年入れたセキュリティ機器についての話しが出たのですが、
最近それなりに引き合いがあるらしいです。

大企業についてはセキュリティ意識が高くなり、またそれに対する人材も
資金も潤沢にある。対策がすすむとともに、ハッカーの皆さんも
攻撃しにくくなってきている。

そのためセキュリティに対して、わきの甘い、というか
もともと意識の低い中小企業に矛先を変えてきているという
事象が起こっているのです。

大きい会社のサプライチェーンを担っているような中小ならば
上からの指示でセキュリティ対策が求められ、仕方なく機器を導入したり
するのですが、それでも意識の部分では所詮は中小企業
地雷を踏んで爆死する例も増えてきているらしいです。

つまるとこ、仕組み、システムで防ぐことにしても、
ア〇が一人いれば意味がなくなる。
そういう意味ではやはり教育が大事になってくる。

ということで
情報セキュリティマネジメント 

ふう、それにしても税理士にこんな知識が必要になってくるとは
思ってもいませんでした。
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