今朝の日経の記事、債務不履行リスク先進国も
興味深く読みました。
イギリスの年金基金の危機は、国債にレバレッジ利かせていたから
これが理由だとばかり思ってましたが、それだけではなさそう。
暴落したイギリス国債50年もの、オーストリア100年国債などの話を聞いて
そんなことを思いました。
例えば1.5%の50年物の国債が流通しているときに、金利が3%に上がれば
その差1.5%×50年=75%、単純計算でこれだけの元本の棄損、つまり値下がり
しなければつじつまが合わない。
100年債なら倍になるので、元本部分は0円になる理屈です。
これある意味レバレッジかけているのと同じともいえる。
一般的な10年物の国債の5倍、10倍の。
つまり金利に対する感応度も、5倍、10倍ということになる。
記事によると、イギリス、オーストラリアどちらもダブルA以上の
格付けとなっています。格付けだけでいえば日本より上位。
それでも金利があがれば、価格は半値、3分の1となる。
普段、金利を考えるときは10年物の国債の通流利回りを基準としている。
が気になって、調べてみたら日本の場合は40年物というのが
一番長い償還期間のようです。
ただ発行額はじわじわ増えていている。
また入札状況など調べてみると、金利がここのところずいぶんと
あがってきているもよう。
5月が0.7%ほどだったのに対して、直近は1.5%と倍になってます。
これは何か意味があるのだろうか、金融の素人は考える。
もちろん答えなど出ませんが。
興味深く読みました。
イギリスの年金基金の危機は、国債にレバレッジ利かせていたから
これが理由だとばかり思ってましたが、それだけではなさそう。
暴落したイギリス国債50年もの、オーストリア100年国債などの話を聞いて
そんなことを思いました。
例えば1.5%の50年物の国債が流通しているときに、金利が3%に上がれば
その差1.5%×50年=75%、単純計算でこれだけの元本の棄損、つまり値下がり
しなければつじつまが合わない。
100年債なら倍になるので、元本部分は0円になる理屈です。
これある意味レバレッジかけているのと同じともいえる。
一般的な10年物の国債の5倍、10倍の。
つまり金利に対する感応度も、5倍、10倍ということになる。
記事によると、イギリス、オーストラリアどちらもダブルA以上の
格付けとなっています。格付けだけでいえば日本より上位。
それでも金利があがれば、価格は半値、3分の1となる。
普段、金利を考えるときは10年物の国債の通流利回りを基準としている。
が気になって、調べてみたら日本の場合は40年物というのが
一番長い償還期間のようです。
ただ発行額はじわじわ増えていている。
また入札状況など調べてみると、金利がここのところずいぶんと
あがってきているもよう。
5月が0.7%ほどだったのに対して、直近は1.5%と倍になってます。
これは何か意味があるのだろうか、金融の素人は考える。
もちろん答えなど出ませんが。